20221018

 眼がよくなるにはどうすればよいのかを考えていました。すでにご助言をいただいておりますが、自分なりに頭の中の整理をしていました。

 が、しばらく考えどもよくわからなかったので、ちょっと違うことを考えてみました。
 私は『耳はそこそこいい』と思っています。かつて部でバンド活動をしていたのですが、その時期のことです。ドラムやベースはバンドの屋台骨とよく言われますが、ベース弾きである私も低音を支えつつそのような役割を担います。自分の演奏をちゃんとやることはまあ当たり前として、次は他の方の演奏をよく聴くわけです。するといろいろと気づくことがあります。あるパートの演奏が走っている、もたっている、音が埋もれている、そもそも鳴らすべき音が間違っている(ことに本人が気づいていない)、音の粒が整っていない、などなど(ここでは悪い方面のことだけ列挙しました)。そういうことを指摘して直してもらったり(もちろん私も直します)、クオリティを高めるにはどうすればいいかを話し合ったりして、よりよい演奏をみんなで目指します。たまたま個人で作曲してたのもあって、ベース以外の楽器の演奏技術にも多少は言及できました。単なる演奏のミスはどうでもいいのです。それは誰にでもあることだし、練習すればいいので。自分が属していないグループの演奏もちゃんと聴いて、よいところはよかったと言い、(求められれば)よくない点を指摘できました。そうしてよい演奏というものをつくっていくのです。単にBPM通りに音を鳴らすことが我々の仕事ではありません。Grooveというものは存在します。

 そんな経験が自分にもあるので、照らし合わせてみます。『よくみる』『気づく』『言語化する』最低限それくらいでしょうか。そのためには、やはり知識が必要なのだと思いました。文脈とかそういうのも総括して。今の自分は全然知識も文脈も知らないので、なかなか大変な道のりです。がんばりインプットです。


 また違う話ですが、Human or AIをやってみました。

まあまあってところでしょうか。やはり自分は眼がよくなさそうです。というか答え合わせの存在に気付いてすらいなかったので、眼がよくないというよりちゃんとみていない。そういうとこだ。
 その後、特にAI絵の方をよく観察してみたのですが、確かにいろいろと不自然さを感じる箇所がありました。よくわからない線とか、ものとものの境界が曖昧で、なんというか、溶けてる?感じ。よく言われていることの意味は、なるほどこういうことなんだなと思った次第です。
 AIか人間かを考えているとき(つまり細部の破綻に気付いていないとき)、とても正直に言ってしまうと「判別できないくらいいいイラストなのだから、これは人間が描いたイラストだと信じたい」と思っていました。仮にそれがAIだったとしても「AIすごいね」で終わるし、逆の間違いをして実際に描かれた方に失礼になることもありません。めちゃくちゃ逃げの意思です。自分に都合のいいように物事を信じてしまうのも、その意味をちゃんと自覚していればまあ許されるのかなと。よい体験でした。


 ところで、NovelAIDiffusionって人間(というかキャラクター)の作画特化だと勝手に思っているんですけど、img2imgで人の気配すらないところから人間を描き上げるのってめちゃくちゃ面白いですよね。先日の某氏のとか。この前Twitterで見た『違う、そうじゃない』のジャケット画像から全然違う構図のキャラクターが描かれたアレとか特に好きです。リンク探せませんでしたが。線の再解釈とでも言えばいいのでしょうか。素直にすごいなあと思っています。


 日記ということで中身はまとまっていませんね。まあ特になんということもないので。
 おやすみなさい。