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カザフスタン、ピンチ!!発音が悪すぎて食事の注文ができない・・・

昨年夏の出来事。
夏休みを利用して、カザフスタンの南にあるアルマトイ(アルマティ)に出掛けた。
アルマトイは、かつてカザフスタンがソビエト連邦の共和国だったころ、首都だった時期もある。
なので、町の規模は大きい。

アルマトイに到着した翌日、町歩きをしていた。
暗くなりはじめたので、晩御飯を食べてホテルに戻ろうと食堂に立ち寄った。
店に入ると、晩御飯の時間には少し早いが人が並ぶ。
こちらの店はカフェテリア形式。
ショーケースに並ぶ料理を見ながら注文を行ない、最後に支払う。

迷った末に私は、ポロ(羊肉入り炊き込みご飯)とスープを注文することにした。
他の方が注文しているのを見ると、ポロは普通サイズだと食べきれないボリューム。
よく見ると、料理の横に「スモールサイズ」の値段表記がある。
「よし、スモールサイズだな」
いよいよ、私の順番が回ってきた。

料理は名前がわからなくても指させば通じる。
しかし、「小さいサイズ」は言葉で言わないと伝わらない。
カザフスタン語はわからないので、ロシア語で「小さい」を伝えた。
※カザフスタンはかつてソビエト連邦の共和国のひとつだったので、一定年齢より上はロシア語がわかる。

しかし、首を傾げられるだけで通じない。
英語で「スモールサイズ」と言っても通じない。
並んでいる周りの人に助けを求めるも、これまた通じない。

ジェスチャーだと伝わるのかな・・・。
色々なパターンのジェスチャーをやってようやく通じた。

メモ用紙を持っていれば、「スモールサイズ」の表記を書いて見せてよかったなと思うのだが、その時は気づかなかった。
残念。

なんとか注文が通じ、支払いを行う。

ポロ(スモールサイズ)、スープに加えて、ヨーグルトドリンク(アイラン)を注文。料理を受け取る。

着席して美味しくいただく。

晩御飯にありつけてほっとすると同時に、発音の大事さを実感。
自分の発音の悪さ(特にL音)を直そうと心に誓うのであった。

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