DIARY20200707

息子の保育園へ送り届けるところから一日がスタート。仕事の内容は省くと、ランチはナス、ズッキーニ、ベーコン、ドライトマトのパスタ(うまいけどマンネリだ。78点)、昨日作ったカボチャのスープ。夕刻に20分ほどバッハ無伴奏バイオリンソナタから2曲ほど練習。ちなみに最近久しぶりにバッハづいているのだが、YouTubeに上がっている五嶋みどりのシャコンヌが、いわゆる典型的にモダンでドラマティックな演奏なんだけど、じつに素晴らしい。コントロールされたアーティキュレーション、深い位置から湧き出るような情熱の表出、高いテンションの維持、ボウイングの安定感とそれによるキメの細かい音色(昔からだけど、驚異的な弓の吸い付き!)、運指の完璧さは言うまでもなく。伸びやかさや愉悦感はあまり無いが、この、なんというか、腰の位置低めの緊張感(なんかヒョウとかネコ科の動物を思わせる)は、説得力が凄いし、癖になる。

話が逸れたが、夕刻は息子のご飯、そして大人のご飯。作ったのは、豚しゃぶオンザサラダ(パルシステムの豚。79点)、ほうれん草のおひたし(63点)、など。

寝る前はそこそこ時間の余裕があったため、YouTubeでグールドが弾くバッハ観たり、ビルエヴァンズトリオのこのリハ映像みたり。エバンスって無口で、共演者には自由にさせてるイメージだったけど、けっこう細かくエディゴメスにエンディング展開指示したりとか、面白い。つまみ食い的にしか見てないからまた見よう。

そして最後は、Amazonプライムで、未見だったラースフォントリアー監督のニンフォマニアックVol.1。ひとことで言うと、リラックスして楽しめたし、笑えるし泣けるし、早く続きが観たい!ほぼコメディでしょ的なシーンも多いし、一方で父を看取るシーンはすごく泣けた。あと、聞き手役のおっさんがいちいちウンチク入れてくる展開がジワる。他のトリアー監督作品のなかでは抜群に愉悦感がある、エンタメ要素が強い(でも品がある)と言えよう。お下劣な内容だけど、なぜか滅法品良く撮れているヨーロッパ系映画、好きだなあ。

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