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実質滞在半日のプラハ、そこにはサプライズが待っていた

2019年12月下旬の出来事。
年末年始の休暇を利用して、5日ほどハンガリーに行く機会があった。
上海経由なので、ハンガリー滞在は実質3日。
ハンガリー旅行だけでもかなり、タイトな日程。

それでもチェコのプラハに行きたかった。
上海を経由して飛行機がハンガリーに到着したのは早朝。
チェコ行きの出発は16時(プラハ到着18時)。

翌日の昼過ぎの便でハンガリーに戻る。
つまり実質プラハ滞在は半日。

そんな無理やりなスケジュールだったが、得るものは多かった。
プラハで行きたかったところは
①旧市街
②クレメンティヌム
③ストラホフ修道院
④プラハ城

①は時間を気にしなくてもよいが、それ以外は開館/閉館時間がある。

プラハに到着した翌朝(出発する日でもある)、急ぎクレメンティヌムに向かった。
目的の場所までは、泊まっていたホテルからは歩いて10分程度。
しかし、迷ったので到着は開館5分前の9:55分。
それなのに行列が無い。

「なんでだろう・・・」
建物に入り、受付に向かった。
「入場券が欲しいのですが」と受付で話しかけると、
「15時開始のツアーまで空きがない」とのこと。
(どうも、この施設はガイドツアーに参加して中をまわるようだ)

残念ながら、その時間だと、飛行機に乗っている頃。
悲しそうな顔で、
「今日、プラハを出発して帰国します」と話した。

ちょうど、責任者らしい女性がいた。
「何人、参加したいの?」

一人旅だったので、「ひとりです」と答えた。
すると、彼女はスタッフに何やら指示を出し始めた。

「12時からのツアーはどうか?」と尋ねてきた。
12時からだと何とかなりそうだ。
「はい、喜んで」と答えた。
すると、12時スタートのチケットを発券してくれた。
お金を支払い、お礼を伝えた。

立ち去ろうとしたとき、私の後からカップルがやって来た。
「15時からのチケットしかありません」
受付の人は話していた。

多分、責任者が融通してくれたんだろう。
非常にありがたい。

ツアー開始まで、2時間ぐらい時間がある。
プラハでいることのできる時間は限られている。
急ぎ、プラハの町に繰り出した。

この調子なら、丘の上にあるストラホフ修道院に何とか行くことが出来そうだな。
急ぎ、カレル橋を越えて丘の上に向かった。

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