見出し画像

たのしめてるか。

前回の記事から少し時間が空きました。

その間に起きたこと、
①MY HERO ASSIST DAY 2023
②ベルマーレ J1残留
③シーズン終了報告会 感謝の集い

①MY HERO ASSIST DAY 2023
11/19(日)、私は佐賀空港から羽田行きの始発便に乗り、神奈川県馬入ふれあい公園へ向かった。
湘南ベルマーレの練習拠点である。
ベルマーレには、MY HERO ASSISTといって、ホームゲームでチーム強化費として選手個人に協賛する企画がある。協賛すればそのゲームのマッチデープログラムに自分の協賛名が載り、2回協賛で年に一度の選手スタッフとの交流イベント参加権、3回協賛で協賛選手からのビデオメッセージの特典がつく。
この2回協賛特典のイベント参加ため、私は湘南を訪れた。それは、自分の大好きな中野嘉大選手に会いに行くため。

中野選手が鳥栖に在籍していた当時は、コロナ禍真っ只中で、ファンサービスはおろか普段の練習見学の機会すらなかった。なのでもちろん面識はない。
湘南へ移籍して、コロナ制限も徐々に緩和され、練習見学から制限付きファンサ、そしてファンサ完全解禁と段階的に至った。しかし佐賀から湘南、練習見学で簡単に行ける距離ではなく、さらに事情によっては直前の変更・中止も起こり得る。
それを目的とした旅は現実的でない。

土日いずれかの確定的な日程ならどうか。そんな矢先に当イベントが開催された。もちろん開催発表、日程発表の時点ですでに航空券の価格もLCC含め各社高額になりつつあった。後述の感謝の集いに絞るべきかもしれない。そうも考えた。
しかしベルマーレはJ1残留を懸けた大一番を控えるなかで、このイベントを企画してくれて、直接発破をかけられる機会をくれた。そしてこれを逃し感謝の集いも逃せば、次はいつになるかわからない。憧れの中野選手に会えるチャンスが目の前にある。
そう考えて私は日帰り遠征をすることにした。家庭の事情(この秋から少し訳ありで)で日帰りという選択しかなかった。

念願が叶った瞬間
大一番を控え穏やかな選手たちの様子

行ってみて正解だった。
九州中心の近郊アウェーあるいはDAZNのテレビ越しでしか見られない選手たちの姿が目の前に。
憧れの選手とも対面。
ユニフォームを広げてサインを頂いたり、ツーショット撮影、そしてドリブルマッチアップ(目の前で中野選手のドリブルを体感)…夢のような時間でした。
大一番に向けて、選手たちの覚悟を決めた表情を目の当たりにし、チームの雰囲気の良さが伝わった。

②激闘の末、J1残留
裏天王山ともいえる、17位湘南と18位横浜FCの残留を懸けたサバイバル。湘南は勝てば残留が決まり、逆に引き分ければ黄色信号、敗れれば形勢逆転の赤信号。
文字通り死闘。球際の激しさ、まさに肉弾戦だった。
テレビ越しに勝利を祈りながら戦況を見守った。
後半コーナーキックのチャンス、ショートコーナーから、フリーマンの阿部選手を中心にチャンスを窺い、中央池田選手へ。相手選手は守備時徹底して引いて守るため、シュートの余裕があった。
右足一閃。地を這うような強烈なシュートを相手キーパーは弾く。そこに詰めたのはチームキャプテンの大岩選手。セットプレーで攻撃参加して、残っていた。ここしかないというコースに流し込み、値千金の決勝弾。キャプテンが大仕事をやってのけた。残留確定。
奇しくも次の日私は誕生日で、最高のプレゼントになった。
最終戦は、FC東京に惜敗。
一時最下位だったクラブは起死回生、15位でシーズンを終えた。

③シーズン終了報告会 感謝の集い
最終戦から1週間後の12/10(日)、シーズンチケット(ハーフ含む)特典の限定イベント、終了報告会 感謝の集いに。
この日も私は佐賀から高速バスに乗り、福岡空港発、羽田行きの便に。会場はJR東海道線平塚駅、の次の大磯駅から向かう大磯プリンスホテル。
予定時刻に間に合い会場入り。
いつも良くしてくださる方々と談笑し、開会を待った。激戦を終え穏やかな顔をした選手たちが登場。

いつもの試合と同様、スタジアムナビゲーターの三村ロンドさんとのコール&レスポンスで、選手を迎えました。

挨拶が終わりホール内の各所に選手が配置につかれ、制限なしでの歓談会がありました。選手を探すのに一苦労で、あちこち探し回りました。

中野選手発見。

いつも通り緊張して上手く喋れずでしたが、今季の通常ユニに、サインをいただきました。あとの方もいらっしゃるので控えめに、で一旦退避。いろんな選手に限定の名刺を頂いたり、雑誌の記事にサインを頂いたり、写真を撮っていただいたり。都度、試合で印象に残ったプレーをお伝えしていました。

知人と話すと、中野選手から緊張されてました、また来てもらって大丈夫、とお声かけ頂いてて、知人に手伝っていただきました。色紙にもサインをいただき、日々サッカーで大事にしていることを書き添えていただきました。
「自分に負けない」
すごく、かっこいいなって思いました。

常にベクトルを自分に向けて、ストイックに、ブレずに戦っていること、めちゃめちゃかっこいいです。今までクラブ宛にファンレターを送っていたことも伝わっていて、佐賀についてのお話(高校がどこだったとか)応援のきっかけ、鳥栖に来てくれて嬉しかったこと、鳥栖は行きたかったクラブでプレーは短かったけど応援が嬉しかったと仰ったこと、たくさんお話できました。

いつもプレーに勇気元気をもらって、湘南というクラブが大好きになったことも、これからもずっと応援しているということ。お伝えしました。

サインに添えられた自分へのベクトル
山口智監督による挨拶
4年間ともに戦ってくれたタリク選手との別れ

ベルンドールは、

ベストゴール賞におーちゃん(大橋祐紀選手)のホーム広島戦でのゴール、

ベストアシスト賞に大岩キャプテン(大岩一貴選手)のアウェーセレッソ戦でのアシスト

ベストディフェンス賞にミンテさん(キムミンテ選手)
が輝きました。

1年のダイジェストを見て、BGMの湘南乃風さんの黄金魂のような激動の年だったけど、酸いも甘いもたくさんのたのしい思い出でした。そして前日に退団が発表されたタリク選手のお別れの挨拶。

異国のクラブへ加入してそうそうにコロナ禍という前途多難な新生活が始まり、4年間クラブのために全力で走って、そして持ち前の陽気さでチームを鼓舞し引っ張ってくれた素晴らしい選手。4年間湘南のために走ってくれてありがとう。

閉会後、少々他のサポさんと談笑し、帰路に。この日も日帰りなので。

この1年、湘南を愛し続けた1年でした。ちょっと無理もしたけど、何か残る後悔なら、やってみてもいいんじゃないか、そう思って私は佐賀を飛び出した。

まあ無理をしたのはわかって基準もわかってきたので、これからは適度に自分らしくたのしんでいこう。

大好きな湘南ベルマーレ、そしてクラブにかかわるすべての皆さま、1年間お疲れ様でした。ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?