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treeberrys come to playの思い出

第二期のtreeberrysはシングル「I found mine」「time after time」を出してノッテいた。

シングル発売時。インディーズマガジン

完璧なセカンドアルバム作っちゃおっかな!ということでおのおのの楽器の別録りを敢行する。

ドラムはいつもどおりカセットテープのMTRで今はなき新宿JAMでとったのだとおもう。

そのドラムを元に、パンケーキ状に録音を重ねていくわけ。

だがまだfostexのハードディスクといえど8チャンネル!ピンポン録音しまくりだった。

エレキのリズムギターは俺がほぼ弾いているが、アコギや素敵な12弦エレキはイナが弾いている。よって3人演奏で揃った曲の方がバンドっぽい。

なにせ家で重ねをしていたので、毎日録った音源をチェックしていた。できるまでやる。まさにクレイジー状態。

千葉県の増尾駅周辺にある俺の実家(当時まだそこに住んでいた)の貴重な録音風景。

イナが弾いてるのはギルドじゃなくてデュアルモンド

アコギはなんだかわかんないけど、謎のswingerぽいギターや、スクワイヤのミュージックマスターベース。(これで全曲録った)スクワイヤのコートーニーラブモデルの12弦、ダンエレのロングホーン(使ってない)、イナのフェンジャパカスタムテレキャスターが見えます。

くそチープな楽器でがんばってたんだのう〜感心感心!!!

1.この曲のリズムギターアレンジはイナならではで、俺には思いつかない。ラストらへんのフィードバックとベースとドラムが暴れる上でハモるというのが俺のアイデンティティだったわけ。わかる?
イナ作。KOGAにプロモビデオが現存しているはず。

2.この頃はキャロルキングのアイドル時代にハマっていたのでそういうソングライティングの影響色濃い。かなりオシャレ。このベース弾きながら歌ってたなんてモテるわコリャ(モテてない)
ワタ作

3.この曲はなぜかクイーンしなくては!と俺がはりきってハモリリードを弾いています。理由は謎。ドラムとベースだけになったり、かなりアレンジ凝ってる。まあイナ的にはどうだったんでしょうねぇ???
イナ作

4.おしゃれなシャッフルナンバー。12弦はイナが弾いてるんじゃないかな?キーボードは俺。なんとカシオトーン。イナのアコギもはいってるのでバンドっぽい。
ワタ作

5.この時のサカッキ、ワタさんのリズム隊はまじ凄いスピード感でやばい。おれがエレキギターも弾いてるので冷たい感触。ダビングされたギターもオシャレ。
イナ作

6.第一期の末期にはあった曲。なぜかリズム出ている。これもイナのアコギがあるからバンドっぽい。ホリーズとかエジソンライトハウスとかそういうものへの憧れ。
ワタ作

7.この曲はサカッキがドラムでクレジットに入れてよー!と言ってた気がする。それくらい貢献度高い。リズムギターもイナだと思うけどどうかね?短いソロは俺だな。こんな曲ができるバンドは存在しない。
イナ作

8.ポップなパブロックを目指したのだと思う。こういう構築系のギターアレンジはイナならでは。そんでおれがスタジオミュージシャンのようにエレキも弾いてる。だけどこの頃チューニング甘いよな〜
ワタ作

9.なぜこんな曲をバンドのアルバムにいれるのか謎なんだけど、ワタさんが狂ってたんだろうな。コステロの影響色濃く、旧友の笹岡がリビングにあったピアノを弾いてる。まあようやるわ〜
笹岡に参考に聴かせた曲のフレーズがほぼそのまま出てくる。そしたら参考じゃないじゃん!
ワタ作

10.これもコステロマナーな曲。リズム隊が面白いよね。かなり好きな曲だな。キーボード、ここでもカシオトーンだが俺が弾いてる。
イナ作

11.バンドに亀裂をいれたいわくつきの曲。とにかくナナヘヘイ!を1000回くらいイナに歌わせた。マジすまんかったなあ〜。ギターはこの曲からpodが導入されたのでクリア。フェンジャパのチャコールシルバーっぽいムスタング。リズムでてたら凄い曲だったかもしれん!
ワタ作

12.これぞ名作。全てが完璧。イナの12弦カッコ良いよな。さすがバーズ好き!かなり凝った曲だけどオーガニックな響きだよね。アルバムで一番人気の曲。
イナ作

アルバムのミックスは唯一俺がやっているのでチープですまんな〜。でも俺の頭の中覗いてるみたいで、好きな人は好きです。

マスタリングしたやつきいてガッカリしたの覚えてるのでマスターが残ってたらリマスターもいいかもしれんね。

まあそんなことはどうでもよいんだけど、
2023 11/11 treeberrysのライブがある。詳しくはこちらで↓
http://bargainrock.net/

追記
オムニバスにこのアルバムから別ミックス2曲提供してました!知らない人は聴いてみて。


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