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独学から卒業。東京でデザイナーインターンをはじめました。

こんにちは、おのわたるです。

この記事等を書いてから今日までだいぶ状況が変わり、今は東京でSHOPCOUNTERというサービスを運営しているCOUNTERWORKSという会社でデザイナーのインターンをしています。

前までは神戸でデザイン案件を受注して、ほぼ毎日スタバで朝から夜まで作業するという日々でした。なんならかわいい店員さんのシフトを完全に把握することができるくらい通っていました。(土日:開店〜午後13:00頃)

インターンを開始して、約2週間が経ったのですが、思ったことをいくつか連ねていこうと思います。

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先輩のデザイナーがいることはやはりでかい

◯講評ってどちゃくそに大事
先輩デザイナーさんがいる環境だと自分が作ったものを「講評」してくれます。独学のときは誰か講評してくれる人も存在せず、何がよくて何が悪かったのかが、はっきりとわかりませんでした...

一人でやっちゃうと、自分の制作物に愛着を持ち過ぎてしまって、良いところだけに目を向け、悪いところには目をつぶるということを無意識にしてしまうこと、ありますよね...

それって結局自分が気持ちよくなるためのデザインで、デザインって届ける対象のことを一番に考えるのが大事なのに、それができなくなっちゃうんですよね。

デザインオナニーはやめましょう。

◯見える範囲が広がる
独学だとどうしても、自分の世界が、「自分の経験」・「自分がネットで見つけることのできる範囲内の情報」にとどまってしまいます...

例えば、めちゃくちゃ恥ずかしいのですが、今まで多く紙媒体でチラシを作ってきたのに、グリッドの組み方を知らないという無知ぶりを発揮してしまいました。

自分が置かれてる環境によっては、いとも簡単に基礎知識さえも取りこぼしてしまう

恥ずかしいですね。でもこれが成長につながるはずです。(ですよね....?)

最近無料配布されたノンデザイナーズデザインブックにはグリッドの事書いてありますね。古いやつにも書いててくれよ...

UXってデザイナーだけのものじゃない

デザインの目的はユーザーの抱える課題を解決することです。

ただ、その目的を持つのはデザイナーだけではありません。エンジニアやビジネスサイドの人たちも同様の目的を持っています。

デザインの理念=ユーザーの抱える課題解決/UXの向上と考えることが多く、UXなどを担当するのは、デザイナー固有の役割だ!なんて思っていたんですが、

この会社では、エンジニアもビジネスの人間もユーザーの経験を第一に考えているんですよね。

じゃあその中で、デザイナーの役割は何なのか。
UXを高めるための解決策をグラフィックで表現するだけがデザイナーの役割なのか。

多分そうじゃなくて、ユーザー中心に考えるという「意識」「心持ち」だけでは、まかないきれない部分を担うべきなんじゃないかなと思っています。

だから、人間工学の「知識」・人間の心理に関する「知識」などがデザイナーには必要とされるのかなと改めて思いました。

もちろん独学も大切

なんだか独学のことをあまり良く言っていないのですが、独学でやってきたからこそ良かったこともたくさんあります。

独学でやっててよかったこと
・周りに聞く人が存在しない故、自分で調べる力がつく
→わからないことへの耐性強化
・デザインプロセスの全体感をざっくり掴める
→基本一人で勝手に案件こなすから、足りない観点たくさんあるかもしれないけど、とりあえず最初から最後までやれる。

だから、いきなりインターンしようとしなくても、自分で一回やってみてもいいと思いました。

なんだか、弟子入りの流れで、「弟子入りしないとデザイナーなれないーー」とか思うかもしれないけど、焦る必要はないのかも。

さいごに言いたいこと

僕は東京で元気にやってます!お父さんお母さん!!!!!

サウナ代へと昇華します