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◎甘いお茶と新たな発見

小学生の頃、何度か祖母と花祭り(お釈迦様の誕生日)に参加したことがありました。
当時はなぜ甘茶を像にかけたり飲んだりするのか分からず、近所の同年代の子どもたちと集まって花の飾りを作り、謎の甘いお茶の飲む会だと思っていたくらいです。

その時に飲んだ甘茶とよく似た風味の甜茶と、芋を使っているだけあって土の中で育った植物特有の風味が楽しめる菊芋茶を最近購入したので早速楽気でいただきました。

甜茶は木の葉から作られた甘いお茶の総称なので、商品によって使っている葉っぱの種類が異なるそうです。今回購入した甜茶には「甜葉懸鈎子」と呼ばれるバラ科の植物が使われていました。
初めて聞く名前だったので検索してみたのですが、この植物は花粉症対策に有効であると言われているそうです。この時期にぴったりのお茶ですね。

そういえば、Instagramの記事に「菊芋茶は栃餅のような匂い」と書いたのですが、以前調べた時、栃餅が鳥取県の郷土料理だということを知りました。もしかして、他の県では栃の実からちゃんと作った栃餅をあまり食べないのでしょうか?
知らない言葉だけではなく、普段何気なく食べているものやよく見るものでも、検索してみると地域限定だったり実は別の名称で呼ばれていたりと新たな発見があります。
どんな物事でも知った気にはならず、定期的に新たな情報を入れて新鮮さを楽しんでいきたいなと思った一幕でした。


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