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【最近のニュース】日本の未来はボクたちの空気感が大事

最近のニュースから、自分たちのスケールに落とした内容を考えてみる内容です。

お亡くなりになられた方もいるので、ご遺族様に関しましては心からお悔やみ申し上げます。

【結論から】

人叩きをしても根本解決はしない。感情を満たすだけの行動よりも、再発防止のための原因を探り、因数分解していき素数にするまで考え抜く。

責任を明確にすること。

責任と関係ないことを掘り下げても解決も再発防止にもならない。

ヒューマンエラーの前に「システムエラー」(構造的なエラー)がないかを考える。

人を恨む前に、仕組みを恨め。

【2つの事件から】

今回、ニュースを見聞きして感じたことです。

普段のサロン運営に直結する学びをブログにします。

今回、感じた事件は2つです。

1つは『知床観光船』

2つ目は『山口県 誤入金 事件』

いろんなコメンテーターが自由に発言していますが、なんとも共感できないことが多いです。

受け取り方は人それぞれですから特に否定もしませんが、これらの事件事故から自分自身の生活や仕事に置き換えることができると思います。

あらためて、知床観光船のご遺族様に関しましては心からお悔やみ申し上げます。

【人を罰する前に仕組みをよく見ろ】

コメンテーターや沢山の人が、観光船の会社の社長を叩いています。人の命が奪われたのでそのような感情も理解できます。

しかし、第三者がその人を叩くことは共感できません。

きちんと『法』がその人を罰するからです。

人の何かを立ち上がれなくなるまで叩く文化を続けていると、仮に自分自身がミスをしたときに、その文化で自分自身が立ち上がれなくなります。再起できなくなりますよ。度を越すキャンセルカルチャーはやめにしませんか。

日々のサロンワークでも同じです。

ミスした人を必要以上に叩くことは無意味です。

再発防止するための注意や指摘で充分です。

観光船の社長は、法で裁かれるのでご心配なく。

周りが感情任せに叩く必要はありません。

感情を満たすための行動は、後に何も残るものはなく再発防止にすらなりません。

大事なのは、感情を満たすことよりも原因を掘り下げ2度と起きなくすることです。

【システムにエラーを感じる】

アンテナが壊れていた、船に亀裂が入っていたなどの情報を散見します。それは事実なのかも知れません。

そもそも構造的にエラーを感じています。

それは『飲食店にばかり補助金を送り、観光船などに飲食店ほどの助けはあったのか??』ということです。

サロンでも同様のことが言えます。

普段から不満などを大きな声で言える人にリソースを割いてしまい、なかなか言えないスタッフが表現するのが『辞める時』だったりします。

適切な対応を北海道や市町村は取れていたのか。

ここを明確にする必要があるように感じます。

あったとしても報道を見聞きする機会は、バッシングする報道よりは少ないですよね。

それがなければ、安全管理の優先順位を下げてしまい商売に走ってしまう悪い人も出てくると思います。

そこは構造的なエラーだと感じます。

安全の優先順位を落として商売に走る「ヒューマンエラー」をおこす『構造的なエラー(システムエラー)』ではないでしょうか。

多くの人やコメンテーターが、観光船の社長叩きに精を出していますが、世論を生み出す方向が違います。

社長を叩く世論ではなく、次に起こさないための構造的なエラーを改善する世論を生まないといけません。

省庁や都道府県。船舶の業界に検査基準を改めるや、自然を相手にする観光には運営ができないときに補助金が受け取れる流れを作るなど。

人叩きではなく構造的な問題をあぶり出し、改革することに声をあげるべきだと感じます。

【誤入金問題】

こちらも重ねておかしいと思っています。

ずばり言うと『誤った入金をした人の責任』がまるごと抜け落ちていることです。

24歳の若者が犯罪をしたことは法が裁くとして、こちらの問題も『構造的なエラー+責任を明確にする』ということが抜け落ちていることに気がつくと思います。

ここで明確にするのは、24歳の若者の実名や素性ではなく『何で誤入金が起きたのか』です。

そして、明確にするべきところは『誤入金をした人の責任』です。

24歳の実名なんかは全く興味がなく、はっきりしてほしいのは

1、市町村のような公の組織がなぜ、税金の行き先をこうも簡単に間違えるのか

2、一度振り込むと回収できるのか否か

3、誤入金のお金を着服するとどのような犯罪になるのか、つまり抑止力としての報道

ここではないでしょうか。

若者がどこに住んでいようが、なぜ山口県に移住したのかなんてどうでもいいです。

ちょっと見た報道だと「腰パンしている」や「あいさつが雑」のような「だらしなく、今時のワカモノ」像を印象付けるような報道です。

大事なのは『次に起きないための施策』や『なぜ、このようなことが起きたのかの仕組みのエラー』を報じるべきで、ボクたち一般市民も声をあげるべきです。

一部報道では「フロッピーディスク」を使う銀行を嘲笑するような報道もありますが、フロッピーディスクであろうとCD-Rであろうと起きるものは起きるので、手段の問題だけで片付けるのも、因数分解の「素数」になったとは言い難いです。

【サロンに置き換えると】

サロンでも往々にして起こる事件ですよね。

「誰かを犯人に仕立てれば折り合いがつく」ということです。

そもそも構造的なエラーがあって、ヒューマンエラーが起きることがかなり多いです。

お客様のお洋服にカラーがついてしまう事件。

カラー剤のついたクロスでシャンプー台に移動するから。

クロスの上からシャンプークロスをする人と、カラークロスを外してシャンプークロスをつける人がいる。

このようにサロンのシステムエラーなのに「犯人」を仕立て上げれば丸く収まる。

もっと原因を探り、再発防止に努めることです。

最悪なのは、そこから「〇〇さんは、普段から掃除しないから」、「いつもだらしないからだよ」、「ゆるい服着てるからだよ」と人格やキャラクターを否定するところまで行きます。

全く共感できません。キャラクターで事件が起きるのではなく、システムに不具合がないかを深掘りすることが重要です。

【まとめると】

世の中の意見とボクがちょっと違うな…と感じる中で、それでも間違ってると感じたのでブログにしました。

張本人が起こした重大な過失は許されるべきではありません。しかし、それは法治国家の「法」が我々の代表で裁いてくれます。安心してください。

残されたボクたちがすることは「2度とこのようなことを起こさない」ための明確な改善策です。

原因と結果を明確にし、再発防止を確固たるものにする。

因果(原因の因と結果の果)関係を明確にする。それ以外は「相関関係」で切り捨てるもの。

因数分解をして、結晶のような「素数」を導き出し「再発防止」を全力でする。

日本の未来はボクたちが作り出す「空気感」がとても重要。

 みんなの日常のヒントになれば。


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小学校入学の頃からなりたかった職業=美容師✄


高校生で美容業界に入り浸り。店長・スーパーバイザー・取締役を経て、美容業界を俯瞰して見ています🌈


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