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「ゆかいフリマ」と今日の玩具_20190401

 新元号が「令和」となりました。

典拠は万葉集の「初春の月にして気淑く風らぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」からだそうです。

令月とは"よい月"という意味のようです。
HIP HOP的には「nice & smooth」といった感じの元号になりました。

というか久々のポストで、3月はあまり更新できず、47都道府県の張子も4つしか公開できずでした。

というのも先月末の3月30日に「ゆかいフリマ」という企画に参加するため、出品用の張子をひたすらひたすらつくっていました。

普段つくっている郷土玩具の張子ではなく、オリジナルの張子「今日の玩具」をいろいろつくって出品してみました。

<熊べこ>

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以前つくった「張子の熊」を改良して、型もつくって量産できるようにしました。首の振りもかなり良い感じに仕上がり、名前も「赤べこ」から拝借して「熊べこ」と名付けたのですが、よく考えると「熊牛」という謎なネーミングに。

<サウナ>

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こちらも型をつくって量産できるようにしました。サウナ好きが多い集いだったので狙いうち感が強いですが(笑)。

あーサウナ行きたくなってきました。

<玉乗り子供>

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こちらは浜松張子の「柿乗り猿」へのオマージュです。

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新学期を迎えたこどもたちが怪我をせずにバランス感覚良く育ちますように。

<公園遊具>

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公園にあるスプリングの仕掛けられた遊具で、バイクレーサーみたいに体を倒して耐えたり、思い切りバイーーンってなった遊具をビタッととめたりして遊ぶのが好きな子供でした。

振り落とされた後に動き続ける遊具にぶつかると衝突事故みたいに危険なんだよなあ。気をつけろ児童たち、という願いを込めて。

このシリーズはいろいろ作れそうなのでまた別パターンをつくってみたいです。

<猫>

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郷土玩具や雑貨をつくるときに、猫や犬は避けては通れないモチーフで、自分の中ではこういったかわいいものをつくるのは大きな課題でしたので、今回挑戦してみました。

まだまだ微妙ですがほとんど売れたので良かったなあ。

「ゆかいフリマ」の様子もすこし写真があるので報告がてら。

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普段は写真スタジオ兼ギャラリーとなっている1F入り口の様子。

ちなみに「ゆかい」とは写真やデザインなどをやっている会社で、日本橋大伝馬町に拠を構えています。面白い仕事や活動をたくさんやっている会社なので詳しくはHPを見てみてください。

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自分の作品や服や不用品を売ったり、自分のレゴコーナーでつくったレゴ作品を行商しにいく子がいたり。

僕のコーナーは張子オンリーで。

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地下の事務所スペースでも謎でユニークなものがいっぱいで、「なんすかこれ?」「なんでこんなの買ったんすか?w」という会話が楽しかったです。

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最後はゆかいの面々&出店者のみなさんで記念撮影パチリ。楽しかった&ありがとうございました。

張子も思った以上に売れたので、またこういう機会を積極的につくりたいと思いました。ネットでも買えるようにしてみます。できたらまたお知らせします。

そんなわけで久々の更新でした。次回(明日頃かな?)は、また47都道府県シリーズに戻ります。関西圏に入っての第一弾は、滋賀県草津の「猩猩(しょうじょう)」を取り上げたいと思います!

張子制作に使う粘土や和紙や糊やジェッソや絵の具や筆や竹串やなんやかんやを買いたいのでサポートしてください!!