ザンビア大学

ザンビア旅行記③ ザン大

ー併設のマッサージ屋に入るといかにもな個室に案内されました。

パンツ一丁になってくれと言われ、マッサージしてくれる黒人のお姉さんのなぜか下着姿になりました。


パンツ一丁になってくれと言われ、マッサージしてくれる黒人のお姉さんのなぜか下着姿になりました。

服装こそあれでしたが、マッサージ自体は普通にオイルマッサージを小一時間
施術してくれました。
マッサージが終わりバーコーナーに戻ると、注文していたチキンが出来上がっており
時間も時間なののでゲストハウスに持って帰ってビールと一緒に食すことにしました。
帰路は、いくら安全なザンビアでも一人は危険とのことで
店員のお兄さんがゲストハウスまで送ってくれました。

翌日、ゲストハウスから徒歩圏内のショッピングモールで
ようやSIMカードを手に入れることができました。
1日ぶりにネットにつなぎ、ザンビアの同期隊員に連絡を取ると
隊員の活動先であるザンビアの最高学府ザンビア大学(以下、ザン大)が
すぐ近くにあるとのことで、見学に行くことにしました。


歩いてザン大があるはずの場所に到着するも、ザン大らしき建物がいっこうに見つからない。
あるのは、中華人民共和国のプロパガンダ教育機関として名高い孔子学院だけでした。


折角なので中に入ると、入ってすぐのところに図書館らしき施設がありました。


入口に職員らしきザンビア人がいたのですが
「私はかの孔子先生のお生まれになられた中国からこうしてはるばるザンビアに参った。
どれ、しっかりと孔子先生の教えが学ばれているか確認させて欲しい」
とお願いすると快く中に入れてくれました。
中では図書館らしく勉強されている学生さんたちがおり、
中国に関する英語の書籍、中国語の教科書、講師学院のPR誌などが並んでいました。
PR誌を一冊手に取って見てみると、全世界で学ぶ学院の学生の様子や
中国の新興国に対する援助活動の様子が記事となっていました。
ふと、そこにあった地図を開くと、当然の様に尖閣諸島や台湾は中国国境ないにあるものとして記されていました。

私は、そこで黙々と勉強されていた学生さんたちに、天安門事件での中国政府や香港の現状をでかい声で説明しようかと思いましたが摘まみだされるのがオチなのでやめておきました。

そうこうするうち、同期より連絡があり孔子学院の正門前まで
迎えに来てくれることとなりました。
来てくれた同期に聴くと、いくら探してもザン大が見つからないはず
この孔子学院こそがザン大の一部として、中国政府の支援のもと
建てられ、運営されているとのことでした。
また、あろうことか日本語をザン大生に教える彼女の活動も
孔子学院の施設において行われているとのことでした。


しかし、よくよく考えてみると
孔子学院からしてみれば、ライバルとも言ってよい日本政府の手先である
JICAボランティアに場所を提供している。
なんたる心の広さ。さすが孔子先生の教えをまさに実践している。
それに引き換え、こわっぱの私なんぞは、
勉強にいそしむ学生さんたちに中国の悪口を吹き込もうとしていたのでした。

ザン大の学食で昼食。


その後は、日本語クラスに特別参加させてもらい、
同期と夕食をとり、カジノで5,000円負けてゲストハウスに戻り就寝しました。

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