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「ドラゴン娘になりたくないっ! イェーイめっちゃドラゴン!!」のデッキ内容をなるべく厳密に予想する【デュエマ】


はじめに

2024年3月1日にデュエル・マスターズ公式から、デュエマの派生人気コンテンツ「ドラゴン娘になりたくないっ!」を元にしたデッキ「ドラゴン娘になりたくないっ! イェーイめっちゃドラゴン!!」が発表された。

「ドラゴン娘」の発端は2022年7月に受注が行われた「五人祭でドラゴン♡サマー」であるが、現行のメインコンテンツであるYouTubeの配信開始が2023年10月27日であることを考えると、恐ろしい成長速度と商品化速度である。
(2024年3月1日時点では登録者14.1万人だったはずなのに今見たら15.7万人になってた…)

カードゲームではなかなか難しいはずの商品化へのフットワークの軽さやオリジナルカードの絶妙な強さ、なんだかんだ入手のめんどくさい《メンデルスゾーン》の再録やなんだかんだ3年ぶりの《蒼き団長 ドギラゴン剣》の再録など素晴らしいところがてんこ盛り…! なのだが。


如何せんデッキ内容の情報がない!!

そして情報がないまま予約が始まっている。


まあデュエマではいつものことで、デッキ内容が予約開始時点で全部分かってる同時発売の「いきなりつよいデッキ」が異例なのだが、このデッキからデュエマに触れる人も多そうなので困る人も結構いるだろう。


そこでこの記事では、現在判明している情報や過去の収録傾向からなるべく厳密にデッキの収録内容を考えてみる。
前提として、過去の収録傾向は時期によってばらつきがあるため、基本的には2年以内の収録状況を参考にすることとする。

とはいえ情報が少なすぎるので、厳密にとは言っても基本的に自分の妄想を語ってるだけです。ご了承ください。


新規カードはどれだけあるのか考える

まず現状判明している新規カードは以下の5枚だ。

つまりこれ以外の新規カードはあるのかということだが、おそらく無いのではないかと思う。

タカラトミーモールの商品紹介では「デッキの新規カードのうち1枚が、ランダムでスペシャルイラスト版カードに!」とあり、生放送での情報では「すべての商品に、5種類のどれか1枚をキャラプレミアムトレジャーとして封入!」とある。
前者の文から、他に新規カードが存在していればそれもスペシャルイラスト版になるはずだが、そうなると後者で「5種類」と断定しているのが間違っていることになる。
もちろん「スペシャルイラスト≠キャラプレミアムトレジャー」でない可能性もあるが、その場合その「スペシャルイラスト」は別の宣伝項目として生放送で語られているはずなので、恐らく無い。

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ということで、以降は「判明している5枚以外の新規カードはない」という前提で話していく。


カード番号から考える

現在公式から与えられている情報は今のところこれだけだ。

参考になるのはカード番号だ。画像をよく見てみると、ドラゴン娘たちのカードには8/16, 9/16, 10/16, 12/16,13/16が振ってある。
そして《メンデルスゾーン》、《蒼き団長 ドギラゴン剣》には14/16, 2/16とある。

ここでまず歯抜けになっているカード番号に何が入るか?から考える。


11/16を考える

デュエル・マスターズでは、まずレアリティの高い方から順にカード番号が振られていくことになる。
そして同一レアリティ内では「無色→光→水→闇→火→自然→多色」の順に番号が振られる。
更に単色の同一文明内では「ツインパクト→クリーチャー→呪文→…」の順に番号が振られる(カードタイプは更にたくさんあるが、主に「ツインパクト→クリーチャー→呪文」の順番だけ分かれば良い)
そして同一カードタイプ内ではコストの大きい順に番号が振られ、同一コスト内ではパワーの大きい順に番号が振られる。

この情報を元に《真久間メガ》と《地封印ギャイ》の間にある11/16のカードの条件を考えると

・「R、火単色、クリーチャーなら13コスト以下(同コストならパワー13000以下)、ツインパクト含まない、他のカードタイプ含む」
・「R、自然単色、クリーチャーなら6コスト以上(同コストならパワー13000以上)、ツインパクト含む、他のカードタイプ含まない」

となる。

「それぞれの条件+「ドラゴン」」で検索した際のURLを載せるので参照してほしい(カード検索で設定できる条件に限界があるので厳密ではない)。


その上で、デッキ名が「イェーイめっちゃドラゴン!!」であることを考えると候補はこのあたりだろうか。

開発者のカティノ氏も「ドラゴンとドラゴンとそしてドラゴンが詰まってるんです!!」と言っているので連ドラ気味になるのは当たっていると思う。


この条件だと例えば《熱血龍 バトクロス・ハンマー》なども入るのだが…どうだろう?

また候補に挙げている《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》も、《真久間メガ》を出せないのが少し気がかりではある(軽減で出す前提で踏み倒しを考慮していないのかもしれないが)。

あとは《“龍装”チュリス》も候補に入るが、これを挙げるには《ドギラゴン剣》とのシナジーのみを意識しすぎている気がする。

1枚しか入らないのでそもそも枠が余る可能性がある

とりあえずどんな時でも初動になる《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー / お清めシャラップ》と、既に見えているカードの共通点が「ドラゴンである」しかないところを都合よくまとめ上げてくれる《龍世界 ~龍の降臨する地~》はかなり妥当ではないかと思う。


1/16を考える

次に《ドギラゴン剣》より1つ小さい番号の1/16のカードを考える。

《ドギラゴン剣》はレアリティ的にはLEGカードであり、カード番号的な意味での立ち位置は「SRより高いレアリティ」つまりSRより番号が小さくなるカードである。

この「SRより高いレアリティ」というのは種類が多いのもあって非常にめんどくさく、いろんな法則が存在している。

まず基本として、「SRより高いレアリティ」の並びは「(再録時には)レアリティ自体の初出時期の早いものの番号が小さい」という傾向にある。
主なレアリティを並べると以下のようになる(近年順序が確認できないレアリティは省いています)。

VIC→LEG→KDL→MAS→MHZ→KGM→DSR

これらの順序が部分的に分かる最新の商品の例として、「エキサイティング・デュエパ・デッキ ドラドラドラゴン龍幻郷」では番号が小さい方から順に「VIC→LEG→KGM」で並んでいる。

見た目は逆順だが番号はちゃんとVIC→LEG→KGMの順である

また、恐らく多くの人が気にしているであろうDSR(というか《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》)の順序の根拠ついては「神アート デュエマ×TRANSFORMERS」で「MAS→KGM→DSR」の並びがある。

これはそもそも順番自体が順不同になっているが、番号はちゃんとMAS→KGM→DSRの順である

特に「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」より後の商品は基本的にこのようになっている。

しかしたまに例外になっていることもあり、例えば

DM22-RP2 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」
《禁断竜王 Vol-Val-8》(SP1/SP5)(KGM)
《天地命動 バラギアラ/輪廻暴聖》(SP2/SP5)(MHZ)

DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」
《獅子頂龍 ライオネル》(1/112)(VIC)
《∞龍 ゲンムエンペラー》(2/112)(KGM)
《天地命動 バラギアラ/輪廻暴氷》(3/112)(MHZ)

などがある。

ただし「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」の該当カードは金トレジャーカードという特殊なレアリティであり、「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」は番号からも分かる通り大量のカードが封入されている上、MAXカードという特別なレアリティも存在するなど複雑なパックであったためミスが生じた可能性も考えられる部分ではある。


ここにレアリティなし(デュエル・マスターズwikiに則ってPと表記する)が関わってくるとより込み入ってくる。

基本的にPは通常弾の再録では最上位レアリティに位置する。しかしそれ以外では以下のような変速パターンが存在する。

例えば「開発部セレクションデッキ 水闇自然ハンデス」では、KGMの《CRYMAX ジャオウガ》が2/16だったのに対し、PからSRに変わった《SSS級天災 デッドダムド》は1/16に設定された。
これは今までPレアだったことを引き継いでのことかと思われるが、同時発売の「開発部セレクションデッキ 火闇邪王門」で同じくPからSRに変わった《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》は単純に同梱のSR内で順番が決まっており番号は6/16である。
ちなみに「火闇邪王門」の1/16は元々からRである《百鬼の邪王門》であり、おそらく「水闇自然ハンデス」「火闇邪王門」共々デッキの顔となるカードを1番に据えた結果であると思われる。

また同系商品については

「水闇魔導具」:P→MDS→SR
「火水覇道」:DSR→MAS→SR
「7軸ガチロボ」「光水火鬼羅.Star」:KGM→P→SR

となっており傾向が一貫しない。
恐らく「水闇魔導具」「火水覇道」の時は目玉商品である《ガル・ラガンザーク》(P)《切札勝太&カツキング》(DSR)を1番にし、「7軸ガチロボ」「光水火鬼羅.Star」の時は特にそういうのがなく標準の番号付けをし、更に「水闇自然ハンデス」「火闇邪王門」の時はまた元に戻って目玉商品の番号を1番にしたのではないか。

他に 「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」に以下のような並びがあるが、恐らくこれは「水闇自然ハンデス」の時と同じでPからSRに変わったカードがPだったことを引き継いだ順序設定である。

DM23-EX3 「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」
《「我」の極 エゴイスト》(TR1/TR15)(SR、元P)
《「無情」の極 シャングリラ》(TR2/TR15)(VIC)


で、色々挙げはしたが、今回は大量の種類のカードが入ってるわけでもなければ複数種の特別レアリティのカードがあるわけでもなく、看板となるべき1枚のカードが存在するわけでもないので普段通りの順番、つまり

P→VIC→LEG→MDG→KGM→DSR

の順でカードが封入されていると考えて良いのではないかと思う(このデッキに入らなそうなカードのレアリティを恣意的に省いています)。

他に考慮する点としては、直近の商品である「デュエパデッキ」では新規カードはレアリティに関わらず番号が小さくなるという法則があったが、今回の新規カードの番号は全て《ドギラゴン剣》より大きいため当てはまらないだろう。


で、これらの法則から1/16のカードの条件は

P、VIC、無色・光・水・闇・火を含むLEGのいずれか

であると考えられる。


この条件で真っ先に思い浮かぶのはこのカードではないだろうか。

《地封院ギャイ》が6コストで3ブーストできることからマナカーブのつながりも良く、もし前述の通り《龍世界 ~龍の降臨する地~》が収録されるなら大当たりも大当たりのカードだ。
《地封院ギャイ》以外のドラゴン娘も高コストでまとまっているためガチンコジャッジも勝ちやすく、直近の単純な再録も3年前と結構時間が経っている。しかもその間に殿堂解除があったためフルパワーで使えるわけで、これほどフィットするドラゴンもなさそうである。

…しかし、残念ながら《勝利宣言 鬼丸「覇」》はデッキに入らないんじゃないか…?と考えている。

なぜならこの商品があるからだ。

「イェーイめっちゃドラゴン!!」の1週間後に発売する新弾「デーモン・オブ・ハイパームーン」にまさしく《鬼丸「覇」》がドラゴン娘の姿で収録されるのだ…!!!


こんな直近で、デッキにピッタリハマりそうな連動商品が判明しているとして、それをデッキに封入するだろうか?
しかも「イェーイめっちゃドラゴン!!」は既に「全カードにドラゴン娘のイラストが描かれる」ことが確約されている。
《鬼丸「覇」》がデッキに入ってるとしたらそれもドラゴン娘のイラストが描かれているはずで、その場合「キャラプレミアムトレジャー」の価値はかなり下がってしまうだろう。

生放送内でも「《蒼き王道 ドギラゴン超》は今後発売されるデッキ「ドギラゴンの書」には入らないが連動する」と言っていたりする。
上記の理由も併せ、連動要素の強いカードをそれぞれの商品に封入することは基本ないだろう。


では同じVICレアで10コストの《龍世界 ドラゴ大王》はというと…

この子がいる!!!

《龍世界 ドラゴ大王》をデッキに封入するなら神アートの絵でなければ「ドラゴン娘とは?」となりそうだが、神アートの絵で封入されてしまったら神アートの価値がない。これもダメそう?

一応《「戦慄」の頂 ベートーベン》などもあるが、踏み倒しを想定した場合あまり嬉しくはない。あと直前の「邪神と水晶の華」で再録されている。


ではLEGレアで考えるとどうだろう。候補は以下のようになるだろうか。

ドラゴン娘たちのラインナップからして《蒼き守護神 ドギラゴン閃》はあまり相性が良い気はしない。
《伝説のレジェンド ドギラゴン》は連ドラの当たりという点でなくはないが、もっと良い候補があるように思う。


で、残る候補のPレアだが。

うーーーん、絞ってもこれ!

やはり《時の法皇 ミラダンテⅫ》《百族の長 プチョヘンザ》が有力だろうか。既に見えているドラゴン娘の多くからも革命チェンジ可能だ。
どちらかを取るとしたら、殿堂という格や近年の再録されてなさを考えて《ミラダンテⅫ》に軍配が上がりそうだ。
また、否定していた《鬼丸「覇」》や《龍世界 ドラゴ大王》だが、《ドギラゴン剣》のようなワンポイントでのイラストで収録するということはありえるかもしれない。

このくらいならキャラプレミアムトレジャーを損なわない、という判断もあり得る


15/16, 16/16を考える

15/16, 16/16は「R、多色、呪文」の《メンデルスゾーン》の後に続くカードであることを考慮する必要がある。それぞれの項目についての情報を整理する。

まずレアリティについて、SR以下のレアリティは以下のような順番で番号が振られる。

SR→VR→R→U→C

そして多色カードの順序だが、これはより複雑である。

多色カードの場合、まず使われている文明の数が少ないほうから番号が振られる。
文明の数が同じならば、含まれている色を参照して「無色→光→水→闇→火→自然→多色」の順番をもとに番号が決まる。

そして多色ツインパクトだが、この場合順番が曖昧になってしまう。

まず多色ツインパクトは基本的には何であれ一括で多色カードの後ろに配置される…はずだが、「デュエパデッキ」や「ヒーローズ・ダークサイド・パック ~闇のキリフダたち~」などでは「同じ文明を持つ多色カードの先頭」に来るように配置されており、「7軸ガチロボ」ではもはや法則がない。

DM22-EX2「ヒーローズ・ダークサイド・パック ~闇のキリフダたち~」

そしてツインパクト間の並びは基本的に上面のカードの文明を参照しているようで、していなかったりする。

①DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」
②DM23-RP4 「アビス・レボリューション 第4弾 竜皇神爆輝」

例えば①の画像は、上面を参照しているならば《ハニー=マーガニー / 「こっちは甘いぞー」》の位置で矛盾が起きる。下面を参照しているならば《明野郎カンタ /「どうだ、明るくなったろう?」》の時点でおかしい。
「コストの大きい面を参照する」という基準でも矛盾し、「コストの小さい面を参照する」でも矛盾。
多色と同様に「含まれている色全てを基準にする」だと最初の画像はルール通りだが、②の画像は矛盾する。

DM23-EX2「頂上決戦!!デュエキングMAX 2023」
これなどは更に分からない

とりあえず傾向が読み取れるいくつかの過去の収録内容から考えて、「多色ツインパクトは基本的には多色カードの後ろに配置される」「ツインパクト間の並びは含まれている色全てを基準にする」がルールであると今回は仮定する。


これらの法則から15/16,16/16のカードの条件は

クリーチャーでも呪文でもない火自然のRか3色以上のRか、全体が多色ツインパクトRか、U・Cのいずれか

であると考えられる(ドラゴンに関連するコスト2以下の火自然R呪文は《メンデルスゾーン》以外に存在しないので省く)。


恐らく《ボルシャック・栄光・ルピア》は入るのではないだろうか?と思うがどうだろう。
ドラゴンデッキにはこれを入れとけ感あるが、連ドラという観点から見ると上面にデカいクリーチャーの付いたマナブーストできるツインパクトの方が好ましかったりする。しかし《ドギラゴン剣》も入っているし、3→6のマナカーブで《地封院ギャイ》との相性も良い。

なお《龍の呼び声》は「R、自然単色、呪文」なので入らない。

残りの候補をあげるとしたらこうだろうか。

《爆龍覇 グレンリベット / 「爆流秘術、暴龍の大地!」》は超有力候補なのだが、なにぶん直近で再録したのが「デュエパデッキ」であり、先に述べたように「デュエパデッキ」における《グレンリベット》の順番は《メンデルスゾーン》より先なのである。

しかも初出の「レジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎」ですら同様なのでかなり怪しい。

「じゃあデッキ商品は全部この並びなのでは?」というわけでもなく、「スタートWINデッキ 革命・アメイジン・マジック」はちゃんと法則に沿っているので困る。

また、《グレンリベット》あたりを候補から外すと以下のようなラインナップになり、カードパワーが少し怪しくなってくる。

他にあるとすれば、シールドトリガー持ちクリーチャーはたくさん候補がある。ドラゴン娘自体トリガー持ちが3/5であることを考えると入る余地がどれほどあるのかと言ったところだが、なくはない。


一旦のまとめ

ここから3/16~7/16の予想を…と言いたいところだが、3/16~7/16の候補はほぼ無限と言ってもいいため一旦ここまで挙げたありえそうなカードでデッキを埋めてみる。

代用カード
・《音階の精霊龍 コルティオール》=《サーヴァ・K・ゼオス》
・《ヴィオラの黒像》=《熊田すず》
・《無限の銃刃 ダン・クローリー》=《真久間メガ》
・《轟撃古龍テラネスク》=《地封院ギャイ》
・《ガイアッシュの海地図》=《流星アーシュ》

R枠について《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー / お清めシャラップ》ではなく《龍世界 ~龍の降臨する地~》としているのは、《お清めシャラップ》を採用するとブースト枠が過剰になるため《グレンリベット》を入れ替える必要が出てきそうだが、そうするとデッキパワーが相当落ちそうなのと、こうしなければデッキコンセプト自体が定まらなそうだからだ。

ただしブーストカードが多色ばかりで苦しいので《グレンリベット》は何かしらのトリガークリーチャーなどに置き換わって《八頭竜 ACE-Yamata / 神秘の宝剣》が入るかも知れない。

「龍覇爆炎」では脅威の多色28枚構成などをやってたが、「イェーイめっちゃドラゴン!!」のターゲット層を考えるともう少し動かしやすい構成になるのではないか。


と、まとめたところで3/16~7/16の予想に入るが、ここからは情報がなさすぎるのでほぼ妄想になります。


3/16~7/16を考える…前に

残りのカードの予想の前にデッキコンセプトをもう少し考えてみる。

まずデッキ全体の構成だが、火・自然のドラゴン娘以外がトリガー持ちなのはデッキの基本基盤が火自然で、他の色はほぼおまけという構成だからではないだろうか。

またドラゴン娘のカードが基本的にカウンター寄りかつ一部はマナブーストを持つことから、《龍世界 ~龍の降臨する地~》一辺倒ではなく、ある程度の量のトリガーで凌ぎながらマナブーストして大型を出すプランも備えたデッキのように思う。

ドラゴン娘の内でも《地封院ギャイ》は「無いと困る」性能をしているため、同じカードか相互互換カードはほしいところ。

そして現状では序盤のマナブーストと受けはあるものの、5,6マナで行うアクションが乏しい。特にカード番号から《龍の呼び声》がないのはほぼ確定であるため、より欲しいのは5以下のアクションだ。

あとは能動的な除去手段なども少量ながらあると嬉しい。

また、《鬼丸「覇」》が連動商品であるならデッキには入れ替え枠が存在していてほしい。なので10コストの、特に火のドラゴンなどあればまとまりは良い。

そしてここまでくると完全に妄想だが、《メンデルスゾーン》のイラストには《メンデルスゾーン》の文明に対応したドラゴン娘が描かれているので、逆説的にドラゴン娘全員がイラストに登場するために再録カードは5文明全てを含むような構成になっている気がする。


ここまで考えた上で3/16~7/16のカードを考えてみる。

3/16~7/16を考える

とりあえずこのカード番号に入るカードの条件は

MDG、KGM、DSR、SR、VR、光の8コスト以上のR

だ。

ちなみに「火自然の8コスト以下パワー13000以下のLEG」も条件としては存在するが合致するカードがない。


ただこれでは対応するカードが多すぎるので、いくつかの観点から考える。まずは値段からの予想だ。

「イェーイめっちゃドラゴン!!」は税込価格2750円だが、これと値段の近い商品の内容を参考にし、その商品に含まれるカードの発売前の相場価格を元にデッキに入っていそうなカードを考える。
この際、新規収録のカードの値段は考慮しないこととする(値段の付けようがないし、既に相当な在庫があって売れていることが判明している商品の確定封入Rカードなので、そこまで値段がつくとも思わないため)。

「イェーイめっちゃドラゴン!!」に値段が最も近い、というか全く同じ商品として「スタートWIN・スーパーデッキ 深淵の邪襲」がある。

この商品内のカードの発売前相場価格は総計5000円くらいなのだが、ここで既に枠が決まっているカードの値段を考える。

《メンデルスゾーン》、《ドギラゴン剣》、(仮に入るとして)《ミラダンテⅫ》あたりは多少値段はするが、他は何が入るにしても直近で再録のあったカードやU・Cのカードなため、これらのカードの総計は1000円ちょいくらいだろう(メルカリなど参考)。

とすると残りは4000円弱。これが5種類(3/16~7/16)のカードの値段になる。
ただし5種類とは言っても恐らく15枚前後はこれらでデッキの枠を埋めることになるため、それぞれの1枚のカードの値段は250円前後。値段がバラけているとしても1枚あたりの最大価格は400円くらいか。

とすると…こんなリスト?

ドラゴン娘のカードは2枚積みまではありそう

流石に《グレンリベット》を入れると多色が多すぎないか?とかもう少し自然のカード欲しいな、とは思うリストだが……このデッキ…どうだろう…?

まあそもそも、光・闇単色Rのトリガードラゴンが入ってる5色デッキという時点であんまりデッキ内容に期待していないので普通にありえそうだとは思っているのだが……
同時発売の「いきなりつよいデッキ」が現在の相場価格で1枚1000円ほどのカードを複数入れていることを考えると、しょっぱい気持ちになってくる。

もちろん「いきなりつよいデッキ」は価格破壊レベルの特異な商品であるし、「イェーイめっちゃドラゴン!!」自体は「全カードにドラゴン娘のイラストが入っている」というところにバリューがありそうなのでツッコんでも仕方なさそうだが、「いきなりつよいデッキ」もかなり新規イラストを入れてこの値段なので、「イェーイめっちゃドラゴン!!」にはもう少し頑張って欲しいところ。

そこで別の商品の内容を参考にしてみる。


「イェーイめっちゃドラゴン!!」と値段が近い別の商品として「開発部セレクションデッキ」シリーズがある。
これらは一律税込み3300円であり、過去に6つ商品が出ている。

6つの商品がどれも同じくらいの相場価格のカードを収録していたわけではないので値段には幅があるが、どれも実戦レベルの内容なので相場価格で大体10000円弱~15000円くらいのものだった。

これを元にすると「イェーイめっちゃドラゴン!!」に入るカードの総計金額は8300円~12500円くらいだろうか。
先ほど挙げたとおりに《メンデルスゾーン》などの価格を考慮すると、3/16~7/16のカードの総計は7000円~11000円くらい?

そのくらい余裕があるとこんな内容も可能になってくる。

元祖ドラゴン娘が2枚ずつ!!

まあこれをやってしまうとデッキが相当歪になって以下みたいになってしまう。

枠が余って《ミラダンテⅫ》が《鬼丸「覇」》になっちゃった

《メガ・マグマ・ドラゴン》に似たカードを4枚も入れたくないし、光闇単色もなるべく避けたいし、《ドラゴ大王》に関して述べたようにドラゴン娘のイラストが存在するカードは入らない気もするし、そもそも「イェーイめっちゃドラゴン!!」が「開発部セレクションデッキ」レベルになるとはあんまり思えないのだが、《流星のガイアッシュ・カイザー》なんかが1枚だけでもあると「デッキの目玉カード」になるので、あると嬉しい。

そんなわけで、ほんの少しの期待感と現実的なラインをすり合わせ、「公式のデッキって『この文明持ってるカードほぼ多色しかねーじゃん!』って感じの作りなこと多いよな…」とか「流石にこの値段だと『このデッキリストちょっと苦しい…!』って感じ要るよな」とか考えた自分の結論がこれだ。


うーーーん、なんとも言えん!!!

もはやカードパワー云々は置いといて、デュエマのデッキ商品のリストにしては並びがまだ利口すぎないか?とも思うし、《「鎮魂」の頂 ベートーベン・ソレムニス》の枠は特に納得いってない。
ドラゴン娘全員を描くには光・水・闇のカードが全然足りないが、流石に余裕がない気がする。

…というのが今のところの自分の考えだ。

おわりに

ということで後半は相当ダラダラした感じになったが、部分的にでも参考になれば幸いである。

まあ参考にならなくても商品内容が明かされる前に「リストこれでしょ!」「ちげーよバカ!!」と妄想し語り合う瞬間はめちゃくちゃ楽しいので、その一助にでもなれば。

ぶっちゃけ相当侮って予想してるのだが、「いきなりつよいデッキ」に合わせて公式がはっちゃけてくれるなら嬉しい誤算だ。

多分明日月曜か次の週の月曜くらいから徐々に情報が出る気がするので、外れてたらボコボコにしてください。

間違い等あればコメントで指摘いただければ。

それでは。

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