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ハイヤーセルフと勉強会② 日常に潜む無意識の一例

筆者: 私/marina https://instagram.com/0m2m.n
楽気 https://luck-key.jimdosite.com

 なぜ私たちは、“意識する”生活を求められているのでしょうか。
 その答えは簡単で、無意識が焦りや不安、失敗を生むきっかけになるからです。しかも、その結果は遅れてやってくるので仕組みを理解した後も少々苦労する場合があります。

 具体例をあげるとすれば、早朝、寝ぼけ眼で無意識に歯を磨いたからといって、その場で歯ブラシは落とさないということです。無意識の弊害は直後にやってくるのではなく、その日の夕方に飲み物をこぼしたり、一週間後に間違えて必要な書類をゴミに捨てるなど時間差でやってくる部分にあります。
 近年この時間差は早まる傾向にありますが、エネルギーやそれに伴う引き寄せには時間差があることを私たちは肝に銘じておかねばなりません。

 確かに無意識がもたらすのは日常の小さな失敗談ですが、小さな失敗を積み重ねることで「失敗続き・運がない・全ての失敗は連鎖している」のレッテルを自分自身に貼ってしまうのが人間という生き物なのです。
 その思考に囚われ始めると単に物を落としたり復旧可能な軽度の失敗が、徐々に大きな失敗へと変化します。これもあなたの意識ひとつ。小さなきっかけが大きなエネルギーの渦となって、自分自身の人生に影を落とす場合もあるわけです。

 あなたは今朝、歯を磨いた時に“歯を磨くこと”を意識していましたか? 食事中、口に運ぶ料理が“どのような見た目でどのような味・食感なのか”しっかりと意識したことはありますか?
 歯を一本ずつ意識して磨くだけで丁寧な歯磨きになりますし、意識的に食事することは繊細な味付けや工夫、料理人への感謝に気づく一歩にもなるわけです。

 当たり前の日常を変えるのはいつだって自分自身の意識ひとつ。あなたが現状をつまらないと感じているなら、過去の自分自身の無意識が招いた結果とも言えるのです。

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