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おうちで介護な日々の話

オカンと協力して、自宅でおばぁちゃんをお世話している日々。

おじいちゃんが居た頃を含めるともう15年以上、そんな生活でして。

二人とも、病気で日々の生活の何かにお手伝いが必要な身体になっちゃったので、それ以来オカンと協力して、ぼちぼちやってきました。

おじいいちゃんも、おばぁちゃんも、歳を重ねるごとに、できないこと、しんどいことが増えて、体調も不安定さが増して、二人とも同時に入院なんてこともあったなぁ・・・

あの時は二人とも側にいないと不安がったから、毎日オカンと手分けして二人の部屋へ通って一日を過ごす、なんて日々もありました。



そんなこんなで、山あり、谷あり、修羅場あり、もういろいろありまくりましたが
その後おじいちゃんが亡くなって十年近く。

おばぁちゃんだけになったとはいえ、なんせ人間、生きてりゃ当然歳を取とりますからねぇ
おばぁちゃんも、私らも。
みんなババァになってくからね(私はまだ30代やけど(笑))

お世話するのがおばぁちゃん一人になったからって介護な日々が楽になる訳もなく、年々お世話されるほうもお世話するほうも、しんどくなりますわなぁ。

何をするにも、手間も時間もかかるしね。


そんな、おうちで介護な日々


今年の夏からは訪問診療(いわゆる、往診)と訪問看護に来てもらって病院に通わなくてよくなって

膀胱留置カテーテルも訪問看護さんに自宅で交換してもらえて

体調の変化もなにかあればすぐに電話で病院の先生に相談できたり、必要な対応してもらえるから
今はただ単に在宅介護っていうより、家に居ながら入院してるみたいな感じですな。

通院してカテ交換してもらうのが診察台に乗り降りせんとダメなので、なんせ少し動くと息切れする身体故に、かなりしんどがるようになってきてたし
実際、身体の負担にもなってたから
おばぁちゃんの負担が減らせてよかった。

お風呂も、一昨年から訪問入浴さんに来てもらってお部屋で入れてもらってて
お風呂好きなおばぁちゃんが今の身体の具合でも楽々お風呂入れて、正直ウチも楽さしてもらえて、これはホンマに助かってるなぁ。

それまでは、力と体力のあるウチが家のお風呂で入れてたから、夏場は特にキツかった…

身体を洗ってあげるだけでもう汗だく…
そのうえ、真夏でもどうしても浸かりたがるから、身体の負担軽くするために半身浴がいいと言われて、湯船の中で踏み台用の椅子に座らせて浸かってもらって
それだけやと納得しないから、バスタオル羽織らせて、おばぁちゃんが納得するまでお湯を掛けまくる…

そんな感じなんで、毎年熱中症になってたし、ホンマにありがたい。


在宅酸素使ってる身で、ご飯とトイレに起きる以外はベッド上な生活で、立ち座り手伝わなきゃやし

コロナにビクビクやし

病気で膀胱が収縮しなくなって以来カテーテル入れてオシッコしてるから詰まりや感染症にビクビクやし

腎臓も病気をしてから弱ってて(まだ透析とか厳しい食事制限とかまではいかないけど)、その影響もあり心臓も弱ってきてるし。

でも、
まだ起きてトイレに行く意欲はあって動けてるし、ベッドサイドのポータブルトイレでウンチできてるから、おしり拭きして捨てるだけやからまだマシかなぁ。

まぁ、ちょいちょいパンツ下ろすの間に合わんかったり、オナラやと思って発射したら実が出てたなんて事もあるけどね(笑)


飲み込む力も徐々に弱くなってきて、自分の痰でよく咳き込むようになったし(これ結構怖い)
今年に入ってからは食事も、軟らかく調理してすり潰したり、ひと工夫したものじゃないとダメになったし。

認知症の感じも今年に入ってかなり強くなってきてるから、そっちでも気をつけなきゃいけないことも増えたし。


そんな感じやから、いろいろと気を配らなきゃやし

あれこれ考えて、工夫して
食事や生活の流れも、おばぁちゃんのペースに合わせて動いて
んでもってその合間隙間に日常の家事やら自分たちの事もやらねばで
まぁまぁ毎日ヘロヘロですねん。

やから、自分の事に関してはもう手抜き祭りな日々(笑)
自分の身を整えるとこまでキッチリ真面目にやれる程、気力も思考力も持ちません(笑)

スキンケアも肌質的にもっとちゃんとしたほうがいいのはわかってるけど、最低限しかやってなくてカッサカサ(笑)

服装も、適当に着てるからズボラなダサダサ、ウエストゴムとストレッチ素材最高!な感じやし、なんかヨレヨレに気づかず着てることも(笑)

まぁそれでも、みんなでなんとか穏やかに暮らすには、抜いても支障ないとこ、そのどこかで抜かねば1日無事に回せませーん!のでね。

今はこれでいいのよ。うん。


そんな、おうちで介護な日々は、今日も続きます。

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