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船で韓国 復路編

2024.8.19(月)
先日、大阪からのフェリーで韓国に行くという動画を投稿した。この船に乗ることだけが目的だったので動画は釜山港に着いたところで終わっているが、その後はどうしたのだろうか。ここに書き記しておく。

四街道806→東京852 NEX
東京909→新大阪1136 のぞみ

大阪1234→弁天町1241
弁天町1249→コスモスクエア1257

大阪南港1500→釜山港1000

2024.8.20(火)

釜山駅

釜山に着くまでは動画に上げた通りだ。そこからとんぼ返りでも良かったが、せっかくの韓国がそれではもったいない。昨年の結婚しました動画で祖父の故郷の近くまで行くため、束草を訪れたが、これは1人で行っていた。せっかくならあらためて妻と行って、動画にも登場した観覧車に乗りたいなと思っていたので、今回は妻の同行もあるため、目的地は束草とした。

しかし、韓国の国土はそんなに広くないし、釜山から束草くらいすぐ着くだろうと、列車の時刻は何も調べず束草に宿をとり、その翌日14:45に仁川空港を出る成田行きの飛行機を予約していた。
あらためて出発前に時刻を調べると、釜山から束草、かなり遠い。おそらくほぼ乗り物に乗ってるだけの旅になりそうだ。ただ、束草の観覧車の営業時間にはギリギリ間に合いそうなので、それに乗れればよしとしよう。

釜山から束草への行き方は主に2通りある。一つは高速バス。所要時間は6時間ほどで、東側の海沿いを行けば最短ルートだが、高速道路がないため思ったより時間がかかるようだ。また、バスの本数は少なく、時刻表も事前に調べられなかったのでやめておいた。
もう一つの方法はソウルまで鉄道で向かい、ソウルから高速バスに乗り換え。かなり遠回りで損した気分になるが、結局これが一番早いようだ。しかしそれでも結局6時間ほどかかる。

とりあえず駅の券売機へ。高速鉄道(新幹線のようなもの)はKTXとSRTの2種類あり、SRTの方が運賃が安いうえに、ソウルのバスターミナルに行きやすい駅(水西駅)に停まる。SRTの空席を見てみると...なんと終日満席。何が起きているんだ。

諦めてKTXを使う方のルートを調べる。しかしKTXで釜山→ソウルを調べると、直近の便はやはり満席と出てしまい、もはや当日中に束草に着けるか怪しい。
なぜこんなに混んでるのかというと、ちょうど一昨日釜山駅で脱線事故が起こり、多くの列車が運休になっており、その反動もあるようだった。
しかし、ここである技を思いついた。途中で区切れば指定があるのではないか。東海道新幹線も、東京→新大阪の通しの空席がなくても名古屋で区切れば空いている可能性がある。
0系から最大までの動画で訪問した大田駅で区切ると、大田までの座席は確保できた。大田から先は同一便は満席だったものの、30分後に他路線から来る列車に乗り継ぐことができた。

釜山1200→大田1334(KTX)
大田1406→ソウル1514(KTX)

窓口で買うより券売機で買った方が色々調べられて便利なので券売機で購入したが、なぜか釜山→大田は私と妻でA席とD席という離れた窓側が指定された。たまに券売機は謎の挙動をする。

ソウル→高速ターミナル(地下鉄・所要時間約30分)

地下鉄で高速バスターミナルへ移動する。ソウル駅から離れているので地味にここで時間がかかるのも痛い。また、ソウル〜束草のバスはソウルと東ソウルの2つのバスターミナルを発着している。東ソウルの方がソウル中心部の渋滞を避けられるため、束草までの所要時間は短い。しかし本数はソウル発の方が多いようで、どちらを選ぶか悩ましい。熟考の結果、昨年の束草訪問でも使ったソウルのバスターミナルへ向かうことに。

韓国の高速バスは意外と混んでいるイメージがある。これがまた満席続きだったら束草にたどり着けない、と思いながら空席を見てみると、バスは約30分間隔で運行されており、16時発が出た直後だったものの、直近の16時半の便を確保することができた。

ソウル~束草の高速バス

高速ターミナル1630→束草1940頃 高速バス

あとはバスで束草へ向かうのみ。所要時間は2時間半くらいと案内されていたが、ソウル市内の渋滞が激しく、結局30分くらい遅れた。
観覧車の営業時間は20時までとのこと。最終受付に間に合うか微妙なラインだ。バスを降りてすぐの観覧車(ソクチョ・アイ)へ向かうと、台風接近のため早期営業終了とのこと。18時頃には営業終了していたため、どう頑張っても今日たどり着くのは無理だった。まあそんな日もある、仕方ない。

消灯しているソクチョアイ

とりあえず昨年の動画でも登場した謎に部屋が広い宿、パンパスリゾートに宿泊。謎の広さは健在だった。本当は飲食店で何か食べようかとも思ったが、時間も遅いので近くのスーパーを訪問。レンジで温める釜飯のようなものを購入、大変おいしかった。

パンパスリゾート泊 8271円

2024.8.21(水)

2日目、もう帰る日である。気になるのは台風の接近だ。勢力は弱まっているものの、テレビのニュースでは主に韓国の南側で暴風雨となっている映像が流れていた。そしてソウルまでの移動もバスとなるので、渋滞の影響が怖い。
渋滞の影響を受けづらい東ソウル行きの朝の便を昨日の夜のうちに購入しておいた。これが正解で、朝になってから見てみると東ソウル行きは夕方まで満席となっていた。

束草750→東ソウル1040頃 高速バス

結局渋滞には巻き込まれたものの、想定内の時間で東ソウルに到着。ソウルのバスターミナルは敷地内に店舗が多数あり豪華だったが、こちらの東ソウルは思ったより簡素な構造だった。

東ソウル→ソウル (地下鉄・所要時間約45分)

ソウルメトロ2号線

地下鉄でソウル駅へ移動。ほぼ移動しているだけのような行程だが、行きと帰りで違うバス停を使うことにより、地下鉄も違う路線を活用できた。

ソウル1159→空港1307 各停
(ソウル1210→空港1301 直通は満席)

ソウルから空港鉄道で仁川空港へ。せっかくなので値段は高くなるが直通列車に乗ろうと思ったら、釜山を思い出す満席。とはいっても、各停でも全然問題ないので各停で空港を目指す。

仁川1445+130分→成田1710+130分 ジンエアー

無事に空港に着いた。帰りは韓国のLCCジンエアー。運行状況を見ると、45分遅れとのことだった。午前中に台風の影響で大半の便が遅れ、そのしわ寄せが来ているようだった。しかし遅れは拡大し続け、結局約2時間遅れとなった。ただ、欠航せずに当日中に帰れたので全然良いだろう。
また、パンスターフェリーの動画で18きっぷ割引という「往復で予約すると半額」の割引を利用していたが、帰りは飛行機となった。これは船の復路は雑魚寝の最も安い部屋を半額で予約し放棄した。船で帰っても良かったが、そうすると結局大阪から千葉への移動する費用がかかり時間もかかるので、片道放棄しても仁川〜成田を利用した方が安いというわけだ。

ちょっと慌ただしい韓国だったので、またあらためてゆっくり韓国に行きたいものだ。

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