ヘアドネーションに対して思うこと

NPO法人JHD&Cの代表へのインタビュー記事を見てヘアドネーションに対して思うところを書く。

私は今まで2回ほど髪の毛を送ったことがある人間だ。

インタビューを見た私の要約

インタビューの内容は

ヘアドネーションはいいものだとメディアが取り上げるが本当にいいものか?ということ。

ウィッグを被らないという選択が当たり前になってもいいんじゃないか。
ウィッグを与えられると喜びはするが地毛ではないことから負けたような気持ちになる人もいる。

普通に買えば50万円位するウィッグがタダで貰えたらもちろん嬉しい、が被った方がいいですよと圧力をかけているような構図になる。

よかれとおもってマウンティングをとっているのではというものだった。

私の思ったこと

ヘアドネーションはほしいと望んだ人の元へ届くもの。
ウィッグは何人もの髪の毛を使って、それを非営利団体がウィッグにして送られるもの。

その辺の人にこれ被った方がいいですよ!と突然かぶせている訳では無いからもし貰った後に自分に劣等感を抱くようになったり、ウィッグが嫌になったら軽々捨てておくれ。

ほしいと望んでいる人にあなたのままでいていいんだよって目の前で現時点髪のある私が手を握って言ったとしても何も救われないからこのままでいいと思う。

世の中として頭髪にも多様性があっていいよねって広めるのは同意。

そもそも頭髪で困っている子供に使って欲しくて送っている。
手入れに失敗したり、反抗期や思春期でウィッグを丁寧に扱わずとも構わんという気持ちでいる。

手元にウィッグが届いて嬉しい、よかったみたいなポジティブな気持ちが一瞬だけでもあったならいいなと送っている。


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