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2021年、今年のMNGを振り返る【ほんとのほんとに最終版v1.30】

今年はもう機材買わないとの誓いを立てるべく、Black Fridayもまだなのに今年のまとめをしようと思います。今年は個人的に制作環境、特にモニター環境の充実がテーマでしたね。

2020年のmynewgear…

まずは去年、2020年のおさらい。

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手放したのは除いてますが、名機ばっかり!いや我ながらいいセレクトしてますね…

2021年のmynewgear…

それでは今年、2021verの一覧を見てみましょう。

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ガッツリ行ってますねー
ちなみにうちの奥さんが各所で家計の心配されてるそうでめちゃくちゃ笑いました。こんなんずっと続かないですからね。流石にもう置き場所ないし…

さて気を取り直してひとつづつ見ていきますね。

1)NightSky - Strymon


今年の一発目はこれでしたね。tanzbar2、埃かぶってたのでアドバンス召喚しました。ちなみにあんまり使ってない。midiシーケンスとか、よくわかってないのでちゃんと使い込みたいけど今思うと新製品のNight SkyじゃなくBig Skyにしときゃよかったなと若干思わなくもない。音はクッソいい。適当にパッド鳴らせば超絶良いambientになって思考放棄してしまう危険なリバーブ。知ってる相手には現場でドヤれる(重要)

2)Signature12MTK - Soundcraft


先代は西村さんに譲ってもらったMackie 1202VLZ(初代)。音は別に文句なかったけど、Mackieの呪いである左右のレベル差が制作の上で深刻だったのでかなりのストレスだった。あとはとにかくハードをパラ録りしたかった。この時点で現行機であるTASCAM Model12、当時未発売だったMackie new Onyxシリーズが選択肢に上がるもTASCAMはSDカード挿せたりMTR機能がぶっちゃけいらなくて、その分プリアンプにコスト割いてるのがよかったのとMackieは単純に待てなかった。今思うとKORG MW-1608も選択肢に入れてもよかったけど、この前KORGのスタジオで実機触ったらクソデカだったので結果買わなくて正解だった。Molecule Planeさんが親切にも教えてくれたけど(ほんと良くご存じですごい。)Soundcraft Signatureシリーズは録り音の位相がめちゃくちゃになる素敵仕様なので自分の下調べの甘さを痛感しました。詳細は下記をご参照あれ。


とはいえ詳しく読んでみるとSignature12MTKは奇跡的に(?)録り音が一切合切位相反転するのでそう悲観することもなさそう。結局そのまま使うことに。この機に位相反転についていろいろ学ぶ機会になったので結果的に良かったかな。Liveのutilityを積極的に使うようになったのもこれがきっかけです。あれ地味に機能詰め込まれててやばいっすね。話が逸れましたが、僕が持ってる以外のモデルはch毎に位相が違うらしく録るならマジでやめた方がいいです。純粋にアナログミキサーとして使うなら現行機のEPMシリーズがいいんじゃないですかね。ノイズも少なく音は抜群によいです。いくつか経由したからこそヘッドルームやS/N比とかの基本スペックの大切さが身に染みる。ミキサーゴテゴテいろんな機能付いてなくて純度の高いやつ一個は持っておくべきだなと…S/Rがモノラルしかないのが唯一の不満点かな。っていうかステレオかもしれん。後でマニュアル確認しよ…ディスりつつももうこれなしじゃいられないくらいには愛用してる。来年SiX買うけど。

3)SHAPE 50 - FOCAL


名機。絶賛支払い中。苦しい。もっと早く買うべきだったその①。すべての機材に恩恵があるので、変なシンセ買うくらいならモニターに全力投球しろと2年前の自分に言いたい。まあタイムマシンで面と向かって聞かなかったろうな。一回Genelec借りたけどあれの方がぶっちゃけ音は好み。モニタースピーカーはこいつと心中するって勢いつけて買うべきもんだなって思いました。Focal割と有名なので、その辺の人にもドヤれる(重要)

4)SMB-01L - phonon


思いつく限り最強のモニターヘッドホン。かと思ったらFocalの20万くらいするやつとか、これも特級とかいう桜のやつがあったりとマジで底なし沼だった。ある方からお譲りいただいた一品。諸事情により非公開。Waveform Laboratoryの大量EPリリースの直前に手元に届き、粗が見えまくったので泣きながら全曲ミックスからやり直した。顕微鏡で覗いてるみたいになるので、自分の曲を聴くのは精神衛生上よくない。他人の曲なら聴いてて抜群に楽しくなる。phononは一定レベル以上の人には絶賛されてるイメージなので、かなりドヤれる(重要)

5)POLYMOON - meris

ステレオでディレイとフェイザーが使えるペダル探してたら辿り着いた一品。merisってstrymonにいた人が立ち上げたブランドなんすよ、全然有名ではないが…そもそもギター界隈のHPで見つけたしね。かなりピーキー。値段の割に作りが粗雑。つまみのセンターくらい出してくれよ。知名度の低さ故、あまりドヤれない。

6)volca keys - KORG


説明不要。いい意味で値段と機能がぶっ壊れてる。名機。お値打ちなのでドヤれない。

7)Small Stone - electro-harmonix

説明不要。名機。すぐ電池切れる。電池交換にドライバーが必要なのでマジで面倒。音は当たり前だがよい。Analog Fourの後段に挿したかったのでモノラルS/RのSignature12MTKと相性が良い。旧モデルがよかったが新モデルで我慢してる。どうでもいいけどBi-PhaseのクローンMr. Black / Twin Lazersを買います。年内には買わんけど。たぶん。


8)multiclock - E-RM

知る人ぞ知る名機。これもshibaくんち行った時に存在を知り、折しもYuheiさんが手放そうとしてたので存在知ってから一週間後には家にあった。今思うと謎の行動力だな…実はまだちゃんと使いこなせてないのでじっくり向き合わねばなやつ。DFAMに対してクロックディバイダーができるので来年はこの辺を主軸にライブセットを組みたい。

9)volca moduler - KORG

発売は2019年。(確か)そっからずっと気になってたが、ローパスゲートに拒否反応が出てずっと手を出さず。未だに理解できてない。普通のVCFじゃあかんのか…ってなっちゃう。TAKEO WATANABEさんの野外ambientセッション(最近再生数伸びててマジですごい)によく登場するので、一気にMNG候補に。全く使いこなせてません。金属音がすると嫁に「音下げて!」って怒られるのであんまり使い込むこともなくたまにいじる感じ。あとはパッチがそのまま持っていくのも難しいし現場で挿すのがやってられんなーとなっていまいち現場投入に対してもモチベがあがらんのも理由の一つ。買う前からわかってたけどね。


10)SPACE - Eventide

もう3年くらいに前になるかな、大阪にお呼ばれした際、Kick.S先生からdubtechnoやるならこれあったほうがいいよ~と教えて頂きずっと欲しかったやつ。ただリバーブに7万か…というのが常に頭にあったのでなかなか手が出せなかった一品。音いいのは判ってるんだけど愛が足りなかった。オクで3.5万で逃げ切りお迎えすることに。家で叫んでたら嫁にめちゃくちゃキモがられた。shibaくん持ってるっていって家に遊びに行ったらtimefactorだった。突っ込みそうになったが先輩なのでやめた。Akitoくんの主宰Heathで、暗闇にしてやるっていうテーマだったので現場初投入。Methodd夫妻もこれだけは興味津々だったな。これにvolca keys(これも地味に現場初でした)を手弾きでBlackholeに突っ込んで鳴らしたら、Elektronで仕込んでた方より受けが良かったのは単純にこいつが超絶名機だから。自分の力ではないので謙虚にならざるを得ない。

11)Blofeld - Waldorf

名機。脳細胞焼き切れそうになってMやらIridium行こうとしたけど、冷静になってここで妥協しておくことになった。ちなみに対抗馬はserum。実機はデカいゴツい重いで想像以上だった。volcaくらいのサイズだと思ってたんだよね…現場ではDigitaktからシーケンス送ってDigitaktに戻してEXT.INをミキサーとして使うって方法に落ち着きそう。ステレオアウトだから結構どうやってセットに組み込むが迷った。11月のチャオバナに間に合わせたいなあ。


12)SoundID Reference - Sonarworks


MNGというかインフラ整備って感覚だけど。これマイクが高いから半年以上迷ってた。測定結果は凸凹で文字通り山岳だったので、衝撃を受けるとともになんてコスパのよいプロダクトなんだと180°態度を改めた。制作やる人はもう思考停止して買うべしと叫びたい。TLでは言わないけど。


そして今年支払い済みであるが来年届くのが

13)Fireface UCXⅡ - RME

https://synthax.jp/fireface-ucx.html

いつになるんや、、、、お楽しみに!

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2021/10/25 追記

「もう年内は機材買わない」とあれだけ宣言したのに、早々に

14)Mr. Black - Twin Lazers


泣く子も黙る名機、デュアルフェイズシフターMu-Tron Bi-Phaseのクローンです。今年惜しくも亡くなったLee “Scratch” Perryの愛機でもあります。

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ダブ寄りのダブテクノも守備範囲に加えたいので、これはマジで強い味方になってくれるでしょう。つか本物デカすぎやろ!
マイナーなのでそこまでドヤれない。

以上!もうほんっっとに年内は機材買いません!!!!

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2021/11/14 追記

すみません、また買っちゃいました。

15)Elektron - Octatrack MK2



はい、しれっとMNGしてましたね。
代替不可能な名機。全然使いこなせてないので説明させないでください…
導入についての考察など詳しくは下記のリンクから💁‍♀️ 
使いこなさない限り決してドヤってはいけない。


16)SSL - SiX

超名機。説明いる…?

マジでかっこいい…惚れ惚れするとはこういうことを言うのかと。ため息が止まらんです。

音質はやばいです。語彙力が追いつかない。あれ、俺こんないい音する機材持ってたんだね…と全ての機材に土下座するレベル。
最強にドヤり散らかせる。

(2021/11/15 追記)

SiX導入についての記事を書きました。お時間あれば是非に。


以上!です!!!


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2021/12/01 追記

sonicware LIVEN XFMポチりました。

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