「車酔い」についてぼやく
北見市で行われる研修会の行き帰りのバスの中は、久々に読書し放題時間だったので、前から気になってた「つんどく」状態の本を読む。國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」は、人間が感じる暇や退屈の感覚と、システマチックな社会で、消費の奴隷になり得る人間の姿を考察した、とてもスリリングな名著だった。
バスで本を読んでいると、たまたま後ろに座った知人から「よく、こんなに揺れるバスで本を読んで、車酔いしないですね」と半笑いされる。そう言われて気がついたのだけれど、そう言えば、ぼくは車酔いと