強風オールバックは好きだけど寝起きヤシの木は好きじゃない

「強風オールバック」が爆ウケしたあと、「寝起きヤシの木」が出て「ええーーーーーっ………」って思わなかった? 自分は思った。


「強風オールバック」の良さって、アニメーションの気持ちよさもさることながら、淡々と事実と感想が述べられていることによる言葉の軽妙さが音に乗ってることだと思う。

これって「私の歯医者さん」とか「それでも現実はやってくる」みたいな同じくシュールな曲もそうだけど、「夏に咲く」なんかも手法自体はほとんど同じで、こちらはそのやり方が示唆的な情景描写として現れ、聞き手に夏の風景を豊かに想起させることに成功していて、これもまた良い。



でも「寝起きヤシの木」って言い回しはさ……比喩じゃん!!
「髪の毛がヤシの木みたいにボサボサに立ち上がってる」っていう結構面倒寄りの遠回りしてる……比喩じゃん!!

爆伸びしたからって突然やり口を変えてきやがって……しかも比喩なんか……色気づくな!!!


と、「偏差値10の俺がい世界で知恵の勇者になれたワケ」の登場人物みたいになってキレていた。

この曲は…『比喩』が使われておるな?

https://comic-days.com/episode/3269632237289941720


なので「ブタサンダー」もムムッ…これは…?とちょっとなりつつ、「ナン食べたい」でまた回帰してきた感じがしてうおおおおおおおおおってなったりしていた。

この短い歌詞の中に1つ2つ婉曲な言い回しがあるだけで一喜一憂してるのバカ??って感じだけど、短いからこそどこまで何が徹底されているのかを気にしてしまうってのは、あると思う!!


「夏に咲く」も「散らばる小石の天の川」とかありますよって?…そう!!




それだけ?? それだけ

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