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【物理学3】秋期スクーリング備忘録


ウン十年ぶりに数学的な何かと対峙


べ、べき乗
?(このくらいの基本は分かってよね的な説明でした)

λ(ラムダ)?  c? f?  T? (計算の前にそもそも単位が覚えられん)

◯/◯って左割る右だっけ。なんかはじきの法則ってあったよね…小学生の時やった気がするけど何だっけ?(ドイヒー低レベル)

知らん…分からん…数学キライ…ねむたっっ!!!


このような理系アレルギーの私から最も遠そうな物理学を選んだ理由は、

✔︎仕事のスケジュール的に選択肢がなかった
✔︎自然分野の中で比較的マシそうな生物学を先に3科目とも取ってしまい(同じ科目種別からは6単位までしか卒業単位になりません)、卒業要件の残り2単位を化学 or 物理学から選ぶしかない。であればどっちもどっち
✔︎シラバスを見る限り楽しそう(光の現象について学ぶ)

というしょーもない理由でした。

初めての秋期スクーング



1月に受講が終わって時間が経過してしまったのですが、春期スクーリングにも応用できるので残しておきます。

秋期スクーリングは、9月から1月にかけて週に1回のペースで計14回キャンパスに通い、授業と最終日試験を受け単位を習得するスクーリングです。
せっかく都心に住んでるのだから一度は行ってみようと以前から考えていまして、今回が初めての体験となりました。

物理学は毎週火曜日6限目でした。18:35から授業がスタートします。
仕事終わりに電車へ飛び乗りギリギリ間に合う感じ。業務の疲れを引きずりながら車内で気持ちを切り替える。
が、これがなかなか難儀でした。授業で集中力が続かない。
苦手な理系科目からの逃避か仕事の疲労なのか、特に計算が始まると呪文に聞こえ出します。
初回こそ光の現象の紹介などで楽しめたものの、回を追うごとに見失っていくようでますますの睡魔が訪れます。悪循環に陥りました。

義務教育の頃、初期段階で授業に付いて来れなくなり以後ずっと寝ていたクラスメイトをを思い出しああ、あの子はこんな気持ちだったんだなぁとノスタルジーに浸りました。(授業聞けぃ)

まさかの持ち込み・参照不可試験



回を重ねて授業コマが中程になると、試験対策の練習問題とやらが配られました。現象の説明はいいとして、計算問題も多分に含まれています。答えを見ても訳が分からず不安に駆られた私は、出席カードに
「授業が分からず不安です。数学が中学生レベルでも危うい私のような者は試験に向けて最低限どのような対策をすればいいかだけでも教えてくださると幸いです御座候」
ぐらいのことを書いて出してみました。

ええ、先生に直接問いかける勇気などないチキン野郎です。
当然こんな戯言に返答などありません。

この時点の私は最終日の試験に合格する想像ができず、
  今回受講料と交通費と労力がぜーんぶ無駄になるさかい、しゃーない、
  いさぎよぉ勉強代にさせてもらいますわぁ!!

と完全に諦めモードでした。

しかし似たような不安を抱えた学生が少なからずいたようで、後日の授業で先生がこう述べていました。
「練習問題は難しめです。計算は試験に出るけど計算機なしでもできる問題です。練習問題と同じ問題が出るかどうかについては・・・あえて言及しません。

え、え、え、なに。大ヒントやん。同じ問題が出るやん絶対。
持ち込み参照不可と聞いた時は恨みそうになった
けどそういうことか、先生優しすぎる。

理解できなくても暗記すりゃいーんだ。一筋の希望を見出した私は、
計算の理解は捨てて練習問題を丸暗記するという方法を取ることに。

暗記と割り切って問題を繰り返すうち、なぜだか徐々に計算の意味が分かり始め、べき乗の計算もなんとなーくできるようになりました。
(ワーパチパチ、ドイヒー低レベル)
おかげで本試験の計算問題も解答することができました。
ええ、決して正解しているとは言っていません。

終わってみればホッとしたのですが、授業できちんと集中できていたらもっと楽しく受講できただろうなーと感じました。
なんせ試験勉強をする中で物理の現象が分かり出すと、全てが楽しくなり始めたもんで。その時にはすでに授業が終わっていたのでもったいなかったですね。

結論:仕事帰りの学問はハードル高い(眠い・しんどい)です。

恐らく試験に落ちてはいないと思うのですが、成績はまだ出ません。
これに懲りずにスケジュール次第では通いのスクーリングに再び挑戦したいと思います。






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