スプレッドシートでオタク用(?)に家計簿作成
皆さんは家計簿ってつけてますか?
私は大学生の頃、一人暮らしを機にExcelでつけ始めました。
あんまり複雑だと面倒だと思ってある程度項目をしぼって収支表を作ったんですけど、実は社会人になった今も項目をいじりつつほとんどそのまま使い続けてたんですよね。
で、ふと思いました。
項目は少ない方が楽だと思ってたけど、
オタ活に関してはむしろ詳細に項目を分けた方がいいのでは?
今後10年、20年と、私は推しに貢ぎ続けるはず。
ならちゃんと記録しといた方がよくない? みたいなね。
ということで、スプレッドシートで新たに家計簿を作ってみたいと思います。ちなみにExcelからスプレッドシートに乗り換えることに、特に深い意味はありません。ぶっちゃけどっちでもいいです。
……はい、作ってみました。
E列「項目」はM列、F列「詳細」はO列の項目をプルダウンで表示できるようになってます。
例えばオタ活を選ぶと……
オタ活の詳細を選択できるという仕組みにしました。
いわゆる、プルダウンの連動です。
なんて簡単に言ってみましたが、作るのはちょっとめんどくさかったんでやり方を記録しときますね。
まず、参照用に「リスト」というシートを新しく作って項目を入力します。
縦に大きな分類(B列)、その横に細かい詳細です。
個人的には、オタ活の詳細に「コラボ」を入れることを思いついたのがハイライト。
これまでの私だったら例えば
コナンコラボでザ・クレープ(アイス)を買った → 項目は「食費」
ワートリコラボでAvailのパーカーを買った → 項目は「日用品」
みたいな感じになってたんですけど、「コラボ」という項目を設けることによってこれらをオタ活として分類できる! となりました。今更ですかね。
まあ、項目は趣味によって決めてください。私は映画を結構見るので、あえて娯楽とは別にしてみました。あと、イベントを配信で見れることが増えたのでこれも入れてみたり。ちなみにわかってると思いますけど、AVはエロいやつじゃないですよ。円盤とかCDとかのことですからね。
オタ活以外はそんなに詳細を増やす必要ないと思いますが、固定費くらいはもっと細かく分類してもいいかもしれません。
まあとにかく、まずは縦に書いた「項目」をプルダウンにしましょう。
プルダウンを作りたい範囲を選択して、データ > データの入力規則をクリック。
ちなみに範囲選択は、セルを一つ選択した状態からctrl+shift+↓で一気に下までいけます。初期状態だと1000行あるので、先に余計な行は削除しておくのがいいかと思います。
で、データ範囲の選択で、「リスト」シートから項目を選択。
「セルにプルダウンリストを表示」にチェックを入れると▼が表示されますが、私は邪魔と思ったのでチェックを入れずに三角消してます。ただの好みの問題です。この場合は、ダブルクリックすることでプルダウンが表示されます。
さて、ここまではいいんですよ。問題はここからです。
プルダウン連動のための仕込みをしないといけません。
頑張って説明しますが、意味わからなかったらすみません。
右の方にスペースを取って関数を入れていきます。
R列 → E列を参照
・セル「R3」に「=E3」と入力
S~Z列 → 選択した項目の詳細を表示
・セル「S3」に「=iferror(VLOOKUP($R3,'リスト'!$B$2:$J$10,2,0),"")」
・セル「T3」に「=iferror(VLOOKUP($R3,'リスト'!$B$2:$J$10,3,0),"")」
︙
・セル「Z3」に「=iferror(VLOOKUP($R3,'リスト'!$B$2:$J$10,9,0),"")」
R~Z列すべての関数を、オートフィルで下まで引っ張っておいてください。
(私は詳細の数を最高8にしてるので、VLOOKUP関数も8つということです)
この関数を入力することによってどうなるかというと、例えばE3でオタ活を選択したら……
それで、詳細のセル「F3」を選択して、データ > データの入力規則をクリック。データ範囲の選択でS3~Z3を選択してプルダウンを作れば、項目と詳細が連動したような動きになるはずです。
ただし、普通に範囲選択しただけだと「$S$3:$Z$3」(絶対参照)となるので、数字の前の$を消して「$S3:$Z3」にしておいてください。
こうすることによって、セル「F3」に作ったプルダウンをオートフィルで下まで引っ張れます。これでF列全てにプルダウンを作れますね。
ここまでできたらR~Z列は非表示にしてOKです。あっても邪魔なんで。
ということで、プルダウンの連動、完成です!
やったね!
……あとはSUMIF関数とか使って合計出してください(説明に力尽きた←)
要望があれば一応、他の部分も説明します。
需要あるかわかりませんが。
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