見出し画像

このMAPのマインド的なこと

2011年3月。益子の震災被害の大きさを知ったのは、様々な状況が明るみになった頃でした。栃木県は被災三県には含まれなかったものの、最大震度は6強。甚大な被害を受けました。

わたしが当時仕事をしていた高根沢町も被害が大きく、震災時も剥がれた壁と落ちる天井、倒れた棚の間から助けてもらいました。

焼き物の町である益子の被害が大きかったのは言うまでもなく、大好きな益子が大変だ…と、いてもたってもいられない気持ちになった時「益子陶器市ツイート作戦」というものを知りました。

ざっくりいうと「益子陶器市に行って、Twitterでつぶやいて盛り上げよう!」と、益子が好きな一般の方が発起人となり、益子在住の陶芸家の方数人の協力のもと有志で行った試みです。

当時のTwitterはまだ日本語ハッシュタグも適用されていませんでしたが、益子陶器市を訪れたお客さんが購入した器の写真などを#msktw(益子ツイート)タグをつけてアップしたり、ツイート作戦参加者はオリジナルバッジをとある場所でゲットしそれを身に付けて歩いたりと、とても楽しかったです。結果として陶器市を盛り上げる作戦は大成功だったと思います。

今も「益子陶器市ツイート」アカウントは残っていますが、2013年秋以降運営はお休みされています。わたしはその意志を継ごうとしているわけではないし、継げるはずもないですが、意識の中にはずっと「益子陶器市ツイート」のことがあった気がします。

ただ、益子陶器市をもっともっと楽しんでほしい。それだけ。ほんとうにそれだけです。