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あと少し、もう少しの安心が欲しい

連休明けの朝。
連休中に起きたいくつかの小さな不快なことを思い出して、起きるのが辛い。

ふと、昨日久しぶりに会った友人に言われた言葉が過ぎる。

常識とか、世間体とか抜きにして、
あなたの本当の望みはなんだろうね?
それを叶えるために生きられたら少し楽だろうね。

この先、30年、40年、生きていくにあたって
私が今手に入れたいものはなんだろうか。

起きるのが辛い朝に、
曇天の、肌寒い朝に、
私が求めるものは、

誰かの温もりな気がした。
ほんの少しの安心な気がした。

そんなことを考えながら朝の身支度をし、
BGMに羊文学の金色を流してみる。

今の私の想いが音に乗り、
脳にこだましてくる。
あなたの望みはこれでしょう?と
説得してくる。

満足してるよ人生の大体の部分では
でも少し、あと少しの安心が欲しい
窓際で眠る猫みたいに
ひだまりに溶けてゆく
毎日が欲しい
羊文学 「金色」

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