見出し画像

※2020年4月27日掲載

少し前のことになりますが、準備が整ったこのタイミングで報告します。

僕は現在、創業である株式会社ORSOに加えて、一般社団法人日本ラクロス協会(JLA)でCSO(Chief Strategy Officer=最高戦略責任者)兼 マーケティング委員会委員長として働いています。2月15日のJLA理事会にて拝命し、3月1日に着任しました。

このことに関連して、今後の指針について簡単に説明させて頂きます。


■株式会社ORSOとCPOについて■
株式会社ORSOでは引き続き取締役CPO(Chief Philosophy Officer=最高哲学責任者)として、今までの延長線上にない新しい価値を出していきたいと思います。

あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、CPOという役職は、2017年ごろにアメリカのシリコンバレーで生まれています。
※参考
「Why Your Board Needs A Chief Philosophy Officer」
https://www.forbes.com/sites/sallypercy/2018/03/09/why-your-board-needs-a-chief-philosophy-officer/#5e1f202942e3

様々なテクノロジーが僕らの生活を根底から変え、世界がますます複雑になってきています。さらに、人類が経験したことのない未曽有の危機を迎え「今まで当たり前だったもの」の再定義と再解釈が求められる時代が来ます。

10年、20年先を見据えた本質的な問いを持ちつつ、目の前で起きていることに向き合っていきたいと思います。

ORSOは平日ですが、日本ラクロス協会は土日の稼働もあるので、久しぶりに週6~で頑張る生活になりそうです。
千葉大学のコーチも含めると三足のワラジになりますが、上手く全部を履きこなしていきます!


■日本ラクロス協会での役割について■
JLAにおいては、CSO(Chief Strategy Officer=最高戦略責任者)兼 マーケティング委員会委員長 を務めます。

長期的な成長戦略に基づいて、ブランディング、メディア戦略、マーケティング、コミュニティデザインなど、その時々に必要とされる機能を担っていきます。

ラクロス協会での長期的なミッションは、誤解を恐れずに言うと「稼ぐこと」です。

今まで日本のラクロスはアマチュアリズムとボランティアを貫いてきました。しかし、これからの日本においてラクロスが持続的に成長していくには、一度アマチュアリズムを離れて、人材面・資金面両方で未来への投資を行なっていく必要があります。ボランティアとは元来「自ら能動的に動く」という意味を持ちます。そのマインドを大切に、進化させていきたいと思っています。

2018年6月の一般社団法人化に際して、理事会は「日本のラクロスは成長戦略を進める」という意思決定を行いました。

日本のラクロスを正しく健全に経済と結び付けて、ラクロスを取り巻くコミュニティに幅広い事業ポートフォリオを構築し、そこで多くの人が働き、多くの企業が事業を継続できるサステイナブルな環境を整えていくこと。
それが僕のミッションです。

当面は、日本のラクロスの価値向上のためのブランディング/メディア戦略に力点を置きつつ、現在直面している危機を乗り越えるための基盤整備や守りの強化も並行して行っていきます。

こんな状況だからこそできること、逆境に強い僕らだからできることを、一つずつ積み重ねていきたいと思います。

最後に、3月の終わりに発表した、理事長佐々木さん/代表理事寺本さんのメッセージの一節を紹介させて下さい。


<以下引用>

これから先も、色々な困難が待ち受けているでしょう。

しかし振り返れば、1980年代後半、私たちは本当に
「何もないところ」から日本ラクロスを創ってきました。

歴史の若いJLAにとっては、
困難と逆境こそ、一番力を発揮できる場所です。

フロンティア精神は、昔からの仲間たちにも、
新しい仲間たちにも、同じように宿っている。
そう確かに思います。

異なる個性をいかして力をあわせ、
日本のラクロスをひとつに、乗り越えて行きましょう。


Keep the fire burning.
情熱の火をつなげ。

<引用ココマデ>

※今後は、JLAの取り組みや議論している課題、個別事業の戦略についてLacrosse Magazine Japanにて定期的に紹介させていただきます。



<良かったら他のポストもお読みください>
【 Follow me ! 】
  Instagram : @wats009
  ※note更新情報もこちらに掲載してます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?