【小池百合子都知事、6月12日に3選出馬表明 都議会本会議で】



小池百合子東京都知事は、3選出馬宣言を明日行うという。 選挙の告示は、6月20日である。
小池知事は、自分の選挙公報に記載される項目である、「学歴」に、1976年カイロ大学首席で卒業と記載するだろうか? 学歴を記載する義務は選挙法にはない。
さすがに首席は、削除すると思うが、カイロ大学卒業と記載するなら、知事の元側近は、「学歴詐称」で訴訟を起こすと既に文芸春秋で宣言しているから、訴状が出されることになる。

さらに昨日、郵政民営化法案に反対票を投じて、小泉首相に自民党を除名処分され、東京10区の刺客として小池百合子氏を送られ2005年の郵政解散選挙で敗北した、小林興起氏(1944年1月1日生まれ 80歳、東京都練馬区出身、東大法学部卒、ペンシルベニア大ウォートンビジネススクールMBA取得)が、東京都知事選立候補を宣言した。
 
立候補の理由が、小池百合子知事の3選阻止とはっきり会見で述べた。小林興起氏の目指す本命は、来年の参議院選挙だという。
 
しかも小林興起氏は、2005年の刺客小池百合子氏に敗北した総選挙の時、情報提供者としてエジプト在住の日本人女性から、重要書類を受け取ったのだという。
 
エジプト在住の日本人女性は、百合子氏の「学歴詐称疑惑」に注目し、カイロ大学の「学生課」に直接問い合わせを行い、手に入れた重要書類を小林興起氏に届けたのだという。その問い合わせ以降、カイロ大学に問い合わせをしても、学生課には、つながらない。「日本語学科」に回されるようになったとのことである。
 
この日本人女性が、情報提供者として、小林興起氏に提供した重要書類とは、昨日の記者会見でも開示されたが、2005年にカイロ大学の「学生課」が、出した正式な、書面の書類である。
 
その書類に書かれている内容とは、2005年の問い合わせの時点において大学の記録をチェックした結果、「百合子氏の卒業の事実も授業を受講した事実も確認する記録はない」と書かれているというのである。
 
小池百合子氏が、公開した卒業証書、卒業証明書と今回明るみに出た、2005年にカイロ大学学生課が、書いた書面の書類。
さらに2016年にエジプト大使館が出した声明文。
選挙の度に蒸し返される「学歴詐称疑惑」の謎はさらに深みへと入り込んできた。
 

 
小池百合子氏を批判し反対する都民は、共産党と共闘して選挙戦を戦う蓮舫を東京都知事に選んではならない。
悪夢の政治家が東京に悪夢をもたらすからだ。
 
現実的には、「学歴詐称疑惑」の問題は、別として、
The Lessor of the Two Evils の選択の様相を呈してきたのではないだろうか。
 
30名に上る立候補者が乱立する今回の東京都知事選は、7月7日に投開票だ。
保守票が、小池氏以外に、票がばらけると、蓮舫が当選する可能性があるから危険だ。
一体どんな結果になっているか、興味深々である。私は海外でこの結果を知ることになる。

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