ロックンロール黄金伝説20 grand funk railroad
20回目「非常にクレバーなグランドファンクの巻」
グランドファンクを体育会系とか頭が悪いなどとのたまう評論家には、たいてい耳の悪い人が多いのです。
見た目は大事だけどもそれだけで判断するのは愚の骨頂。
彼ら3人のアレンジはかなりクレバーですよ。
セカンドアルバムの1曲目を聞けばそんな事ぐらいわかるとおもうのだが、、、。
スローアンドクイック / ストップアンドゴーという、ロックの基本的なカタルシスが山盛りなこの曲は今聞いても新しすぎます。
ギターボーカルのマークファーナーさんはかなり才能あふれる人で、キーボードもいけてます。
コインの形のアルバムではかなりグルービーなオルガンをかましています。
前のバンドではべーシストだったこの人は、イメージさえよければスティーブウィンウッド並みの才人として評価されてもおかしくなかった人です。
彼を支えるリズム隊も大変素晴らしく、ハネ気味のドラムとずーっと引きずるようなベースは病みつきになります。
結論としては、超凄いこのバンドはハードロックというよりは非常にすばらしいファンクバンドとして聴くと分かりやすいかもしれません。
ほとんどの曲がサンプリング可能なほどタイトですから。
(23rd.Oct.02)
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