編入学生,教員免許取得を目指す #1

さて,#1は,教員免許取得をなぜ志したかを書いていく.

結果から申し上げると,

私が今まで会っていろんなことを教えてくれた「先生」から受けた恩を今度は自分がその役割を担いたいというところがきっかけである.

小学校1年生の時の先生は,自分が恥ずかしくて言えなかった発表内容を一緒になって発表してくれたり.

小学校6年生の時の先生は,高専という進路を指し示してくれたり.

1年生の時担任をしてくれた先生は今度は小6の時の算数を担当してくれて.

その先生は,一人一人のペースを見抜いてその人に合った問題を出してくれて,自分はどんどん解き進めていくことで,算数が,数字が好きになった.

この時の二人の先生がいなければ高専に入学して北大に編入して研究職か教職を目指している自分はなかったのかなぁなんて思っていたりしている今日この頃.

中学校では,部活の顧問の先生に色々と教えていただいた.礼儀だったり,心技体の話だったり,メンタル部分を鍛えていただいた.すんげえ厳しかったけどついて行けた.あの先生は本当に生徒と真っ向勝負って感じでぶつかっていっていた.

その先生が中学卒業してから2年後にジュニア・リーダー(教育委員会管轄のボランティア)を通して再開するなんて誰が思っていたことだろうか.その時も,会長であった自分の意見を真摯に受け止め助言をしてくれた.

高専に入ってからのジュニア・リーダーで,"教える"ということに興味を持った.

最初は本当に,子どもたちと遊ぶことがたまらなく好きだった,楽しかった.次第に,遊びの中の学びに気づいていった.そこからは遊びを通して学ばせていくにはどうしたらいいのかを考えるようになった.それから段々,学校教育と家庭教育,社会教育の関連性を考える研修会に参加したりと様々...

高専4年生からは,大学生が集まる自然の家ボランティアになった.そこは先生になりたいと思う大学生がほとんどだった.幼稚園の先生になりたい,小学校の先生になりたい,保健室の先生になりたい.理科の先生になりたい.中には,大学では中学と高校の免許,通信教育で小学校の免許を取って教えていきたい,なんて言う人もいた.そこには,色んな”教えたい”があった.

高専5年生になって,編入試験対策にとことん付き合ってくれた先生.その先生から聞いた,これからを生きる子どもたちに対してへの熱い教育への想いを聞いた.

高専の研究室の先生からは,礼儀作法やマナーなどを研究活動を通して学ばせてもらった.研究室の先生は,研究に人一倍熱かった.彼の夢は,小学校から大学までの研究者への道を作ることらしい.自分も教育という方法を以って,子どもたちや若者に理科や科学の面白さ,大切さを伝えたい.


今まで色んな方とお会いしてきてお話も聞いたりした.(まだまだ,お会いできる人,お話しできる人もたくさんいるでしょうが...)

考え方だったり,価値観だったり,将来の夢だったり.そこには,自分では考えられないような世界が広がっていた.でもその大きな違いは,親の背中だったり,先生から言われた一言だったり,少しのきっかけだったりする.

こうして考えていくと,

教員をはじめとする教える職に就いている方というのは,

子どもたちの現在だけでなく未来をも変えたり,影響を及ぼしたりすることができる人たちなんだな,

と思いました.

そんな人に自分もなりたいです.

理科や科学の面白さを伝えることで未来の科学者を誕生させたり

親身になって共感してあげることでその人を救ったり

教育の面白さ,楽しさをつたることで未来の教員を育てたり.


こんな感じで,先生達からもらったパスを自分も未来にパスしたいな,未来の子ども達にも自分と同じ経験をしてほしいなってことで教員を目指します.

将来,教員になるのかは未だに分からないけれども,ただひたすらに頑張ります.

次回からは,編入学生が教職課程を履修するのにあたって大変だったことを書いていきます.







この場を借りて,

小1の時は担任で,小6の算数を教えてくれた K. T. 先生

小6の時の担任で,高専という道を教えてくれた D. K. 先生

バスケ部の顧問で,バスケ以外のことも教えてくれた K. H. 先生

編入試験の時にはお世話になって,教育の想いを語ってくれた S. M. 先生

研究室の先生で,厳しい研究活動を通しながらマナーを教えてくれた M. M. 先生

感謝を申し上げたいと思います.

本当にありがとうございます.





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