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昨日の自分をぶち壊しながら生きていきたい

移動距離が減ったことで思考が停滞する感覚がどうしても抜けなくて、仕事の合間に2日に1冊ペースで本を読んでは、新しい知識を入れていくような生活を送っていた。ここ半年で読んだ本の冊数およそ90冊。

それでも、まだ何かが足りない。そう、自分の内面を満たしてくれる何かが足りないのだ。たぶん渇望という言葉が近い。

目の前の仕事に集中していても強烈な心の渇きが拭いされなくて、あぁ、そうか、きっと今の私は、自分の価値観を根本からぶち壊すような何かがほしいのだな、と気づいた。

そこで、過去の自分だったら絶対に手を出さないであろう学問に、勇気を出して踏み込んでみることにした。(あえて何かは言わない)

しかし、その直感で選んだ選択が、今は割としっくりきている。何年もかけてコツコツと積み上げてきたキャリアと、もともと持って生まれた特性と、そしてもっと伸ばしたいと思う強み。それに違うジャンルの技術を掛け合わせたら、きっと新しい景色を見ることができる。

そう思ったら、未来の可能性にワクワクした。停滞すると窒息しそうになる私は、常に変化を追い求めている。

例えば、半年後の自分と会ってお茶ができるのだとしたら、2時間ぐらいあっという間に時間が経ってしまうぐらいには、変化していたいと思うし、知識欲を満たすことに夢中になっていたいのだ。

変化のない生き方なんて退屈である。

何か大きなことを成し遂げようなんて、最初から思っていない。ただ呼吸するように知識を入れたら、それを咀嚼して自分の思考として蓄積して、ゆっくり時間をかけて形にしていく。

どんな仕事においてもそう。この人のためにだったら120%で応えたいと思ったときに、溜めていたエネルギーを最大出力まで上げて一気に燃焼させられるように、基礎体力を十分に蓄えておくのがプロとして最低限心がけていることだ。

そのための生活基盤となる、運動、食事、睡眠、学習はとても大事。むしろ、ここが一番の要である。

働き続ける限りは、強く美しく、凛とした人でありたい。


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