2021.04.12

朝一でコーチとのセッションを終え、自分なりにうまくいかなかった点があった。のでその理由と思われる点の深掘りから、色んなことを考えてみる。

何を言っても言い訳がましく聞こえるのでかっこ悪いが、そう思っていることは事実なのでかっこつけても仕方がない。とりあえず全部そのまま書く。

今の時点で理由はざっくり3つくらいあると思っていて。

本日の負け犬のオーボエ、献立はこちら。

➀過去の成功体験への妄信

②不慣れな環境下での緊張感

③正しく在ろうとしすぎること

それぞれふわふわっと書いていく。特に最後の点については素人が何を言っているのかという点も、今の自分の頭の中ですらある。あくまで私はそう感じたというだけなので、これが正しいと思っているわけでもない。ようはスタンスの問題。

➀過去の成功体験への妄信

以前に20個ほど、自分の中で聞きたい質問リストを作った。評価されるチェックリストの文言から逆算して作ったものなので、聞くべきポイントはしっかり押さえているはずだ。そして自分が普段なかなか意識していないと聞けないものだけを書いていたので、手元にあることで安心してセッションを進められた。前回と前々回は、それのおかげもあってコーチからの評価も良かった。なので、それを自分の中の成功体験として、固執する要因となってしまった。(成功体験と呼ぶには、あまりに小さいけど。。自分では嬉しかったのだ。)

本来はあくまで、クライアントあっての質問。そして自分が意識しないと聞けないことのメモ程度の存在だったのに、気づけばその中から質問を選ぶ思考に陥っていた。オンゴーイングな会話というより、用意した質問をしているだけ感が自分では感じてしまったし、きっとコーチも見抜いていたのではないかなとおもう。

今回はコーチングセッションにおけるメモの使い方という場面だったが、きっとこれは他のシチュエーションでもありうる。本業はもちろん、何かものを考えるうえでレッテル貼りという点で、思考の幅を狭めてしまう要因だと思う。きっと大切な気づきだったので、備忘録としてここに記す。

②不慣れな環境下での緊張感

二つ目。まぁこれは言い訳にしか聞こえないしかっこ悪いので本当は本質的な部分だけ書いて、自分の具体的なケースについては隠しておきたいのが本音。でもかっこつけて書いたところで何の得にもならないし、このnoteも自分の生き方のスタンスも等身大の自分で人と関わりたいので書くこととする。あ、今かっこつけた。

今日はいつもと違う点が3つあったのだ。

1つは録音していること。あとでより詳細にフィードバックを頂くためだ。2つ目は新居から受けている事。普段よりも目に映る情報が新鮮で少し気になってしまっていた。3つ目がZoomで行っていたこと。映像はオフだったが。普段は完全に音声のみで、自分はピッチを買ってそれで受講している。月額1100円くらいで話し放題の奴。ワイモバイルいつもありがとう。

書いていて思う。やはりダサい。

要するにいつもと違うことが自分のエネルギーを少なからず分散させていて、集中しきれていなかったという話。それを集中させるのも含めてスキルだと思うし、そもそも集中できる環境を用意していない時点で負けなので。何に負けるんだ?まぁプロフェッショナルじゃないというか。自分自身に負ける感じかな。確信犯でかっこつけたのが今です。

これもこれまで知ってはいた事実だけど改めて重要な再認識だったと思う。五郎丸選手がポーズをとるのも、周囲にコントロールされないルーティンをすることで常に同じ環境を用意する。自分が集中できる環境を整える。

私が持っているそれといえば、こういう作業をするときにYouTubeでオフライン保存したカフェジャズみたいなのを流すのと、平日休みにサウナ行くことくらいだ。あとあれだ、缶ビール開けるときにタブのところを指先でトントンするくらい。オーストラリアにいた時にドイツ人がやたらやってた。泡が噴き出さなくなるらしい。本当にそうなのかは知らん。

③正しく在ろうとしすぎること

これが正直一番素人が言うべきではないことはわかっている。なので本当は書きたくないけど、等身大の自分でいることが私にとっては大切なのでとりあえず書く。でもプロとして活動されている方などはこれで少なからずイラっとするとも思うので、イラっときそうな方はここでお帰りください。興味が勝った人だけどうぞ。

いくらコーチングがその場その場で起こるオンゴーイングなものとは言っても、大枠の流れがある。テーマを決めて、深掘りして、行動を決めるなど。そして評価される側の自分なので、ある程度の型があることも分かっていて、それを習得するためにクラスを受けている。最近は頻度めちゃくちゃ削ったけど。

が、型に当てはめることを意識しすぎて、目の前のクライアントに注意が行かなくなってしまったのが今日。普段はそのあたり感覚8割型2割くらいの集中度合いでやっていると思うのだけど。あくまで集中度の話。

まぁこの辺で本職の話に戻すと、英会話レッスンだってマニュアルがある。うちの場合は分単位で時間配分が決まっていることも多く、自分はそれもあってか決められた時間に話を落としきるというタイムマネジメントが異常に得意だ。これは最近気づいた。

会議でも30分だったパートを時間が押していたので15分でやりますと宣言してピッタリ終わらせたり、意外と普通にできることでもないのではと思う。今まで気づいてなかった強みになるかなぁ。

話がそれた。マニュアルがあって、これをこの手順で行う。というものは、やはり目的があり決められたもの、そうすることが一番良いと吟味されて決まっているはずのものなので、どう考えてもそれをするのが正解である。会社員という立場で言うと。

でもレッスンの主役は先生ではなく生徒様だ。

こちらがリスニングのパートに5分しかかけられないとか、知ったこっちゃない。常にリピート練習を入れなきゃいけないとか、知ったこっちゃない。生徒様には関係ない。それぞれに目的がある。上達したいとか、楽しく学びたいとか。そっちの方がよほど重要である。

その目的を守るためであれば、多少本家から逸れても良いというのが私のスタンス。もちろん会社員なので限度はあるしバランス感覚が大切だが。

きっとこれは何に対してもそうで。

アメリカでカリフォルニアロールができたのだって、寿司を美味しく食べてほしいけど取っつきにくい人もいる。そんな人のために馴染みのある食材で、現地のものと伝統を融合させたものを提供した結果、寿司にトライするきっかけにもなってさらに広がった。調べたわけではないので推測でしかないが、きっとそういうこと。でもそれについて日本人なんかが「あれは寿司ではない」「邪道だ」なんて言うのを聞くのはとても悲しい。なんでもその背景を考える・知ることが大切。また少しそれた。

目的と手段の話に近いものがある。もともとは目的を果たすための手段であったもののはずなのに、気づけば目的意識が薄れて手段そのものが目的化してしまう話。日本の古くからある慣習はこれ多いと思うんだよなぁ。

今日はちょっと長い気がする。約3000文字。

ここまで読んだ方、いたらお疲れさまでした。もう終わりますよ。

概念的な話とか書くの結構好きだなぁ。

今日はサウナの日だ!

ではまた!

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