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蹴鞠のトリコ

フリーランスのサッカージャーナリストとして活動する舩木渉が、横浜F・マリノスの練習取材レポートを中心にJリーグや女子サッカー、海外組日本人選手など幅広いテーマでサッカーの魅力をお…
こちらのマガジンでは横浜F・マリノスを中心とした日々の取材記事を発信いたします。月に2本以上お読み…
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2024年6月の記事一覧

天野純が危惧する「自分たちを過大評価している感じ」。不振の中で際立つベテランたちの存在感、今こそマリノスを導く時

チームは波に乗り切れていないが… 横浜F・マリノスは6月29日に行われた明治安田J1リーグ第21節で東京ヴェルディに屈した。6月のリーグ戦は6試合で2勝4敗と負け越し、連敗のち連勝、そして連敗と波に乗り切れていない。

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マリノスの選手たちはブーイングをどう受け止めたのか? 渡辺皓太「もう一度応援に来てもらえるようにやっていきたい」

ホームで敗戦。スタンドからはブーイング 明治安田J1リーグ第21節が6月29日に行われ、横浜F・マリノスは東京ヴェルディに1-2で敗れた。  試合前日にはキャプテンの喜田拓也が「歴史ある対戦カードなので、エンブレムの意味や背負っているものをちゃんと表現できるゲームにしたい」と意気込んでいたが、結果も内容も不甲斐ないものになってしまった。

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天野純「アタッキングフットボールを復活させたい」。今季初ゴールの勢いそのままに「もっとワクワクさせるようなプレーができる」

パフォーマンスの手応えとともに東京ヴェルディ戦へ 明治安田J1リーグ第21節が6月29日に行われ、横浜F・マリノスは東京ヴェルディと対戦する。  直近のリーグ戦ではアビスパ福岡に1-2で敗れ、今季初の3連勝を逃したマリノス。それでも天野純は「自分たちのサッカーができていた」と試合内容に手応えを感じていた。前半からボールを支配して主導権を握り、シュートチャンスも作れていたのは間違いない。

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喜田拓也「エンブレムの意味や背負っているものを表現できるゲームに」。横浜F・マリノスは6月29日に東京ヴェルディと“伝統の一戦”【無料記事】

日産スタジアムで16年ぶり“伝統の一戦” 明治安田J1リーグ第21節が6月29日に行われ、横浜F・マリノスは東京ヴェルディと対戦する。  1993年のJリーグ開幕戦と同じ顔合わせになる“伝統の一戦”が日産スタジアムで開催されるのは、2008年11月29日以来のこと。マリノスのキャプテンを務める喜田拓也は「皆さんの注目度があって、歴史もある対戦カードなので、エンブレムの意味や背負っているものをちゃんと表現できるゲームにしたい」と意気込んでいた。  前日の6月28日午前の時

吉尾海夏が済州ユナイテッドへ期限付き移籍。初の海外挑戦へ、苦しむ日々の中で語っていたこと「俺は何をしているんだろう…って」

吉尾海夏が韓国の済州ユナイテッドFCへ移籍 横浜F・マリノスは6月27日、吉尾海夏が韓国Kリーグ1の済州ユナイテッドFCへ期限付き移籍すると発表した。期間は今年の12月31日までとなっている。

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西村拓真の復帰で中盤の競争が激化、それでも…。榊原彗悟は「とにかくチームのために走って戦う」

西村拓真の復帰が決定。中盤の競争はさらに激しく スイス1部のセルヴェットFCに期限付き移籍していた西村拓真が、今夏から再び横浜F・マリノスの一員として戦うことになった。それによって中盤のポジション争いはさらに激しくなることが予想される。  今年2月にスイスへ旅立つまで、プレシーズン中の西村は4-3-3の2列目シャドーとしてテストされていた。練習試合ではゴールを記録するなど、新たなポジションにも意欲的に取り組んでいたと記憶している。

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吉田真那斗が大分トリニータへ育成型期限付き移籍。即戦力として実戦経験を積み、再びマリノスで輝くチャンスをつかめ

吉田真那斗が大分トリニータでの武者修行へ 横浜F・マリノスは6月25日、吉田真那斗がJ2の大分トリニータへ育成型期限付き移籍することを発表した。移籍期間は2025年1月31日までとなり、期間中はマリノスと対戦する公式戦に出場できない。  鹿屋体育大学からマリノスに加入してプロ1年目の吉田は、出場機会の確保に苦しんでいた。公式戦でピッチに立ったのは2試合のみで、先発出場は一度もない。右サイドバックとしては松原健、加藤蓮、そして小池龍太に次ぐ4番手という位置づけだった。

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ピッチ上で下された“終わらせる”ための決断。札幌戦は分水嶺となるか? 「圧倒的だったかというとそうではない」からこそ、マリノスに必要だったこと

「課題もありながら」つかんだ2ヶ月ぶりの連勝 明治安田J1リーグ第19節が6月23日に行われ、横浜F・マリノスは北海道コンサドーレ札幌に1-0で勝利を収めた。  アンデルソン・ロペスが63分に古巣から決めたPKが唯一のゴール。フル出場で奮闘した渡辺皓太は「課題もありながら何とか勝っている感じ」というが、それでも「結果が一番大事なので、すごくポジティブなこと」と約2ヶ月ぶりのリーグ戦での連勝を喜んだ。

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宮市亮に復活の地で個人チャント誕生「感慨深く、鳥肌立った」。まもなくマリノス在籍3年、感謝を胸に3連勝へ「まだまだ巻き返せる」

特別なスタジアムで個人チャント初披露 横浜F・マリノスに所属する宮市亮は、6月15日に行われた明治安田J1リーグ第18節のFC町田ゼルビア戦でJ1通算50試合出場を達成し、その試合で今季初ゴールも記録した。  さらに6月19日に行われたJ1リーグ第13節延期分のサンフレッチェ広島戦では、1点ビハインドで迎えた87分に値千金の同点弾をアシストしてマリノスの逆転勝利に大きく貢献。リーグ戦3試合連続でゴールに直接関与する活躍を披露していた。

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ポープウィリアムが打ち明けた“父親”としての想い。チーム全員でつかみ「改めて僕はこのチームに来られてよかったと感じた」パパになっての初勝利

いきなり第1子誕生を発表「誇ってもらえる父親でいられるように」 横浜F・マリノスでは恒例となっている勝利後の円陣で、マイクを握ったポープウィリアムはファン・サポーターへの感謝を述べた後に「私事になりますが…」と第一子の誕生を報告した。  6月19日に行われた明治安田J1リーグ第13節延期分のサンフレッチェ広島戦は、ポープにとって父親として臨んだ初めての試合に。そして、父親としての初勝利もつかんだ。

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アタッキングフットボールは死なず。サンフレッチェ広島に劇的勝利、ヤン・マテウスが圧巻2発「1人ひとりが気持ちを見せられた」

ヤン・マテウスが劇的な逆転勝利を演出 明治安田J1リーグ第13節延期分が6月19日に行われ、横浜F・マリノスはサンフレッチェ広島に3-2で逆転勝ちを収めた。  開始2分で広島に先制を許したマリノスだったが、最後の最後まで諦めない気持ちが結果につながった。 「今日は何よりも1つになる、ファミリーになるという気持ちをしっかりと表に出して戦うべき試合だったと思います」

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マリノスに“謎の練習生”現る!? 「相変わらず一番うるさかった」けど懐かしく感じるあの声、不振のチームに与える影響は?

久里浜に“謎の練習生”が登場 見覚えのある選手がニコニコ笑顔で報道陣に挨拶し、何の違和感もなくチームの輪の中へと混ざっていった。その選手とは、藤田譲瑠チマである。  2023年夏からベルギー1部のシント=トロイデンVVでプレーしていた藤田は、クラブとU-23日本代表での活動を終えて帰国。オフ期間を利用し、古巣である横浜F・マリノスの練習に参加している。直近まで代表活動に参加していたこともあり、報道陣に冒頭15分間が公開された6月18日の練習では軽快な動きを見せた。

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ヤン・マテウス「こういう状況でどれだけファミリーでいられるかが鍵」。今こそ試されるマリノスの底力、一致団結してサンフレッチェ広島戦へ

ヤン・マテウスが語った「一番大事になってくる」こと 横浜F・マリノスは6月19日、明治安田J1リーグ第13節延期分でサンフレッチェ広島と対戦する。  リーグ戦では連敗中、しかも直近9試合でわずか1勝と苦しい時期が続く。シーズンの折り返しを前に、勝利とともに少しでも状況を好転させるきっかけをつかみたい。ヤン・マテウスも「この状況を打破しなければいけないことはチーム全員がわかっています。明日の試合はこの状況を変えるチャンスなので、しっかりといい準備をして、勝ちにいきたいと思い

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「相手が慣れた時に次の手がない」現状をどう打破するか。サンフレッチェ広島戦で渡辺皓太が体現する「意識の部分」

「すごくいい流れ」をどれだけ 横浜F・マリノスがリーグ戦の直近9試合でわずか1勝と苦しんでいる。6月15日に行われたJ1第18節では首位・FC町田ゼルビアに1-3で敗れ、今季2度目の連敗を喫した。  この悪い流れをどのように断ち切るか。最初のステップとして注目されるのが、6月19日に予定されているJ1第13節延期分のサンフレッチェ広島戦である。上位との重要なゲームを翌日に控え、同18日の練習後に取材に応じた渡辺皓太は「試合の中でポジティブな部分もあるので、そっちの時間帯を

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