Valetで始めるLaravel

Laravelの環境開発であるValetの導入方法について、noteに記載したいと思います。

私が、Laravelを始めるきっかけになったイベントがあります。
それは

です。

運営をされている方々は、すてきな人たちの集まりです。次回は、Dockerとはなんぞやという所から教えてくれるイベントを開くみたいみなさんもよかったら参加してください。

このnoteはそんな勉強会で学んだことをまとめます。

基本情報

確認日 2019年12月14日
macOS Mojave バージョン10.14.6にインストール

端末条件

上記リンクを確認すると、Laravel 6系は、PHP >= 7.2.0以上であることが必要です。

このnoteで学べるもの

・phpのバージョンを上げる方法
・Homebrewのインストール
・MySQLをインストール
・composerをインストール
・Valetをインストール
・Laravel インストーラーをインストール
・DnsMasq をインストール
・Valetの使い方
を学びます。

phpのバージョンを上げる方法

macOS Mojave バージョン10.14.6のPHPは、初め

$ php -v

PHP 7.1.32 (cli) (built: Oct 2 2019 02:04:02) ( NTS )
が入っていてこの様に表示されます。
これは、Laravel 6系の最低条件を満たしていません。
以下の操作でPHPをバージョンアップします。

Homebrewをインストール

Homebrewを使ってPHPのバージョンをアップします。
Homebrewが事前に入っているか確認します。
ターミナルより、

$ brew -v

Homebrew 2.2.1

上記結果が出たらすでにインストールされています。
Homebrew をアップデートしましょう。

$ brew upgrade

バージョンが表示されなかったら、Homebrewをインストールします。

Homebrew公式サイトより、スクリプトをコピーしてターミナルに貼り付けます。
Press RETURN to continue or any other key to abort と表示されたら、Enterキーをクリックします。
macOSに入るためのパスワードを入れます。

phpのバージョンを上げる

$ brew install php

PHPのPATHを通す。

$ ls /usr/local/opt | grep "php*"

※ 最後の"php*" 星のように表示されていますが、アスタリスクです。

php
php@7.4

とphp@バージョン表記で表示されます。自分は、macOSの初期に入っていたphpと7.4のバージョンのphpがインストールされています。
$ echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@バージョン表記/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
と入力して最新のpathを通します。

$ echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.4/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile

ターミナルを更新します。

$ source .bash_profile 

PHPのインストール確認します。

$ php -v

PHP 7.4.0 (cli) (built: Nov 29 2019 16:18:30) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v3.4.0, Copyright (c) Zend Technologies
with Zend OPcache v7.4.0, Copyright (c), by Zend Technologies

と表示されればOKです。

MySQLをインストール

$ brew install mysql

MySQLとはデータベースです。

MySQLのインストールを確認します。

$ brew info mysql

mysql: stable 8.0.18 (bottled)
Open source relational database management system

と表示されればOKです。

composerをインストール

composerとは、PHPの依存関係を管理するシステムです。

$ brew install composer

composerのインストールを確認します。

$ composer

______
/ ____/___ ____ ___ ____ ____ ________ _____
/ / / __ \/ __ `__ \/ __ \/ __ \/ ___/ _ \/ ___/
/ /___/ /_/ / / / / / / /_/ / /_/ (__ ) __/ /
\____/\____/_/ /_/ /_/ .___/\____/____/\___/_/
/_/
Composer version 1.9.1 2019-11-01 17:20:17

と表示されればOKです。

Valetをインストール

$ composer global require laravel/valet

PATHの設定

$ echo 'export PATH="~/.composer/vendor/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile

ターミナルの更新

$ source .bash_profile

Laravel インストーラーをインストール

$ composer global require laravel/installer

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