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親友って、友達ってなんだ?

私は”親友”という言葉が嫌いだ。

「私たちは親友だよね」
「あなたは私の親友だよ」

そう言われると、相手とずっと同じ距離感でいなければいけないのか…とプレッシャーを感じてしまう。(そもそも、私が相手のことを親友と思えていないからかもしれないけれど)

人間関係は流動的で、近づくときもあれば離れるときもある。
そして、一度は繋がった相手と切れてしまうことも、もちろんある。
だから、先のことまで約束しなければいけない(と感じる)”親友”という言葉が苦手なのだ。


友達には明確な約束がない。だからいい。

友達という人間関係には、恋人や結婚相手のように明確な約束(証明)が存在しない。(一方的に親友の約束をするのはやっぱり違う)

だから、仕事や学校というコミュニティから抜けた後にお互いを繋ぐものは、ただ純粋な相手への信頼や尊敬、好意だと思う。

以前、人づきあいが苦手な人は、まだ”出会えていないだけ”かもしれない。という記事に「”会いたい人”は自分のコミュニティの外にいるかもしれない」と書いた。
学校や職場(仕事)といった当たり前の繋がりを取っ払った時に、それでも会いたいと思える人こそ、きっと貴重な存在なのだ。

私の場合、会社を辞めたことで所属するコミュニティがなくなった。
それでも、当時よくしてくれた先輩とは今でも繋がりがあるし、たまに会ったりもする。

他にも、Twitterで知り合い意気投合した友達の中には2度、3度と会っている人もいる。東京の人が多く、会うにはお金も時間もかかるのだけれど、それでも会いたいから会うのだ。(もちろん、会ってくれることに感謝!)

人間関係が希薄だった私にとって、いい意味で「わざわざ会いたい人」が増えたのはすごく嬉しいことだし、そういう人たちとの時間が何よりも大切なのだと気づいた。


それって本当に親友?

今までの親友のイメージは、

・いつでも悩みを相談できる
・会う頻度が高い(他の友達に比べて)
・長い付き合い

みたいな感じ、、

最後の「長い付き合い」というのがやっかいで、ずっと友達関係だった相手に対しては、「今まで仲が良かったから、これからも仲良くしよう」という気持ちが働く。
わざわざ切る必要もないし、このままでいいや、、となるのだ。

あくまで私個人の経験だけれど、付き合いの長い友達は、出会った当初はお互いに楽しくても、だんだん「あれ?なんか合わないぞ…」と違和感を感じる時が来る。(いくら仲が良いと言っても、日頃から恋人と同じレベルでやり取りをしているわけではないのでズレに気づくのが遅いのもある)

会わない間に経験することや環境が変わるのは当たり前だから、それ自体はごく自然なこと。でも、そういう小さな溝がどんどん大きくなって、どちらか(もしくはお互い)が居心地の悪さを感じるようになったらちょっとまずい。

はじめはその違和感にも見て見ぬふりをするけれど、いつか「あ、やっぱりこの子とは無理かもしれない」と思う時がきて、これまで通りの付き合いをするか、距離を置くか考えることになる。(つい最近そういうことがあった)

その違和感というのは

・考え方が違いすぎて話が合わない(内容、価値観)
・どちらかというとこちらが相談されることが多い
・話していても前向きな気持ちになれない
・一緒に居てもあまり楽しくない
・相手に悪意はないけれどこちらは傷つく

など、、、

これは友達の話だけれど、最近、自分自身がそれに近い経験をした。

私は大事な人に何か辛いことがあった時、「話したくなったら聞くよ」というスタンスで待つことが多い。でも逆の立場になったら、たまに「興味本位で聞いているな」というのが透けて見える人がいる。(こちらが聞いて欲しい、という前提ならアリだけれど、そうでないなら”親しき仲にも礼儀あり”だ)

これを感じ取ったとき、私はその場で”ネタ提供者”になっているな、と虚しい気持ちになるのだ。そして、その話に対する意見が本人の主観強めだと、余計参ってしまう…。

最近、別の友人から「人はわからないものに対して極端なアドバイスをしがち」と聞いていたことも重なった。

余談だけど、辻村深月さんの『噛み合わない会話と、ある過去について』を読んで、自分の言動が相手に与える影響を見直した。何気ない一言が誰かの人生を左右するかもしれないということの怖さを知ったのだ。
だから、誰かが重要な決断をしようとしている時、安易に自分の考えを主張するのはやめようと思った。


親友のかたち

最初に書いた通り、私は親友という言葉が苦手だ。
「私たちは親友だよね」とどちらかが口にすれば、表面上そのふたりは”親友”になるのかもしれない。でも、私のように一方がそう思えていないことはままあることだと思う。

沢山の人に会って、今までの”親友”(友達)に対する考えを見直した私が今思うのは、本来ならなんの繋がりもない相手。それでもわざわざ会いたい人が、私が考える”親友”のかたちに一番近いのでは、ということ。

そもそも親友という言葉自体に疑問を感じていたりもするので、私が「この人と友達でいたいな」と思った人の特徴や、自分の内面の変化をまとめておこうと思う。

・お互いに”相談し合える”関係(与えるor与えられるばかりじゃない)
・前向きな話ができる
・雑談よりも語りあえる
・相手に興味がある、尊敬している
・一緒に居て楽しい
・また会いたいと思う
・人間性が好き
・ときどき会えるくらいでお互いに満足

すごく当たり前なことしか書いていない気がする、、、笑


私にとって友達は、戦友みたいなもの

私にとっての”友達”は、”戦友”みたいなニュアンスを持っている。
たまに思い出したり会ったりして、エネルギーを充電する感じだ。

そういえば、最近友達と呼べる人と遊びらしい遊びをした記憶がない…笑(ていうかみんな友達と何して遊ぶの??)
大体ご飯に行くか飲むかして語ることが多い。
もしかして私ってつまらない人間??(真面目に生きてきたから遊び方が本当にわからない笑)

ちょっと別の問題が浮上してきたな、、、

↑こんな風に相手のことを考えて前向きな気持ちになれる人と付き合っていきたい

私が友達と思っている人が、私のことをどう思っているかはわからない。でも、相手が私のことを思い出した時、前向きな気持ちになれる存在でありたいなあと思う。

そして、友達の距離感が変わることを恐れずにいたい。
きっとお互い必要な時に近づいて、そうでないときは離れるのが自然なことなのだ。

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