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手を動かすPostgreSQL④-データファイルあれこれその2-

前回のあらすじ

前回はデータファイルのidと名前を対応させる方法について説明しました。

oid2name

oid2nameはcontribモジュールの1つで、ファイル構造を確認することができます。

使い方は本当に簡単で、

 % oid2name

と実行するだけで

All databases:
    Oid  Database Name  Tablespace
----------------------------------
  16385          ossdb  pg_default
  14034       postgres  pg_default
  14033      template0  pg_default
      1      template1  pg_default

といった感じでOidとテーブルの対応を表示することができます。

また、-sオプションを使うことでテーブル空間のoidを表示することもできます。

 % oid2name -s
All tablespaces:
   Oid  Tablespace Name
-----------------------
  1663       pg_default
  1664        pg_global

個々のデータベースに入ってテーブルのoidを確認するには、-dオプションにデータベース名をつけます。

% oid2name -d ossdb
From database "ossdb":
  Filenode  Table Name
----------------------
     32773          t1

楽々ですね。

これでもう前記事のようにいちいち面倒なビューを確認したりしなくて良いのです。便利ですね。


次回の記事はこちら

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