希死念慮のギャップ

・中高を共に過ごした限界鬱病メンブレ集落のみんなと話して気付いたが、この世界はメンタルがブレイクしていない人の方が多いらしい。

・衝撃を受けた。確かにそうである。なんだか、みんな死にたいとか思わないんだろうなァと思っていたら本当に思っていないみたいだ。

・なんのきっかけもなしに「あっ、ヤバい、苦しい、いき、くるし、あ、死んじゃうかも、あれ、死ぬ?死にそう、やば、死にた、死ぬ、あ、」って脳がぐしゃぐしゃになることが、ない。らしい。

・私はメンブレ集落の住民でも軽症な方なのに定期的に上記のような感情の行き場を失っているのにも関わらずである。私は軽症だしまだマシ、みんなこうなんだろうと思っていたらどうやら違うようだった。

・自殺願望とかがある訳では無い。むしろ死にたくない。死が怖い。200000歳くらいまで生きたい。これと先述したような希死念慮は両立する。

・限界鬱病メンブレ集落のみんなと青春を過ごしてきて、精神を病んで学校を休む友達とかもいたし突然アカウントを消す友達もいたし、私もひたすら落ち込んで塞ぎ込んでいたこともあったので世の中のみんながそういうものなんだと思っていた。あとTwitterにいる人たちってみんな仲間だったし。

・あと思考が言葉に占領されて苦しくなることとかもないらしい。

・「精神科に行っていないから病名がついていないだけ」と友達が言っていた。そうかもしれない。病院に行く勇気もないし、病名がついたらついたで恥ずかしく思ってしまうのでこれからもこのメンブレは隠して生きていきたい。ただのメンヘラ、ただの繊細さん。それで十分だ。別に薬を必要ともしていないし、医療を必要としている訳でもない。

・つける必要が無いから、つけない。それでいい。

・あと誰にも迷惑かけてないし許してほしい!誰に許しを乞うているわけでもないが、誰かに「いいよ〜」と言って欲しい。ただ1人で凹んでいるだけだから。落ち込みやすいだけなんだ。みんなもたまには落ち込むでしょう?それが頻繁にあるだけ。

・多分私はだいぶメンヘラなんだろうけど、ひとりで勝手に落ち込んでいるだけだから別にいいだろと思っている。

・あとは愚痴の量さえ減ればいい。マイナス発言には気をつけたい。

・休日を作るのが怖いんだ、と冗談のつもりで言ったら友達に叱られた。

・来月はもう休日がないから、来年はもう少し休もう。

・元来家にいるのが好きで超インドア派なんだから、もう少し家でHPとMPを回復しておきたい。今年は少し頑張りすぎた。

・でも頑張ったからたくさん友達ができた!それはそれは偉いことだ。讃えてやりたい。陰キャ、頑張ったね。雑魚ちゃん頑張ったよ、偉いよ。男性恐怖もなんか乗り越えたし!偉い!

・初めて脱出ゲームに行ってきた。楽しかった!同行者も茶番が好きな人だから2人してキャストさんに軽く絡んでみたら、ぽんぽん返してくれた!嬉しい。向こうから絡んでくれることもあったからすごく楽しかった。こういうロールプレイをするタイプのボードゲーム(TRPGやマーダーミステリー)が一番の趣味なので、ウキウキでやってしまった。あと2人で謎を解く時も同行者がたまに茶番ノリをするのが面白かった。エンターテイナーな友人である。

・中学生から高校生にかけて熱狂的に追いかけていたゲーム実況者のイベントに行った。普段声だけで楽しんでいた彼らのゲームを目の前で見ることが出来て楽しかった。彼らが出てきた時、私と友達は「生きてる……」「動いてる……」としか言えなかった。生きていたし、動いていた。

・誕生日には手描き動画なんて作ってみたりして、ツイートの度にリプを送って、たまに返信されて。ツイキャスも彼の言うこと全てにコメントを送っていたらたまに読まれたりなんかして。おそらく当時は認知されていたような。

・大好きだった推しは何も変わっていなかった。みんな、優しさで満ち溢れていた。素敵な人たちだった。

・帰りに夕飯を食べて、近所の友達と駅まで3~40分歩いて帰った。寒かったから、手を繋いで友達のポケットに入れて歩いた。私の悩みだとか、友達の悩みだとか、近況だとかを話しながら話した。夜の散歩。遠回りをした。もうその友達とは6年目になる。

・良い友人に囲まれた、いい人生だ。

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