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デッキ解説:ジュナイパーの教科書

こんにちは。

この記事はCL愛知2021に向けて        わたがし(@watagashi1342)とスカー(@scer_pokeca)とたくま(@reshizekproto)の3人で調整し、実際に使用したジュナイパーのデッキ解説記事です。

構築から各デッキへの立ち回り、基本的に気をつけることを解説してるのでジュナイパー初心者の人も有識者の人もよかったら読んでいってください。

デッキタイプ

カードゲームのデッキタイプは大きく分けて3つのタイプがあります。 

①高いダメージを出してサイドを進めていくビードダウン②グッズロックやエネ破壊などのコントロール③LOや特定のカードを使い相手を詰ませるコンボデッキ

ジュナイパーは3つ目に該当する相手を詰ませるコンボデッキタイプです。このデッキタイプには対策されると勝てないという欠点があります。

逆に、対策されてないと型にはめてフルボッコにできます。新弾の発売直後や環境が動いてる最中のデッキ構築が不安定な時に刺さるデッキタイプです。

それを踏まえて、今回の愛知CLではジュナイパーに対する意識がそこまで高くないと感じたのと使用率が1番多い予想の三神ザシアンと2番目に多い予想のビクティニにジュナイパーを対策できるカードのための枠が無いだろうと思い構築を詰めていきました。

レシピと採用理由

コード【UppMR2-yLoZGn-y2RMXU】

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解説が必要な所に絞って書こうと思います。

[進化ライン4-1-4]

基本的にアメで育てます。アメが引けない時や2体同時に育てる時の為にフクスローはピンで入れてます。

[カビゴン]

2枚の理由は極力たねポケモンを減らしてクチートのケアをする為です。このデッキにはつりざおがあるので3枚目はいらないと思います。

[レベルボール]

5.6枚目のクイックボールだと思ってください。ウーラオスやインテレオンに対してモクローを3体並べる為のカードです。状況によってはフクスローにも触ります。

[タッグコール]

枠の都合上3枚です。特定の対面でモクローを多く並べたいのでレベルボールを優先しました。

[リーリエのピッピ人形]

ジュナイパー単騎になった時にマオスイの入れ替え先にしたり、種切れの負けをサイド管理しながらケアします。フウロ等で触るというよりも素引きしたいカードなので3枚です。

[回収ネット]

ウーラオス対面でカビゴンを縛られてナゲツケサルで後ろを殴られ続けることがあったので風船より回収ネットにしました。やまびこホーンやクチートのケアのためでもあります。特に三神戦はジュナイパーを立てた後は積極的にベンチを絞りたいのでそこを重く見ての採用です。

[ふつうのつりざお]

やまびこホーンでサイドプランを操作されるのを嫌っての採用です。トラッシュのたねポケモンを全部山に戻します。他にもエネ枯渇やLO負けしない為でもあります。余談ですが、このカードの採用によってジュナイパーミラーにも多少強く出れます。

[隠密フード]

グズハラで持ってきます。フィオネの引き寄せの渦、ギラティナの次元の鉤爪、ジグザグマの癇癪ヘッド、インテレオンのクイックシューターのケアです。

[フウロ]

メイは使用できるタイミングを選ぶので、能動的にアメやボールに触れる役割が欲しかった為採用してます。

不採用カード

[逆境グローブ]

ウィークガードで弱点が無くなった状態で逆境グローブを付けると効果が適応されないという裁定が出てるので不採用。新カードの耐火グローブは採用の視野に入れていいと思います。

[ふうせん]

回収ネットの方が使い勝手が良かったです。

各対面のポイント

前提条件でこのデッキは後攻を取ります。殴ることを優先せず盤面で相手を詰ませることを意識しながらゲームを進めます。

【三神ザシアン】有利

三神対面はジュナイパー単騎を目指します。単騎にした後はフウロで回収ネットやつりざおを持ってきてやまびこホーンやクチートを警戒します。

序盤はモクローを1〜2体を並べて次のターンにジュナイパーを立てれるようにします。

モクローを2体立てる場合の目安としてはふとうのつるぎで1枚以上エネルギーが付いた時、もしくは手札が続かなくて1体倒される想定の時くらいです。

三神対面はギルガルドが入ってなければジュナイパー単騎で詰むので極力ベンチを絞ることと序盤のたねを並べる数の見極めが大事です。

【ビクティニ(レッパ)】有利

ビクティニ対面はボルケニオン、GX技の警戒とモクローの管理が大事です。ボルケニオン倒して相手がダブルブレイズを切った後にジュナイパーを押し付ければ勝てます。

三神とは違って、ジュナイパーを何体作れるかが鍵になります。プラン上、ダブルブレイズで1体は落ちる想定で最低でも2体は用意します。

ビクティニ対面で最も気をつけることは、モクローの並べ方です。ビクティニにはキョダイレンゲキみたいにポケモンを2体同時に落とす技が無いのでモクローは2体並べて確実に1体はジュナイパーになれる状況を作ります

次に気をつけることはポケモンの死に出しです。ダブルブレイズで前を倒された後、ボルケニオンが居ないなら基本的にはピッピ人形を出します。何故ならジュナイパーを出すと溶接→ボルケニオンで焼かれるからです。

ウィークガードの貼るタイミングも大事です。適当に貼るとダブルブレイズで焼かれボルケニオンの対策にならない場合があります。

基本的には有利ですが、モクローを1体づつ並べたり死に出しを間違えたりしたら簡単に負けてしまうので細かいプレイが重要になります。

【レンゲキウーラオス】五分〜

レンゲキ対面は1ターン目でモクローを3体以上立てれるかが鍵です。ジュナイパーさえ作れれば勝てますが、作るまでに先2キョダイレンゲキで盤面が壊滅します。

相手が1ターン目に手張りをしたらモクローを全力で展開する必要があり、互いの手札次第ではどうしようも無い負けがあるので五分だと思ってます。

余談ですが、カビゴンを縛ってナゲツケサルで後ろを殴られ続ける負けプランもあるので回収ネットとマオスイは大事に取っておきます。

【インテレオン】五分

インテレオン対面もレンゲキ対面と似ていますが、先2でダイバレットが飛んでくる確率はかなり低いです。

しかし、非Vのインテレオンがアタッカーになるのでボスを使って早い段階からジメレオンを狩っていくプランを取る必要があります。

クイックシューターでダメカンを乗せて落とすプランも取れるので、隠密フードでケアをします。

インテレオン対面、非Vアタッカーはボスで先殴りしたり2体目で詰めていけるので個人的には五分〜微不利だと思ってますが他のデッキと比べて試行回数が少ないのでまだ何とも言えません。

【ムゲンダイナ】有利

環境デッキの中では1番楽なのがムゲンダイナだと思います。注意することは癇癪ヘッドのケアが隠密フードでできることと、ドガスやクロバットの毒をアロマ草エネルギーで無効にできることです。

非Vのアタッカーには草弱点が多い上に癇癪ヘッドを併用しないとワンパンで落とせないのでマオスイや隠密フードを状況に応じて使っていけばまず負けないと思います。

【ドラパルト】不利

ギラティナのエネ割り、先2ダイファントム、貫通する上技がキツいです。ほぼ勝てない。

ホラー超で2点貰うと2回殴られてゲームが終わるのでこまめにマオスイを挟んだり相手が事故ればワンチャンあります。

【マルヤクデ】不利

基本不利です。ねつほうしゃでのエネ割りと2体のボルケニオンでぐちゃぐちゃにされます。フィオネの引き寄せで序盤にモクローを狩られるのもきついです。

ボルケニオンが1枚の構築もたまに見かけるのでその構築だとボルケニオンを突破すればそのまま勝てます。

マルヤクデは相手が下手ならば早い段階でVMAXしてくれると思うのでボルケニオンさえ意識してれば勝てる時はあります。しかし基本不利対面です。理解がある人とまともにやったらまず勝てない。

【悪パーフェクション】微有利

注意すべきはメガヤミバンギのギガフォールGXです。デッドムーンよりLOの負け筋の方が大きいです。

デッドムーンは2体立てることで最低限ケアができますがメガバンギの LOは意識してないとケアができません。

ジュナイパーを2体立てながらつりざおで山の枚数意識して戦えばまず負けることはないと思います。

【マッドパーティ】不利

無理。そもそも勝てるように出来てない。

相手が事故って種切れがワンチャン。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。ジュナイパーは特殊なデッキなので使ったことのない人は一度使ってみることをお勧めします。多分デッキの視野が広がります。またおかしな点や不思議な点などあればTwitterのDMで聞いてください!

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