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ロックンロール黄金伝説49 patto

「早すぎたパトゥ ファーストの巻」

パトゥはプログレ、ハードロックで有名な英ヴァーティゴレーベルに所属していたバンドだ。

レーベルメイトで有名なのはやはりサバスだろうか?
特にこのレーベルはどのアルバムも「なんかクラーイ」とお姉ちゃんに一蹴されそうな雰囲気をもっている。(ジャケも異様なものが多い)

パトゥのファーストも例外では無く、全般的にほの暗いのだがそれだけでは無い。
ほとばしる情熱とアイデアがそれにプラスされている。

僕が思うにZEPのセカンド、サバスのセカンド、グランドファンクのセカンドと同等の真にロックを前に進めようとした人たちの作品に比類するものだと思う。

ま・さ・に!ハードロック名盤である。


のちにラトルズやケビンエアーズのレコードで活躍するギタリスト、オリーハルソールのプレイがやはり尋常でなく、世界初かと思われるライトハンドのような音が何曲かで炸裂する。

SGと思われるそのサウンドは脳みそのしわを駆け抜ける火の玉といった感じである。

あークルッてるなぁ、、、。

かと思えば彼はビブラフォンをもプレイしバンドをクールダウンさせるのだ、、、。

どう考えても天才ダネ。

あーバンドマンのみなさんはこのアルバムを聞いて引き算アレンジを学んでみて下さい。
きっと効果あるよ。
(29th.Jan.04)



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