マシンライブの設営的な話
こんにちは~
結構今まで苦労してきたマシンライブの設営的なアレを書いてみます。
①電源
個人的見解ですが、箱側に借りるのもありっちゃありだと思いますが、必要口数、アダプタ形状によっては必要口数あっても挿せないとか普通に起こりえるので電源タップは持ち込みがベターなのではと。
僕はこれ使ってます。前は5000円くらいだったのに高くなっちゃいましたね~
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/39113/
いいところ
・電源までの距離が遠い場合があって、これは5.0mあるのでかなり安心。
・ノイズフィルター付いてるので適当なやつよりはマシ。
注意すべきところ
・壁コンに直挿しの場合、3芯→2芯の変換コネクタは必ず持っていく。地元ではあそことあそことあそこの箱くらいは3芯で挿せますが、大概2芯しか挿せません。
・ケーブルがかなり重いので、壁コン垂直挿しの場合は重量ですっぽ抜ける可能性あり。
→対応策としてL型変換コネクタあると尚良し(これつかってます)
・電源タップをデスクに置く場合、同じくケーブル重量でタップ本体が落下→事故る可能性あるので、養生テープでデスクに固定してます。動線にケーブル這わす必要ある場合もあるのであると便利。(貼る対象物によっては箱側に一言断るべき場合もあるかと)弱粘着だとベター。
電源タップ持ち込みの場合は、ライブセットからコンセントまでの距離と演者転換の動線を可能な限りオーガナイザー、箱側と事前に擦り合わせます。
あと、タップというか機材側なんですが保険として電圧、極性可変のACアダプタを持ち込んどくと精神衛生的に良いです。梱包、運搬時に断線してないという保証もないし、一個でも忘れたら死なので…
②テックライダー
正直テックライダーという名前知る前からなんとなくやってたんですが、こういうやつです。②、③と密接に関わってくる感じ。
慣れるまでは毎回書いてたけど、これからクラブでライブやる人はベロベロに酔った状態で暗闇で設営~撤収を3回くらい練習するといいのではないでしょうか。
マメなひとは、機材画像のスケール合わせて、設営イメージにかなり近づけてやってます。(そこまでやる余力無し)設置スペースのタテヨコ寸法書いてあると完璧。
稀に箱側のラップトップスタンドを借りたいという人もいるので、オーガナイザーがそこまで気を回してくれるとマジで言うことないけどそこまで要求できないので自前でスタンド持ち込んでます
③設営スペース
これは箱による!
僕は毎回擦り合わせるのが面倒なのでバッテンのキーボード脚と天板持ち込んでます。キーボード脚で3000円くらい、天板で2000円くらいかな?
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/254954/
余力があればこっち持ち込んでますが
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/25527/
都心の人はデスク運ぶとか論外で陣地取りがかなり大変だと思うので、まずもってパッキング以前に機材選定から変わってくるよなーと慮ったりしました。
④音声出力
ステレオ受けで①DJミキサー②PA卓③DI経由PA卓かの3パターンだと思います。
まずミキサーの出力がphone、XLRとまちまちなので基本は自分でケーブル用意すべきだと思います。僕はDJミキサー通したくないので、可能な限りPA卓で受けてもらえるように事前に根回しします。メインミキサーSSL SiXがXLR出力なので、XLR~TRSの5.0mケーブルにRCA変換端子をいつも引っ付けてます。
DJミキサーに通す場合、V10とかだと余ったch貰えば入力ゲイン=トリム固定でいいんですが、大概CDJ2台、タンテ2台の4chミキサーなのでタンテのchで使わないライン入力貰います。この場合タイテ前のDJがレコード、かつ音を止めずに転換するパターンが一番大変なのでリハで可能な限り詰める感じでしょうか。
逆に②、③のPA受けだとPAさんなどの箱側の人にミュート切ったりフェーダー上げてもらう必要あるので、リハ以前のタイテ出た時点でオーガナイザー、箱いずれにも話を通しておくのはやってます。
まとめ
果たして需要あるのだろうか…?
とはいえ結構オーガナイザーのDJがライブ何やったらいいかわからん、かつライブ側が経験値ありすぎてなんとかなってしまってきてるってのが肌感なんですが、極力いい電源、いい音声受け、スムーズな転換になるとお互いwin-winなんじゃないかなーと。
あ、あと冬場とか野外は特にアナログシンセは暖気いる場合があるので、出番前に通電とかはやめた方がいいです。AnalogRytmが外気温15℃で20分くらいバグってたとか経験したので…
以上!おわりです
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