見出し画像

自宅のDJブースを改造した話

こんにちは~

特にMNGしてなかったので久しぶりに書くような気がします。元々DJからライブや制作に入ったんですが、いかんせんそっちが楽しすぎてDJブースの環境整えるのがほったらかしになってたんですよね。

ということで、今回手を加えたところをひとつずつ見ていきましょう。

1)ターンテーブル[Technics - SL-1200MK3D]

きっかけは地元の先輩にタンテを譲ってもらったこと。

タンテはTechnics SL-1200MK3Dです。特に世代を厳選したわけではないですが、たまたま声かけてもらったのが一番欲しかった世代でした。日頃の行いがいいんでしょうねー知らんけど。この世代からピッチのリセットボタンがあるのと(特にいらないよーって声も聞きますが、使う/使わないの選択はできた方が良いかと個人的に思ってます)あとなんといっても麦玉!!!溝を麦玉で照らした感じがめっちゃ好きなんですよね…新しめのやつて青色LEDじゃないですか、ディスって申し訳ないんですがアレに色気を感じないのでほんと嫌いなんですよね。なんであれにしたん!と正気を疑います。玉切れたらはんだ付けしなきゃいかんのも解ってるんですが、それでも麦玉は譲れない!!!

針圧調整とか全くわからないので、オタレコさんの教則動画見て勉強しようと思います。ほんとこういうテクニックをまとめてくれるの頭下がりますよね~

そんなこんなで据え付けてみました。これでリビングの半分以上埋まってます。音を作るところから、実際にDJするところまでワンストップでできるようになりました。自宅でダブプレートプレスしたいです。

2)カートリッジ[ORTOFON - Concorde MkII CLUB TWIN]

針はORTOFONです。みんな大好きSHUREも欲しいけどとっくにディスコンだし、他人の話聞くと結構みなさんSHUREから現行品へしぶしぶ乗り換えてる印象がある。タンテにつけてもらったけどほぼ未使用とのこと。針の良し悪しとかもわかんない(あんまり興味がない)ので、まあ評判いいやつならいっかなーという程度。聴き比べたこともないしなあ。こだわりがなくてすいません、という感じ。

3)スリップマット[Tobira Records - Tobira Cork Slipmat]

スリップマットは常に深いとこの音を届けてくれるTobiraRecordsさんのオリジナルです。Technicsの純正のフェルトのがついてたけど、やっぱり新品で気持ちよく始めたいのもあり新調しました。ちなみに一回薬膳BARに寄贈したのでこれ買うの2回目です。

※先代のスピーカー[DENON - USC-M50]

DJブース用のスピーカー、僕が高校の時に親父に買ってもらったDENONのパッシブだったんですよ。うちの奥さんもDJやっててお古のスピーカーで満足してくれてたんですが、そろそろパワードのモニターに変えたいなと思っててました。
カタログスペック上でしかないけど、言うほど周波数特性とか悪くないね…まあ聴き飽きたってのが大きいです。20年使ったからもう変えても許されるでしょ。

今回一番の課題がモニタースピーカーの費用対効果。いろいろ物色して目を付けたのがこちら。

4)モニタースピーカー[YAMAHA - HS5SG]

SGってのは限定色「スレートグレー」のことですね。型番としては「HS5」になります。スレートグレーかっけええ!!!ぶっちゃけ決め手は見た目です。たぶんこの色じゃないと買わなかったんじゃないかな…前のやつはパイン系の色でどうしても部屋に馴染んでなくて、見た目からずっとストレスだったんですよね。見た目は大事。

実はYAMAHAはノーマークで、全然興味なかったんですよ。ミーハーなんで人に自慢できるやつ欲しくなっちゃうんですよね…去年今池にできた新VENEW「NORMAL」でのDJブース用のモニターがYAMAHA NS-10(たぶん)で、こんな小さいのにフロアにマスキングされずに解像度が高くミックスやりやすいな~と非常にいい印象を受けてました。

ちなみにNORMALはメインスピーカーとしては珍しくAmphionを導入しており、数ある名古屋の箱の中でも独特な音が鳴ります。解像度は抜群に高いけど、スイートスポットはめちゃシビアな印象。名古屋名物味仙本店のすごい近くなので、お近く寄られた際には立ち寄ってはいかがでしょう。

5)ラインケーブル(RCA)[OYAIDE - d+ RCA class B]


ラインケーブル周りも適当なやつを使っていたのでこの機に新調しました。(電源ケーブルまでは触ってないです。)

僕は専らUSBでやるのでCDJからのoutの音質を上げたかったのと、奥さんはUSBとPC両方やるんですがCDJのDACを経由するので結局音質はCDJのoutに依存するなーと思ったのでCDJ~ミキサー間をOYAIDEのネギケーブルにしました。あ、ネギケーブルってTwitterでも僕しか言ってないけど通じますよね?classBとかカッコつけてそうで恥ずかしいじゃん…

ミキサーからモニタースピーカーへの送りは、転がってたCANAREのXLRを使いました。位相がずれないようにちゃんと同じ長さのものを使用。言いたいだけです。今までCDJ~ミキサー~スピーカー(正式にはパッシブなのでプリアンプ)間をすべてブランドもわからない適当に転がってたRCAにしてたので、まあ「多少気を遣ってるな~」くらいにはできたんじゃないかな~と。

最後の仕上げはこれ。

以前ホムセンで買った建築用のアスファルトマットの端材があったので、適当なサイズにカットして仰角にしてミックスしやすいポジションにフォーカスしときました。HS5の底面は完全ベタ(横置き配置も考えてのデザインなのかな)なので、結果的に接地面積も減ってよかったんじゃないかなと思ったり思わなかったり。結果オーライ的な感じです。

これセッティングの話なんですがHS5って例にもれず背面バスレフなんですよ。正三角…とはいかずとも二等辺三角形にしてて、場所の関係で、左のスピーカーが壁にべた付けに近い状態でバスレフから壁面の進入角が30度くらいになってるとはいえなんで反射も逃げてってるかなーと思ったんですが、どうも低域がダブついてるような感覚が。Hi/Lowと背面のスイッチで多少調整できるんですが片方だけでもやった方がいいのかどうか…一回Sonarworksで測定してみようかな。って書いて満足して一生やらんやつですねこれは。

まとめ

予算的な制約も大きかったですが、制作用に使ってるFocalよりも音がいいと悔しいのでどの辺に着地させるかが今回の課題の一つでした。ほんとは丸一日かけてA/Bテストしながら端子掃除して…ってやりたかったんですけど、風邪ひいてヘロヘロで体力も気持ちも余裕がなかったので一気にやりました。音質は確かに良くなりましたが、何がどう寄与してるのかよくわかりません!以上!おわりです!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?