交流するとアドSmashWorldTourと世界のスマッシュ
どうも、VGBC所属のわっちです。元々はスマブラDXの選手でしたが…もはや海外に大会を発信するマンとなっております。今回は説明不足でよく分からなくなっているSWTについてと、個人的にこの界隈でしている活動の行動理由みたいなのを書きます。
高速で自己紹介すると、個人でブラウン管を26台保管してスマブラＤＸのオフライン大会を年間130回以上開いてました。見たり遊んだりして楽しいいゲームの大会運営が好きです。（コロナ許さん）
まずSmashWorldTourってなんぞや
SWTはVGBCが中心となって開催している非公式スマブラDX&SPのツアー大会です。世界中の地域を(オンライン通信できる範囲で)分割し、参加制限のないオンライン予選大会を開催しています。基本的にボランティアを中心に開催されているコミュニティ初の全世界規模のツアー大会です。
この大会はコロナが流行る前にオフライン形式で行う予定だったものをオンラインとオフラインのハイブリッド形式に変えて開催したものになります。実は世界のスマブラコミュニティとしては悲願のツアー大会になります、いろんな人のたくさんの感情がのっかってます。複雑なのでそれは今回はおいておきます。
全体で3つのフェイズが存在します。
第一フェイズは地域毎に8〜16名の選手を選出します、日本はアジアという地域区分です、日本から8名、東アジア諸国から8名を選出します。通常のオンライン予選から6名、敗者復活戦トーナメントから2名予選を抜ける事ができます。
第二フェイズは地域毎のオフライン大会となります。16名が集まりここから6名が次のフェイズに勝ち進みます。分配額は未定ですが全体で約660万の賞金が出ます。二種目かつ7地域あるのでちょっとワクワクする割り算ができますね。日本は東京で7月3‐4にオフライン大会を開催予定です
第三フェイズは世界一を決めるオフライン大会となります。世界から選出された32名が歴史上最高額の賞金と世界一の称号をかけて戦います。分配額は未定ですが全体で約1660万の賞金が出ます。（今は円安なのでちょっとお得ですね）海外はアメリカにて12月ごろに開催予定です。
スマブラSPの日本予選について
4/17〜18に開催！現在参加受付中！ 4/17 12:00-22:00(Top32まで進行、終わり次第終了)
4/18 12:00-22:00(Top32＋LCQ)
参加申請はここからできます
締め切りは4/12 23:59まで。必ず有線LAN接続でのオンライン環境が必要で大会参加者は合わせてこちらのDiscordに参加が必要です、参加費は無料です。
大会での対戦相手とのやり取りはSmashggのチャット機能を使います。大会中の疑問点などはDiscordにて受け付けております、英語は勿論のこと当日はバイリンガルなスタッフ様が数名いるので日本語での質問が可能です！狭き門ですが無料で掴める世界一の名誉と歴代最高額の賞金にぜひ挑んでみてもらえればうれしいです。
SWTの開催の理由と展望
SWTは非公式の世界大会です。色んな国の選手が集まるメジャー大会は開催されていますが、全世界の選手を対象にした大会さ数年前から色んな大企業の手を借りて開催しようと努力してきましたが中々実現しませんでした。
世界大会の開催理由簡単に言うと二つありまして
・競技的に遊んでいる選手の為 プロ選手やプロを目指す選手の目標と目的となる大会として作られました。スマブラはEVOで優勝するとスポンサーがつくとよく海外では言われていますが、それは単純に分かりやすく部外者から見ても優勝した選手が世界一だろうと認識される大会だからです。
また賞金額が高いのは『ストリーマー』としてではなく『選手』として稼げる大会がスマブラはない為、還元の意味も込めて運営費やスポンサー費の多くを賞金に回しています。 (金儲けは良くない云々の話は自分にされても困ります、現在も法的に問題ない形式を取っています)
『参加』のしやすさの改善も大切です。今まで有志の世界ランキングを元に大会のシードや招待制大会などを行ってきましたが、世界ランキング自体が海外や強豪選手や参加者が沢山参加する大会で勝たないと乗れないシステムになっています、遠征が頻繁に出来ない若年層や大型の大会がない地域が圧倒的に不利です。国内で実力を証明する事で同時に世界的にも実力の証明のチャンスを得られるのは当たり前の様に思えて難しい事です。
・各地域のコミュニティの認知と活性化の為 本来はオフライン大会を中心に予選を行う予定でしたが世界情勢の為オンラインで行っています。上記の選手と同じくそれぞれの国のコミュニティが認知される機会を作るのが大きい目的の一つでした。国内の上位選手が地方の大会に行くメリットを作る事で国内のコミュニティの活性化を図り、国内の大会を世界に知ってもらう事で視聴者を増やし、選手が自身の実力をPRする場を作りつつ同時にその国の大会やシーンを世界に発信するチャンスを作るわけです。
同時に海外の選手が来日したり、日本の選手が海外に遠征したりする事で大会自体のエンタメ性も上がりますし、大会のランクもそれによってレベルアップする事で今までアメリカにしか無かったいわゆるメジャー級大会が別の国にも生まれるという状況が実現できるかもしれないです。上にも書きましたがより身近で参加しやすい場所で世界への挑戦権を得られるのは良いことです。今回はオンライン開催ということでその国の開催頻度や歴史の長い大会のPRを行っています。日本ではオンライン大会としてタミスマ、オフライン大会としてウメブラとBGWを告知しています(日本は開催や運営協力して頂いてる大会ではなく、単純に告知しているだけです。日本の大会を見たい時に検索するキーワードとして知ってもらい日本の選手に辿り着きやすくしたり…単純に認知度を上げる為にピックアップさせて貰っています)
プロ選手がスポンサーされる理由の多くが広告塔としての役割が大きいと考えています、だからこそ『参加しやすい』PRできる場所が増えるのは大切です。同時に明確なPRの場所を作ることが出来れば選手を目指す人の目標としての役割も持てます。この大会が盛り上がれば盛り上がるほど良いサイクルが回り始めて世界規模でコミュニティ全体が活性化するので沢山の人が奮闘中です。この大会が今後も継続できるかは視聴者や参加者の数で決まります。大会が生きているうちに推してもらえると助かります。
海外との交流に力を入れている理由
GenesisやSuperSmashConのような大会を日本で開きたいから
世界一を決める場所が日本じゃないのなかなか悔しいですし、海外大会で死ぬほど楽しい体験ができたので気軽に体験できるようにしたいなどなど…（正直スマブラSPに関してはほぼ優勝＝世界一の称号の規模と実力だと思ってます）
どうやって開くかって考えたときに実際に開いている海外コミュニティに倣ったほうが具体的な方向性とかわかると思ったので海外とかかわりつつ4年位前からいろいろ活動しています。
何が必要でどうすればいいのかみたいな話はアホほど長くなるのでものすごく雑に書きますが…世界に正しく認知されていることが大事です。現地にいる人はわかっていますが自分が住んでいない地域で何が起こっているかなんてほとんどの人がわかってません。
スマブラを競技的に遊ぶ人間はMkLeoを知ってますが…彼の母国の大会に参加する人はほとんどいませんし、その国での強豪選手などあまり知りません。なぜなら『そもそも大規模大会があるのか』『遠征するほどの価値があるのか』『どこで大会結果や地域ランキングが見れるか』知らないからです。探してもよくて英語ですし、貴重な時間とお金を使うのですから当然っす
日本コミュニティをもっと詳しく認知させたい
日本は法律や他のしがらみで大型の大会は開きにくいという点はあるものの…一国としてはとんでもない人数の強豪選手が住んでおり、かつ観光のみ目的で訪れる場所としても高水準で、治安もぶっちぎりでよく交通機関や通信環境も安定しているとんでもない場所です。
それに比べてどう考えてもSWTのオンライン予選の突破可能選手の数少ないですし、過小評価されてます。
認知が薄く正しく理解されるためには世界に発信し続けるしかない
ということでスマブラで一番の老舗で、登録者および担当配信大会の数が多いVGBCに入りました。そしてようやく数年で日本に支部のようなものを作り海外の大会を日本に、日本の大会を海外に発信する体制ができました。ウメブラ、篝火、タミスマ、マエスマTOP様方の大会配信はここが主な理由です。今何が起きてるのか発信し続けるのが大切です。なんとなく日本は強いって認識から…はっきりと世界トップであると見せつけるのが大事です。
当時まだVGBCに所属していない頃、スマブラDXの日本人大会主催という自分に海外の大会にスマ４やSPの日本人選手を招待したいというDMや非アクティブになった上位選手の動向の質問が来るくらいには海外から日本にコンタクトをとるルートが限られていました。（現在はゲーミングチームに所属する人が増えたので解決したと思われます）
SWTはそれこそ全世界に日本人選手を発信する良い機会であるため、現在自分のほとんどのリソースをかけて運営しています。わざわざ本職の仕事の量を減らしてまでやってるのは運営することで世界大会の実現に一歩近づくからです。あわせて上度も書きましたが…世界規模のツアー大会はコミュニティとしても悲願の開催であるため積極的に参加しています。
事前に説明すべき要素が多すぎて…『どうしてそうすべきか？』『具体的に何をするべき』などの記載が長くなりすぎるのでできませんでしたが、日本選手の層の厚さの認知、SWT継続開催、次回開催された時の優位性のためにも参加や視聴などご協力お願いいたします。特に自分はSPのコミュニティでは無名of無名なので拡散などで日本国内の認知にご協力いただけると助かります。
参加申請はここからできます
過去の世界大会動画はここから見れます
よろしくおなしゃす！
そのうち時間が確保できたら…具体的に日本が世界ツアーに参加する必要性、世界ランキング対象大会や英語配信の重要性、コミュニティ内でのエコシステム実現、そのうえで日本独自の大会形成の方向性とかを、説明したり話したり相談したいなぁとは思いつつ仕事の締め切りに追われているので逃げ切ったら共有したいと思います。
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