コロナワクチン接種の話

早いもんで今日で7月も終わりですね。
毎日暑いですがみんな元気??😊

私は夏が大好きなので、この暑さが良いんだよなぁと夏を感じながら夏らしい事は特にせず過ごしております。

唯一うっとおしいのはマスクの存在。
苦しいし、ちょっとズラすと汗で湿るし、クソだなと思いながらもマスクと共に夏を生きております。

今日、コロナのワクチンを打ってきました。
こんなことある?ってきっかけがあり、急遽打つことになったんですが、昨日携帯に近所の病院から突然電話がかかってきて

『明日、コロナワクチン接種の枠が空いてるんですが打ちませんか?』という、新手の何かしらの詐欺的なそれ?かと一瞬疑いましたが、一回行った事のある病院だし、近所だしそんなわけないかと、食い気味に

『打ちます!』と2秒後には予約してました。

で、今日テクテク歩いて接種会場である近所の病院へ。

病院の駐車場にコンテナ的なものが設置されていて、ワクチンを打ちに来てる人がたくさん。
みんな近所の人達なんだろうなぁと思いながら列に並ぶ事約15分。
注射は2秒と一瞬で終わりました。

さすがですね。お医者さんの先生の注射器さばきに職人の技を感じました。

『えっ?もう打った?終わり?』って感じで、もう少しこの美人な看護師さんとの時間を満喫したかったなぁと後ろ髪を引かれる思いで、待合室へ。

接種が終わった人達が、待合室に集合している中、職人(先生)が颯爽と登場して

『はい、今日はありがとうございました!ちょっと私の話を聞いてください』

と、約5分間にわたる演説が始まりました。

内容はこうです。

『コロナが流行してから何人もコロナの診断を行なってきた。
流行しだしてから、イギリス株、インド株など、色々な型のコロナウイルスが蔓延している。
生で患者さんと関わってきたが、感染までの流れが変わってきている。
初めは大人がかかり、子供にうつらなかった。
今は子供がかかり、親にうつっている。
治療薬がない今、子供達を守るにはワクチンを打つしかない。確かに強い副作用などが出てしまう可能性は少なからずあるが、その可能性は今のところわずかである。
コロナにかかってしまった場合、苦しい想いをしてしまう確率のほうが現状は高い。
正しい情報を精査して、ワクチンを打たないという選択をする人の事を私は尊重するが、デマなどの情報を信じてろくに自分で調べず、ワクチンを打たない選択をする人があまりにも多い。
医者として、出来るだけ多くの人にワクチンを打ちたい。だから我々は街の小さな病院だが、スタッフ総出で頑張っています』

というような事を、話してくれました。

その中でも一番印象に残っている言葉が
『あなたが今日、ワクチンを打った事であなた自身を守る事になる。
それは同時に、あなたがあなたの大切な人を守ることになるんです』

という言葉でした。

さすが職人。
言葉の重みが違うなぁと、素直に心に響きました。

しかもね、めっちゃ声ガザガサだったんです。
多分、毎日何人もの人に接種して、何回もこの話をしてるんだろうなって思います。
毎回、本気で想いを届けようと何度も何度も同じ熱量で語ってくれているんだと思います。

そんな職人(先生)の姿を見て、路上やってた頃を思い出しました。
一日何回しもライブやって、一人一人に本気で届けようと必死に歌って、言葉で想いを伝えて、我々の存在を知って欲しくてがむしゃらにやってたました。
声がガザガサになることもあったなぁと。
それでも歌い続けたなぁ。と。

何かを本気で伝えたい人の姿って、めちゃくちゃ輝いて見えるんだなって、今日はワクチン接種以上のキラキラしたものを注入してもらった日でした。

昨日、連絡をくれたのも本気で1人でも多くの人にワクチンを打つ為だと思います。
一回しか行った事ない病院だし、それもだいぶ前だし、なんで?って思ってたけど、そうゆうことね。と納得しました。
詐欺とか一瞬でも疑ってごめんなさい。


そんなわけで、私はワクチンを打ちました。
副作用も確かに怖いが、ライブだってしたいし、飲みにだって行きたいし、遊びたいし、普通に人に会いたい。
そんな当たり前を取り戻す為に、必要な事かなと思ったからです。そんな単純な理由です。

ワクチンを打たない選択をする人も多くいると思います。全然どっちでも良いと思いますが、現場で必死に頑張ってる、街の小さな病院の熱いお医者さんの先生は一人でも多くの人に打ってほしいと、声を枯らしながら訴えておられましたよ。

今日も東京の感染者数は過去最多。
当初では考えられなかったような数字です。

みんなも引き続き、感染対策をしっかりね。
暑いから熱中症にも気を付けてね。

熱い夏をお過ごし下さい😊

また更新します。

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