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【デュエマ】アナカラーハンデス成立初期のデドダム3枚入りデッキの調査
はじめに
2023年11月13日のデュエチューブの生放送で開発部セレクションデッキ「水闇自然ハンデス」のデッキ内容が公開された。
そのデッキリストが以下である。
![](https://assets.st-note.com/img/1700204036609-IbRhOO2HR7.jpg?width=800)
デッキ内容としては、《CRYMAX ジャオウガ》が使えるようになった直前・直後の、だいたい2022年7月あたりまでに流行っていた【アナカラーハンデス】と呼ばれるデッキタイプを再現しており、現在の【アナカラージャオウガ】というデッキタイプというよりは、当時《CRYMAX ジャオウガ》抜きで構成されていた【アナカラーハンデス】に《CRYMAX ジャオウガ》と《キユリのASMラジオ》を刺した形、という方が正しいだろう(デッキ名的にもそうであろう)。
自分の予想では、2022年10月29日発売の《キユリのASMラジオ》が入っているので、7月頃よりはもう少し後の2022年8月~10月頃の【アナカラーハンデス】の基盤に《キユリのASMラジオ》を刺した構成になると考えて、カード番号や呪文がやや多めの構成になるだろうということを考慮し以下のように予想していた。
![](https://assets.st-note.com/img/1700204743683-JOosIyOOfd.jpg?width=800)
《勝熱と弾丸と自由の決断》は予想外だったものの、「呪文がやや多めの構成」という予想や全体のイメージからは特に外れておらず結構予想通りだった…のだが。
セレクションデッキのカードのフレーバーテキストでは「《CRYMAX ジャオウガ》でゲームを決めること」をかなり推奨しており、じゃあ《CRYMAX ジャオウガ》は2枚必要じゃないか?ということと、デドダム3枚はどういうことなんだ?あたりはツッコミどころではあった。
ただしデドダムに関しては「【アナカラーハンデス】成立初期はデドダム3 枚の構築が勝っていた」という話を見かけて、そういやそうだったかも…?と思い、折角なのでデッキ内容の是非とは別にそのあたりについて調べてみることにした。
前提
まず「【アナカラーハンデス】成立初期」とはいつ頃なのか?というのは定義しておかなければならないだろう。
現在の【アナカラーハンデス】の原型とも言うべきリストが入賞実績と共に公開されたのはおそらくテルフェス氏の以下の記事ではないだろうか。
大会運営側からのリスト公開はないものの、当時の優勝時のツイートが存在する。
👑Bee本舗CS大会結果👑
— Bee本舗@大阪本店 (@honpo_bee001) July 3, 2021
優勝🥇テルフェス 様🥇
2位🥈茨木のアーチャー 様🥈
3位🥉さば猫 様🥉
4位✨Avan 様✨
参加された皆様ありがとうございました😆#Bee本舗大阪日本橋店 #デュエマ pic.twitter.com/uaiFkQ3KQB
また、自分が調べた限りでは大会運営側から初めてリスト公開があったのが2021年7月11日のようである。
— カードボックス青馬堂書店矢向店 (@cardboxseimado) July 11, 2021
このあたりの起源の確認などはデリケートな話ではあるが、大会結果を網羅的に掲載している「田園補完計画 第十七次中間報告書」( https://supersolenoid.jp/ )なども併せて確認すると、諸々のデータから「2021年7月初頭が【アナカラーハンデス】成立初期」と言えそうである。
これらの理由から調査範囲を2021年7月初頭からとし、その内のデドダムが3枚入りである【アナカラーハンデス】のデッキを挙げていく。
ただし大会実績を漏れなく調査することは難しいため、主に「田園補完計画 第十七次中間報告書」( https://supersolenoid.jp/ )で【アナカラーハンデス】【アナカラーデッドダムド】【アナカラーダークネス】名義で紹介されており、かつ明確にデッキリストが分かるもののみに絞る(成立初期はデッキ名が安定していないため)。
ただし当時似た形で存在していた、《絶望と反魂と滅殺の決断》を中心としたデッキとはデッキの方向性が異なるため、それらとは《有象夢造》が入っているかどうかで区別をする。
またオリジナルとアドバンス両方を含める。
集計期間は2021年7月1日から2021年12月31日までとする。恣意的ではあるが、6ヶ月経てば「デッキ成立初期」とは言えないだろうと考えてである。
他に良い判断基準があれば教えていただければ幸いである。
デッキ一覧
第42回ブルーポニーCS
2021年7月11日
第42回ブルーポニーCS
— カードボックス青馬堂書店矢向店 (@cardboxseimado) July 11, 2021
1st
青黒赤緑ダムド(たるたるちん)
2nd
青黒緑ハンデス(meron635)
3rd
黄青ギャラクシールド(ハズレポンのすけ)
4th
旅路バーンメア(ヴィラ)
※敬称略 pic.twitter.com/ShvKWju6eV
— カードボックス青馬堂書店矢向店 (@cardboxseimado) July 11, 2021
【第13回】BOOKOFF横浜日吉本町CS
2021年7月17日
本日行われたデュエマCS(オリジナル)の結果です!
— CARDBOXメディアポリス横浜日吉本町店👯♀️ (@cbhiyoshihoncyo) July 17, 2021
優勝:ルスランさん
準優勝:Danさん
3位︰4Kオーバー高安茉良さん
4位︰アイタさん
おめでとうございます!!
4Kオーバー高安茉良さんのデッキレシピです。
— CARDBOXメディアポリス横浜日吉本町店👯♀️ (@cbhiyoshihoncyo) July 17, 2021
コメント:543東京都に家あります pic.twitter.com/g271MGrKLE
第15回ブーストCS
2021年7月22日
第15回ブーストCS
— ブーストCS(遅刻連絡は店舗ではなくDMへ (@boostCS_night) July 22, 2021
1位:yato/SDN選手(マーシャル)
2位:ミズキ選手(赤単ブランド)
3位:sea-lion選手(アナカラーハンデス)
4位:h 選手(3cキラスター)
#GRATS
次回24日開催します!
たくさんのご参加お待ちしております! pic.twitter.com/Do7zCZQqdt
第44回193浜松cs
2021年7月25日
#第44回193浜松cs
— TCGshop193ザザシティ浜松店 (@193_zazaTCG) July 25, 2021
フォーマット:アドバンス
結果
優勝 煽林檎選手(赤緑青モモキングRX)
2位 わしゃ選手(赤単我我我ブランド)
3位 みゃ選手(青黒緑ハンデス)
4位 二個三個選手(蒼ドラグナー)
入賞おめでとうございます! pic.twitter.com/M05V9qD5O3
第57回ファンクスCS
2021年8月8日
デュエルマスターズ
— しゃくれ副店長 【ファンクス】 (@funks_hukuten) August 8, 2021
第57回ファンクスCS
【アドバンス】
4位 # ふじた#ファンクスCS pic.twitter.com/h8U7S0lX1T
(第9回鹿児島CS)
2021年10月3日
※ 記事はあるものの大会運営のtwitterアカウントが消えているのでデータには集計しない。
デュエマ龍星杯
2021年10月9日
本日開催の龍星杯(アドバンス)
— ドラゴンスター日本橋2号店 (@ds_nipponbashi2) October 9, 2021
優勝
まぁつ選手
(赤緑白ドラグナー閃)
2位
Kawaryu3選手
(アナカラージョー星ループ)
3位
テルフェス選手
(アナカラーハンデス)
4位
心外ギンガ選手
(5cグレイトフルベン)
となりました👏👏👏
次回は14日(木)開催です!! pic.twitter.com/VMkx5qQ38y
はっちCS 秋葉原Bee本舗
2021年12月5日
はっちCS withトイコンプ梅田店
2021年12月12日
はっちCS withトイコンプ梅田店
2021年12月19日
まとめ
集計期間の内、デドダムが3枚入りの構築は9件存在した。
また、集計期間の内、《有象夢造》入りの【アナカラーハンデス】と呼べるデッキは23件存在した。
(※元データを参照できない第9回鹿児島CSは除外)
この集計結果にはかなり漏れがあると考えられるため傾向の判断基準にするには若干怪しいが、デドダム3枚入りのデッキが存在したことは事実である。
それはそれとしてデドダムは4枚あった方が良いので、初心者や復帰勢などは1枚買って揃えておくと良いと思います。
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