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貧困家庭出身の片親パンの捉え方

PASCOから発売されてるスナックパンシリーズや山崎製パンから発売されている薄皮シリーズ。
私は貧困時代にこれらのパンを食べてきた人間なので、お世話になったな〜と懐かしく思います。

さて片親パンというフレーズがsnsで話題になり注目を浴びました。
今回は当時の内容も織り交ぜながらそのことについて話したいと思います。

貧困家庭というポジションから見た片親パン

ぶっちゃけ、呼び名に関しては割とどうでも良くて、よくそんなワード出たな!
って思ったくらい。

ただ、悪意のある使い方をするのは確かに良くない。
良くないんだけど、そのワードと添付された画像に写ってる見慣れた菓子パン達に反応してるコメントを読むと、「懐かしい!」「私も食べてた!」など、似たような境遇、立場にある人たちが一定数居るんだと思った。
なので、こういう事象ってその "ポジション" に居る人達の捉え方次第だと思った。
そのフレーズによって傷つく人もいるかもしれないし、私みたいに語呂に納得する人もいると思う。

私はもう貧困はクリアしてる身なので、今この瞬間どこかの家庭で、私が経験してきた貧困をプレイ中の人も居るだろう。
クリア後なら攻略法とか考えられるけれど、貧困真っ只中の時なんて "いかにカロリーを摂るか" や "空腹を満たすか" くらいの感覚だったので、スナックパン(当時9本入り、現在8本入り)は神でした。

受け止めないといけない現実。

当時は兄弟と一袋(9本入)を分け合って、2日で食べ切ってたんですよね。
育ち盛りの子供には全然足りてませんでした。
けど、そんなん言ったって仕方ないですし、状況を変えるだけの力なんて子供には無いので、どうにかそれで乗り切るしかなかったんですよ。
当然、お昼になる頃にはお腹はペコペコになってましたけど、それが自分の中での当たり前だったので受け入れてました。

結局誰も悪くない

呼び方云々を指摘しても何も変わらないし、片親の人も、貧乏な人も、日々忙しくて手軽なパンに頼らないといけない人も、これまでと変わらずにスーパーやコンビニで買い続けるんだと思う。
パン工場その他諸々に感謝。

ちなみに私はPASCOのスナックパンのチョコ味が好き。
レンチンしたり牛乳につけたりと、色々とアレンジききますからね。
ちょっとしたタイミングで食べれる美味しいパン大好きです。

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