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棘の外し方...

私の心の棘だったお話...

私は幼少期の記憶が断片的で
ほぼ記憶がないと言うべきか...

5才で父方の祖母に引き取られ
その祖母が何度も
繰り返し繰り返し
小さな私に言っていた...

幼稚園と聞いていたから
多分3歳頃からだろう

母はネグレクトで私はお腹を空かせ
近所を転々とし
物乞いをしていたと聞かされていた。

私の断片的な記憶の映像には
お腹が空き過ぎて冷蔵庫を開けたら
唯一カニカマがあってそれを
貪るように食べていた記憶だ...

きっとその断片的な記憶の映像から
物乞いをしてたのは事実だと思う。


私を引き取った祖母が少しずつ
自分の息子(父親)が
荒れ果てて行く様を見て
私への愛情と憎しみが
交差していたのだろう...

いつの頃からか祖母の
ストレスの捌け口は私になった。

槍のような言葉の暴力
勿論暴力もあった。

父親は狂ってしまったのか
元々そうだったのか
愛情が崩れ歯車が外れて行った。

幼少期そして高校時代と
妻の面影を見たのだろうか?
父親からの性的虐待
そしてお酒を飲むと
人がより一層変わる

気に食わないことがあれば
身内であろうと他人であろうと
すぐに手を上げてしまう

狂った家族...
家族を装ったピエロ

唯一私を救ってくれるのは
祖父だった。
そこが唯一の救い

私の居場所は何処だろう?
自分の存在価値はない。

その間にも色々とありましたが...
私は『親戚含め皆他人だ
誰にも頼らず強く生きて行く』
と決意し

祖母や父親への憎しみ、怒りを
持ち続けたまま月日は流れ

そんな私も等々結婚し子供が産まれ
幸せにと思った矢先だった
また音もなく崩れて行った。

上手く行かぬ子育てに
過去の家族との
フラッシュバックに苦しんだ。

育児ノイローゼ気味になり
発狂したくなる気持ちと
何処からともなくお前は駄目だ
と言う声そして視線...
私もネグレクトをしてしまうかも
と言う恐怖と不安を抱えたまま

夫の度重なる借金
お義母さんの嫌味や
容赦ない金銭的なお願い

事が重なり
私の精神が爆発してしまった。

まだ小さい子供と話し合い
少しずつ気持ちを固め
結婚9年目にして
離婚をした。

丁度その同時期くらいに出会った
新しい彼と子供が驚くくらい
仲良くなりもしかしたら
次はちゃんと愛溢れる家族が
持てるかもしれないと
思っていたけどそれは淡い夢でした。

彼の酷い束縛からモラハラになり
徐々に悪化し遂には暴力になった。

これ以上我慢したらいつか
暴力が子供に
向けられてしまう!!
暴力が私の中で終わりの規準
だったのかもしれない...


その場で警察沙汰にした。

誰にも頼らず強く生きて行くと
決心した18歳のあの日
根性焼きと同じくらい固く結んだ
約束はもう守れそうにない。

警察沙汰にしてしまった以上叔父に
頭を下げ全てを話し付き添ってもらう
ことにした。

自分だけではもう抱えきれない
気持ちや現状を友達に話すと
自分のことのように心配し
側にいてくれた。

警察沙汰にしたこともあり
電話連絡で逐一話すのも大変だし
一週間程子供と叔父のお家に
お邪魔した。

叔父の奥さんと様々な話をしていて
私が祖母が嫌いだ憎んでいる
などの話をしていたら
お叱りを受けた。

育てて貰ったのに
そんな言い方をするな!
過去に辛い事があっても
人を憎むな感謝しろ!!
と言われあまりに衝撃的で
反発心むき出しに反論した。

流石に父親の性的虐待は
聞き入れ難いと思い伏せ

あんな父親を産んだ
祖母だってと言う気持ちもあり
何時間も口論しらちが開かないので

申し訳ないけれどその場では
わかりました。と言い終わらせました
自分の中でどうしても解消しきれず
許すことが出来ず

どうしたらこの腑に落ちない
憎しみを上手く手放せるのか
愛とはなんなのか
悩みに悩んでも答えが出せず

心理学、スピリチュアル、など
色々な知識を少しずつ蓄えても
自分の納得行く答えは見付からず

あるYouTubeに出会い
そしてライトワーカーさんと
言えるべき人達の話も聞いたり
全て総合した結果

少しずつ考え方が変わって行った。
許すとは必ずしも
相手に向ける必要はないのだと

相手を憎み嫌う
まずそんな自分を許してあげること
そこが大事なんだと
いつしかそれが相手を許す
と言うことに繋がって行く

入り口の入り方はけして一つではない

感謝...それは叔父さんの奥さんに
言われたことがきっかけで
今まで考えもしなかった
答えに辿り着いた
今では本当に有り難いなと思う。

痛みを知り苦しみを知り
悲しさを越え
今優しさがある

ここには書いてないけれど
色々なことがある度に必ず
沢山の方々に守られ
助けられ私は生きています。

信じて貰えないでしょうが
今は本当にとっても
幸せです♫
勿論これからも
もっともっと
幸せになりますよ♫
何がって?それはまた
今度気が向いたら
書きますね(笑)

色々省略し省いた部分も
ありますが
まとまらず読み難かったでしょ?
最後まで読んで下さった方々
そして私に関わって下さった方々
皆様に

ありがとうございます。

あくまでもこれは私のお話です。

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