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蹴鞠のトリコ

フリーランスのサッカージャーナリストとして活動する舩木渉が、横浜F・マリノスの練習取材レポートを中心にJリーグや女子サッカー、海外組日本人選手など幅広いテーマでサッカーの魅力をお…
こちらのマガジンでは横浜F・マリノスを中心とした日々の取材記事を発信いたします。月に2本以上お読み…
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2024年8月の記事一覧

天皇杯で輝いた小池龍太、その後…。見え始めた完全復活への道「プレーしている時に周りの人たちが喜んでくれるのが一番嬉しい」

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渡辺皓太&ポープウィリアムはジュビロ磐田戦に間に合うか? 1ヶ月で8試合の過酷な連戦へ…ハッチンソン監督が明かした現状

マリノスが練習を一般公開 横浜F・マリノスは8月26日に練習を一般公開した。  2日前のリーグ戦に先発出場したメンバーと交代出場ながらプレー時間の長かった山根陸はフットバレーなどで汗を流し、リカバリーに主眼を置いたメニューで1時間弱の練習を終えた。

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29歳になった畠中槙之輔が示すリーダーの自覚「もっとチームを引っ張っていけるような存在に」。頼れる守備の要が完全復活

畠中槙之輔が29歳に「まだベテランではないと思っているけど…」 横浜F・マリノスに所属する畠中槙之輔が、8月25日に29歳の誕生日を迎えた。  昨年の28歳の誕生日は右ひざの前十字じん帯と半月板を損傷した直後で「家族と一緒ではあったけど、病院で自由が利かなかった」が、今年は健康体かつチームのオフも重なり「家族に囲まれて、幸せな誕生日」を過ごすことができた。

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マリノス新加入の本間ジャスティンが入団会見「ここで主力になれるようにという思いで来た」。神戸で燻っていた19歳を獲得した背景とは

U-19日本代表の本間ジャスティンがマリノスに加入 横浜F・マリノスは8月26日、ヴィッセル神戸から育成型期限付き移籍加入した本間ジャスティンの入団会見を行った。  アメリカと日本のハーフで大阪府門真市出身の本間は、ガンバ大阪門真ジュニアユースからヴィッセル神戸U-18に進み、今季からトップチームに昇格。神戸ではYBCルヴァンカップで通算2試合に出場したのみで、リーグ戦での出場機会はなかった。  冒頭で「神戸ではなかなか試合に出られなくて悔しかったんですけど、その中でマ

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変貌を遂げる井上健太。基準は2019年のマリノスとあの選手…先輩たちの助言を受けて急成長「もっともっとギアを上げられるように」

ゴールラッシュを締め括った4点目 明治安田J1リーグ第28節が8月24日に行われ、横浜F・マリノスはセレッソ大阪に4-0で快勝した。  前半は無得点ながら、後半に怒涛の4得点。ゴールラッシュを締め括ったのは、天野純だった。後半アディショナルタイムの95分、相手のチャンスをGK飯倉大樹のセーブでしのいだ直後にカウンターを発動。エドゥアルド、喜田拓也、天野を経由して右サイドに展開すると、井上健太がドリブルで仕掛けてから中央へ折り返す。そして、最後はそのパスを受けた天野が右足シ

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松原健「自分も立場が確約されているわけではない」。盟友・小池龍太の復活からも刺激「やっぱりめちゃめちゃ嬉しかった」

チームメイトたちを勇気づけた小池龍太の復帰 小池龍太の復活は、横浜F・マリノスのチームメイトたちを駆り立てる力になっているようだ。  8月21日に行われた天皇杯4回戦のV・ファーレン長崎戦に先発出場し、約4ヶ月ぶりに公式戦のピッチに立った小池は躍動感あふれるプレーでマリノスの攻撃を勢いづけた。  前半終了まで45分間のみの出場ながらインパクトは絶大。メンバー外となり自宅から小池の復帰戦を見届けた松原健は「やっぱりめちゃめちゃ嬉しかったです」と長年切磋琢磨してきた盟友の復

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30歳の誕生日を迎えた喜田拓也「周りの人たちに大きな感謝しかない」。節目を迎えて実感する成長「楽しめる人生、誇りに思える歩みを」

主将・喜田拓也が30歳に 2024年8月23日、横浜F・マリノスのキャプテンを務める喜田拓也が30歳の誕生日を迎えた。 「まずはこうして元気に30歳を迎えられたのは、選手としてというより、その前に人として当たり前のことじゃないですし、家族や周りの仲間に恵まれて、そしてこのクラブで迎えられたことは非常に幸せに思わないといけない。感謝の気持ちしかないですね」

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天皇杯で発揮する無類の勝負強さ。90+10分に劇的決勝弾…最後まで信じ続けた植中朝日がマリノスを準々決勝へ導く「自信を持って振った」【無料記事】

マリノスは劇的展開で天皇杯準々決勝へ 天皇杯4回戦が8月21日に行われ、横浜F・マリノスはV・ファーレン長崎に3-2で勝利して準々決勝進出を果たした。  劇的な展開だった。序盤から圧倒的に試合を支配していたマリノスは、チャンスをゴールにつなげることができず。58分にはフアンマ・デルガドにワンチャンスを仕留められ、長崎に先制を許してしまう。  その後67分に天野純のゴールで追いついたものの、後半アディショナルタイムの92分に再び失点。中盤から飛び出してきたマテウス・ジェズ

小池龍太が再び復帰に近づく「競争の中に入れているのは認識している」。天皇杯・長崎戦の出場はあるか?

小池龍太の復帰が迫る トリコロールの背番号13が再び公式戦のピッチで躍動する姿を、もう少しで見られるかもしれない。  7月中旬に全体練習への制限付き合流、今月に入って完全合流を果たした小池龍太は、すでに練習試合にも出場。8月19日の練習でも元気な姿を見せ、「少しずつ怪我人が戻ってきている中で練習の強度やクオリティが上がってきて、その中での競争があって、またそういうサイクルに戻れているのは、自分としてもすごく嬉しいことだと思います」と語った。

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植中朝日と加藤聖にとっての古巣対決。天皇杯ラウンド16でV・ファーレン長崎と対戦「J1の違い見せつける」「とにかく勝ちたい」

植中朝日と加藤聖、初めての古巣対決へ 横浜F・マリノスは8月21日に天皇杯4回戦(ラウンド16)でV・ファーレン長崎と対戦する。  昨季からマリノスに在籍する植中朝日と加藤聖にとっては、初めての古巣対決となる。JFAアカデミー福島の同期だった2人は2020年に長崎でプロサッカー選手としてのキャリアを歩み始めた。

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マリノスでは「どんどんいい競争が始まっていく」。西村拓真、畠中槙之輔、ポープウィリアム…三者三様の“カムバック”

衝撃のスーパーゴール。西村拓真の“カムバック” 驚きでスタジアムがどよめいた。  ペナルティエリア外から西村拓真が左足を振り抜くと、ボールは川崎フロンターレのGK早坂勇希が伸ばした手をかすめてゴールネットに突き刺さった。衝撃的なスーパーゴールでリードは2点に広がり、試合の流れは完全に横浜F・マリノスに傾いた。

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永戸勝也が2ヶ月ぶりに戦列復帰。PK奪取の起点に…いきなり発揮した駆け引きの巧みさ「前半は様子を見つつ、後半で変えてみようかなと」

永戸勝也が先発出場。約2ヶ月ぶりの復帰に 明治安田J1リーグ第27節が8月17日に行われ、横浜F・マリノスは川崎フロンターレに3-1で勝利を収めた。  永戸勝也にとっては約2ヶ月ぶりの復帰戦。6月19日に行われたJ1リーグ第13節のサンフレッチェ広島戦で負傷していたマリノスの背番号2は、長いリハビリを乗り越えて復活を果たし「求められていることはできたかなと自分では思っています」とパフォーマンスへの手応えを口にした。

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ジャン・クルードがついにJリーグデビュー!ぶっつけ本番の右SB起用に応え「どこでも出られる準備をしていきたい」

ジャン・クルードがJリーグデビュー! 明治安田J1リーグ第27節が8月17日に行われ、横浜F・マリノスは川崎フロンターレに3-1で勝利を収めた。  この試合では今夏新加入のジャン・クルードが公式戦で初めてメンバー入り。そして、78分に松原健との交代でJリーグデビューを飾った。マリノスのファン・サポーターと勝利の喜びを分かち合った後、取材に応じたジャンは「まずはチームメイトや監督、スタッフ、ファン・サポーター、関わってくれている全ての皆さんに感謝したいです」と述べ、「デビュ

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ゴールのちPK献上…。歓喜と絶望を同時に味わったエドゥアルド、連敗阻止へ「毎試合が決勝だと思って戦って勝ち点3をつかみ取りにいく」

まるでジェットコースターのような2分間 明治安田J1リーグ第26節が8月11日に行われ、横浜F・マリノスはヴィッセル神戸に1-2で敗れた。  この試合でマリノスに先制点をもたらしたのは、センターバックのエドゥアルドだった。42分、天野純が蹴ったコーナーキックに頭で合わせて3試合ぶりとなる今季2得点目を挙げた。

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