平ら

1996年生まれのてんびん座です。 香りをなりわいとしています。

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文豪じゃないけど愛したい宿『箱根本箱』

9連休を手に入れた。 入社1年目、初めての長期休暇。 土日でもついSlack見ちゃうのに、9日も休めるの? 困惑はあったものの、とにかく連休を迎えるまで、 巻き巻きで仕事を進めて無事に9連休を迎え入れた。 さて何をしよう。 と考え始めて、すぐにふつふつと沸いてくる欲望。 本に浸かりたい。 会社に入って、昔から好きだった本との付き合い方が変わってきていた。 少し収入が増えて、買う本の量は増加している。 ただ、読む体力がガクッと落ちた。 かたわらにはいつもスマホ。 15

    • マンションの1階に入っているお店

      少なく見積もっても、7回は考えたことがある。 自分の住むマンションの1階にどんなお店が入ってほしいか。 私の通う美容室の近くには、美味しいハヤシライスを出してくれるレストランがある。 いつものように堪能してお店を出たところで、店舗がマンションの1階に収まっていることに気が付いた。 こ、これは・・・! 興奮を隠せなかった。 自宅のマンションの1階に入っているレストランの、常連になるのが私の夢なのです。 自分の住むマンションの1階にどんなお店が入ってほしいか。 このトピッ

      • 朝の通勤路に落ちていた楽譜

        通勤路に、一枚の楽譜が落ちていた。 2月のよく晴れた日で、風が爽やかな朝。 残念ながら、一目見てピアノの旋律が聴こえてくることはなかった。 ドレミが振られていない楽譜を読むのは、私にとって難しい。 ただ、もしも楽譜が読めたなら。 ピアノは別に、弾けなくたって。 物語が始まっていたかもしれないな。 楽譜を落とした、目の前の楽器を担いだナイスガイと熱く語り合えたりして。 人生でしばしばある。 それと出会って世界が輝いて見えること。 (今回はあとちょっとだったけれど) キ

        • 『花束みたいな恋をした』に描かれていた「社会の厳しさ」というものについて

          修論発表も無事終わり、入社を2ヶ月後に控えた大学院生の私は1年ぶりに映画館へと足を運んだ。 絶賛公開中の映画『花束みたいな恋をした』は、20代の恋を描いた坂元裕二脚本のラブストーリー。私はドラマ『カルテット』を観て坂元裕二にどっぷりハマり、今回も見逃せないといそいそ観に行った。 (大いにネタバレを含むのでこれから観る方はそっと閉じてください) 恋に落ちるまでの微妙な距離のはかり方や、ひとつひとつのセリフの言い回し。甘い甘いふたりの生活。しかし多忙な仕事も相まってふたりの時

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