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ロックンロール黄金伝説21 tyrone davis

 第21回 「運命を変えたタイロンのスネアの巻」

僕はそのとき某NというバンドのS先輩宅にいた。
あのバンドのドラムがよくない/よいなどと二人で散々暴言を吐きまくった後、彼はディスプレイしてある2つのレコードの内、1つをプレイした。
(もう一枚はハイスタンダード/アングリーフィスト)

そのジャケはミドリ色のスーツをきたおっさんがにやけてすわっているという、見るからにソウルお約束を感じさせるものだった。

彼はおもむろに針をのせた。

ッタタン!!

はい!ここで僕の人生のシフトが変わりました、、、。

いままで感じていたソウルへの不満「全曲同じ・暗い・ダサい・なんか偉そう」などなどその全てをそのサウンドは軽く凌駕。

というかウルトラクリア。

聴いたことのないヌケの良さに僕は「こりゃスゴイ!」と盛り上がりました。

アンドやっぱりドラムがダメなバンドはダメだ!!
と自分のバンドのあの人を早くクビにせなアカンと決心してS先輩宅を後にするのでした。

(そして僕らのバンドはすぐさまメンバーチェンジして今にいたるというワケです。)

遅くなりましたがその重要なレコードのアーチスト・タイトル名は、、、、
タイロンデイビス / ターンバックザハンズオブタイム。

CDもでてますがぜひ米DACAR原盤で聴いてみてほしい1枚です。

リズムハネハネ、メロディウキウキ、ベースズンズン、タイロンあえぎっぱなしを保証します。

(24th.Oct.02)

 

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