マガジンのカバー画像

エッセイ『闘争または逃走による反応』

62
吾輩は根暗である。職歴はまだ無い。端の多い生涯を送って来ました。--みんなが当たり前に持っている見えないモノが生まれつき持っていない「私」。たった一つだけ足りない、それだけで日常… もっと読む
運営しているクリエイター

#番組

【#039|編集タイムカプセル】(2018年10月10日)

 リビングのHDDレコーダーの録画容量が少なくなってきたので、今から1年前ぐらいに録画したバラエティ番組を編集(CM抜き→DVDダビング)した。  早送りの編集画面で番組を簡潔にチェックしていたらCM時間帯に入り、その中での自動車CMに5人組のTOKIOが映っていた。 「あーこの頃はまだ山口くんいたんだよなぁ…」  再び早送りして次のCM時間帯に入ると、次は自動車メーカーCMに5人組のももいろクローバーZが映っていた。 「あーこの頃はまだ有安ちゃんいたんだよなぁ…」

【#026|カラオケ番組の点数】(2018年09年27日)

 前回の話の続きになるが、カラオケ番組の出場者は基本的に全員が上手い。演歌と民謡は歌唱に必要な技術を全て鍛えられると以前ネットで読んだが本当らしい。その代わり出場者全員が上手いせいで点数のインフレ化が発生する。通常の100点採点というより90点台の10点採点になり、決勝では90点台後半の5点採点になる。  アマチュアのトップたちがしのぎを削って披露するのだから、インフレ化も頷けるし視聴者たちも疑問を感じないと思う。  ただ、そんな環境だからこそ1回だけ私は地獄を見たことが

【#025|カラオケ番組の曲目】(2018年09月26日)

 父が好きでテレビ東京の歌うま素人カラオケ番組をよく見るのだが、出場者の年齢層に注目すると上は30代前半:下は10代後半で意外と若者の出場者が多い。  そして彼らの歌う曲目が今までの放送を振り返ると体感的に昭和の歌が全体の7割を締めている(中学生で三橋美智也、小学生で三波春夫を選ぶ子など日本に何人いるのだ…?)。  出場者たちはMCからこの曲を選んだ理由を聞かれると、ほぼ100%こう答える。 「大好きなおじいちゃんとおばあちゃんの影響で演歌・民謡・昭和歌謡が好きになりま