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ロレックスサブマリーナRef116613lbを買えた話

サブマリーナの青と金色のコンビ、通称【青サブ】に興味を持ち始めたのは、2019年12月頃。

知人やインターネット、雑誌などで調べてみるとロレックスのスポーツモデルは2020年現在では、ほとんど店頭には並ばないことを知りました。
そして転売目的で購入される方が多くなってしまったため、購入規制があることも知りました。


どうしても欲しい。



手に入らないと言われれば言われるほど購買意欲が湧いてくるもので、
インスタグラムやTwitterなどで「116613lb」と検索をする日々を送っていました。


知識を蓄え、いざ行動開始です。

二子玉川、新宿、池袋と都内のロレックス正規店を転々とまわりましたが、オイスターモデル、スカイドゥエラーはあるものの、スポーツロレックスはどこにも置いてありませんでした。


数ヶ月まわって、次第に心が折れ始めていました。
祖父の形見であるデイデイトを身につけ、都内のデパートにある日のことです。


店員さん「なにをお探しですか?」
わたくし「青サブなんですが、ないですよね、、」
店員さん「青サブといいますと」
わたくし「116613lbです」
店員さん「珍しいですね。通常ですとサブマリーナのSSモデルや、最近ですとデイトナ・GMTをお探しの方が多くいらっしゃるので。」


ここで何故青サブが欲しいのかを丁寧に説明いたしました。妻も同伴していたため、
「日頃からRef番をぶつぶつ呪文のように唱えていて、ラインに時計の写真だけ送り付けられるんです」と世間話をいたしました。

そして、お守りとして着けて行った祖父の形見であるデイデイトにも気付いてくださり、

店員さん「素晴らしい時計をお持ちですね」
わたくし「祖父から譲り受けたように、自分も子供や孫に残せる時計を欲しいと思ったり、、」と、話がはずみました。

店員さん「少々お待ち下さい。裏を見てきます。」




「こちらが116613lb、店頭に並ぶ前の青サブになります」


目の前には、布で隠された状態の青サブがありました。  


わたくし「触っていいんですか?」
店員さん「どうぞ。」

夢にまで見た青サブです。
まさか正規店で巡り合えると思っていなかったので、諦めかけていました。


わたくし「店頭に並ぶ前と仰っていたのですが、こちらは購入できるのですか?」
店員さん「もちろんでございます。」
わたくし「購入させてください!本当に嬉しいです。有難う御座います!」
店員さん「有難うございます。どうぞあちらへ。」


と、また布を被せた状態になり、少し離れたソファーでお話を伺いました。
他のお客様に見えないようにするためか、ベルトの調節したり、キズを確認するとき以外は、常に布を覆った状態でした。



デパートに行く前、

妻に「もし今日あったらどうするの?」
わたくし「あったら買うよ」
と、軽い気持ちで会話をしていたのですが、いざ目の前にすると、手が震えました。


ですが、本当に欲しくて毎日毎日調べては、
この日のためにカードの限度額を上げ、いつでも買える状態にしておりましたので、買う一択です。

待っている間も他のお客様がたくさんいらっしゃり、サブマリーナやデイトナ、GMTの在庫確認をしていらっしゃったので、店員さんも仰っておりましたが、わたくしが購入できたのは本当に奇跡だと思います。

コンビは黒やグリーンサブと比べて、もしかしたら競争率が高くないのかもしれませんが、それでも5分10分遅かったら買えなかったかもしれません。



「店員さんも売る人を見ている」と、
ロレックスを購入した方のブログで読みましたが、丁寧に熱く想いを伝えることが大事だと感じました。


晴れてロレックスオーナーとなりました。

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夢にまで見た青サブ。巡り合えたのは奇跡です。
これを見るたびに、より一層仕事にやる気が芽生えます。


皆様も欲しいモデルと巡り合えますように!

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