見出し画像

日本発のスキンダイバーウォッチをマイクロブランドで出したい。

ヴィンテージスキンダイバーウォッチの深淵へようこそ。

ダイバーズウォッチのサブジャンル、かつて1960年代に人気だった「スキンダイバーウォッチ」。メーカー各社から往年のモデルが復刻されたり、マイクロブランドウォッチ界では定番のデザインモチーフとなるなど、世界で再び人気を集めています。

私も昔、すでに中古市場で高騰していたセイコーファーストダイバーの代わりのつもりで1960年代製のスキンダイバーウォッチを手に入れたのがきっかけで、その魅力にどっぷりと浸かって(溺れて?)います。特徴的なH字型のケース、ギルト(いわゆるブラックミラー)ダイヤル、装着感の良さ、そしてどんなシーンでも映える万能性。いつか自分の手で最良のスキンダイバーウォッチを生み出せないかと思い続けていました。

各社の復刻モデルやマイクロブランドの製品も素晴らしいのですが、不要な現代解釈がされていたり、ほとんどのモデルで重要なディテールが何点か抜け落ちていると感じ、先月から自分でCADでムーブメントをはじめ構成部品のレイアウトと外装デザインの作業を続けています。

「日本から最高に美しいスキンダイバーウォッチを送り出す」
「本物のライスブレスを復活させる」
というのが目標ですが、同時に選択肢の少ない19mm幅時計ベルト・ブレスレット環境の改善も目指しています。特にスキンダイバーに多い直線形状のラグにはいつも悩まされ、先日も金工ヤスリで弓カンを加工して3連ブレスレットを取り付けたりしました。

今後も少しずつ記事を追加していきますのでよろしくおねがいします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?