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Audible聴了記:サイコロジカル(上)

Audible

Audibleで聴いた作品をだらだらと語っていきます。
今日は西尾維新先生のサイコロジカル(上)。

今思ったけど、戯言シリーズは孤島だったり、隔離された学校だったり、
やっぱり隔離された研究施設だったり、
クローズドな場面が多い気がする。

入りからすごくいい!
兎吊木垓輔(漢字出すのめんどくさい)の語りから入るのですが、
これがつかみばっちし。
クレイジー感とクレバー感が同居したこの男をすごく表現しています。
あと、全体を通して聴いていて思ったのが、

この作品の中の『恋澤姉妹』に出てくる壺焼いてる人と車いすの狂った老人の声に似ているんですよね。
何か強烈なものに心酔しきって、大切なものをぶっちぎった人の声の表現ってこうなんでしょうか?
兎吊木垓輔は死線に魅了されているし、
壺焼いてる人と車いすの狂った老人は恋澤姉妹に魅了されています。

ちなみにだいぶん昔に本を読んだのですが、
あんまり覚えていなかったなぁ。
タイトルのごろの良さからすごい好きだったけど、
内容を忘れていました。
とはいえ、聴いていくうちに何となく思い出してきて
すこしニヨニヨしています。

やっぱり西尾先生の作品、とくに戯言シリーズにある
なんかよくわからないけどスゴイ単語に惹かれますね。
グループとかER3システムとか、デザートフォックスとか。
あいつチラ見せしてたんだなぁと。

とりあえずこんな感じで。


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